「設定の面白さがすべてだったかな・・・」地獄の花園 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
設定の面白さがすべてだったかな・・・
派閥争いをしていた3グループの闘いぶりが面白く、途中までは楽しめたのですが、圧倒的強さを見せる蘭(広瀬アリス)が仕切るようになったからはトーンダウン。結局、サラリーマンを経験した者からすれば、対外的なヤンキーの戦いは会社そのものにも影響するだろうと想像してしまい、会社間の背景がまったく見えないことに不満でした。
鬼丸(小池栄子)のキャラは見事だったし、小ネタも効いていた。後半も面白くなるかと思ったけど、それだけだったかなぁ。それぞれの個性も境遇も主人公の永野芽郁のみ。伝説なんかどうでもいいんで、戦い、てっぺんを取るにいたる動機付けが欲しかった。
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