「青い稲妻は松本匡史」地獄の花園 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
青い稲妻は松本匡史
ヤンキー高校生映画の設定をまんまOLの世界に持ち込んだ覇権争いバトルコメディ。
界隈で名が通った3人のOLを頭とした会社に勤める堅気OLの主人公が、その3人を軽く蹴散らす中途入社ででやって来たOLと仲良くなり、その世界に巻き込まれるストーリー。
ロングスカートですよ、特攻服ですよ、木刀ですよ、前髪立ててデコ出しですよ、ガルフィーですよwww
OLの世界にヤンキー設定&ヤンキー映画ストーリーを敢えてコッテコテに持ち込むという訳の分からないおバカさが非常に面白くバカリズム感満載。コテコテであること自体もネタにしているしw
基本はチャラく楽しい空気感で、勿論狙った笑いどころもいっぱいあるけれど、シリアスに語れば語るほど違う笑いが込み上げてくるというね。
懲役に行ってもクビにならない会社って凄いよねw
ただ、個人的には、こういう作品で良くあるワイヤーアクションとか、人間離れした跳躍力とかの身体能力を発揮しちゃう見せ方が好きじゃないんですよね…てことで、キャスティング的にも難しいのだろうけれど、これでアクションまでしっかり出来ていれば言うことなかったかな。
コメントする