「全てのおばあちゃんに捧ぐ」ミナリ あささんの映画レビュー(感想・評価)
全てのおばあちゃんに捧ぐ
今をときめくA24が手がけたアメリカの地で逞しく生きる韓国人の家族の物語
本作のキーパーソンとなるのが、最近公開された『藁にもすがる獣たち』でも名演技を見せたユン・ヨジョン演じるおばあちゃん。
おばあちゃんとディビッドが泣かせてくれる
おばあちゃんらしくないおばあちゃんが本作の題名とも深く関係する。
また、おばあちゃんとディビッドの関係性が変わっていくところにも見どころである。
ラストの部分、個人的には小学校でお馴染みの『モチモチの木』豆太とおじいさんの物語を彷彿させた。(ストーリーは違うが)
夢見る夫と現実的な妻、揺れ動く夫婦や姉と弟の関係性、個人的には甲斐甲斐しく弟の面倒を見るお姉ちゃんの姿にもグッとくる。
本作をみて私も亡くなった祖母のことを思い出したり、、、。
ストーリーも映像も音楽も美しく是非見てほしい作品。
私は期待通りでした。
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