「熱き女竜たちの映画!なお画竜点睛」地獄の花園 Chuck Finleyさんの映画レビュー(感想・評価)
熱き女竜たちの映画!なお画竜点睛
私は熱闘バカ映画、その中での一方的な非現実ファイトが大好き。
その観戦歴はいにしえの「MR.BOO!」(ちょっと違うか…)に始まり、当時の韓流ファンからそっぽを向かれた「火山高」で好きジャンルとして再認識し、その後ワタシ的な頂点作品として「カンフーサッカー」「カンフーハッスル」「96時間」があります。番外として「七人のおたく」も好きです(但し戦うのはウッチャンのみ)。
なので最近の「翔んで埼玉」「KAPPEI カッペイ」らも外しませんし、ロシア政府特使になる以前までのセガール先生も敬愛しています。
どーでもいい前置きがレビューの大半を占めてしまいましたが、どうせ本作もその映画的ディテール描写などはどーでも良いので問題ありません。
現代美人女優(1名及び野郎4名除く)にヤンキー戦闘映画を演じさせるため(だけ)に舞台を会社・OLにして、無駄なリアル努力や説明を排した本作は、よく出来ています。まあ仮に続編を作っても物語が全く展開のしようもないので作らないでしょうが、もし作られれば観に行きます。
ただ一つ大きな難を言えば、大ボスクラスの「鬼丸」や最強・絶対者であるはずの直子よりも、明らかに「悪魔」や蘭の方がアクションのキレが良く強そうに見えること。
いや、実は一番強いのは、癒し演技の脇役とか胃腸薬のCM専門かのように“ネコをかぶってた”「青い稲妻」かもしれませんが。
いやーパワーアップした続編に期待。(無理)