「普遍性が評価されたのかな。」ミナリ ごーるどとまとさんの映画レビュー(感想・評価)
普遍性が評価されたのかな。
ゴールデングローブ賞では外国語映画賞に輝き、本年度アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネート、となればそりゃあ期待して観ますよ!
普通に良いお話。だけど期待値が高かったので(あれこれだけ?)となってしまったのは事実。
韓国からの移民家族の物語は監督の実体験に基づいているとのことでそれ故に日常を一つ一つ紡いでいてとてもリアル。もちろん日々いろいろあるのだけど劇的な展開は無いので全体として畝りが足りないように感じました。
後からじわじわくるんだけどね。ほんと良い作品なんですけどね。
ずっとギスギスしてる夫妻。そこへ全く違う空気を持ってやってくるおばあちゃん。どこでもそれなりに対応できる無邪気な幼い子どもたち。その辺りの家族模様は誰もが共感できるところだし、なんと言っても破天荒なおばあちゃんがめちゃくちゃいいスパイスになってますね。
おばあちゃんを演じたユン・ヨジョンさんは助演女優賞を獲るかもね!
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