リーサル・ストームのレビュー・感想・評価
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何で評価が低いのだろう?
メルギブソンのこの映画、実はよく出来てます。
Don't believe the critics, this movie is solid and well worth seeing. It has all the trappings of a classic Mel Gibson movie, but it has some great new plot twists. Mel does something in this movie that you have probably never seen from him.
何で評価が低いのかよく分かりました。
邦題の付け方と過大な日本版予告編による先入観のせいです。鑑賞前に、多くの人が、大俳優メルギブソンの派手なアクションとハリケーンがもたらすパニック映画を期待してしまったからです。アメリカではメルギブソンはジャンルを問わず、日本では劇場公開されていないたくさんの作品に出演しています。原題 force of natureは、大自然の計り知れない力を意味しますが、奇想天外の中で繰り広げられる登場人物の火事場のくそ力を連想させます。決して目新しくはありませんが、ハリウッド映画の典型的、古典的なおもしろさが作品の中に散りばめられており、週末の映画館を騒がせてくれる痛快娯楽作、そんな出来栄えです。(アメリカのロッテン・トマトの評価は確かに低いですが、この評価機関が求めるものは斬新さと異色性であり、大衆娯楽作ではありません。)
またしても、日本の映画配給会社が見事に作品の価値を下げてしまった事が残念でなりません。
事故物件
ハリケーンの中絵画窃盗団があるアパートを襲撃しにきて、ゴッホの高音の絵画を盗む。そのアパートには訳あり住民が複数おりそのうちの一人が主役のメルギブソン。ただメルギブソンが主として活躍するわけでもなく、登場人物が多い割には一人一人の深い背景が描かれているわけでもなければ大きく活躍するわけでもないように感じる。
窃盗団のボスも主人公の警官二人を殺そうともせず、最後にあの猛獣の伏線は回収はしたとはいえ、あのくだりも早い段階で読めてしまい、なんだか見え見えな結末ありきな展開も少し魅力に欠ける。
ハリケーンの中という閉鎖空間という設定もあまり生かしきれてない感じがしてストーリーアクション共に全体的に肩透かしを食らった。
ただ今回チネチッタのLIVEサウンドシアターで見れたので大迫力のスクリーン、音響下で映画館で映画を楽しむという点においては最低限楽しめたかな。チネチッタに感謝である。
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