「クリステン・スチュワートのかわいさが極まってる」ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト デブリさんの映画レビュー(感想・評価)
クリステン・スチュワートのかわいさが極まってる
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クリステン・スチュワートが全シーン全カットかわいい。寒そうでちょっと泣きそうで鼻が赤いシーンなんかキュンとする。彼女は奇跡。映画館で観たかったなあ。
8割ずっとしんどい展開で、最後急にいろいろいい感じに決着していくの、ちょっとズルい台本だと思うけど、明るく終わってくれてうれしかった自分がいて完敗。
地域や家庭によるだろうけど、日本よりは米国のほうがカムアウトする率って高いんだろうか。隠すしかないのも辛そうだけど、オープンにする人が多いなら多いで、アビーみたいに“なんで自分の好きな人は堂々と言ってくれないんだろう”と不満や不信が募ったりもするわけで。どっちが楽っていうことはなく、今のところまだまだどっちにしろ大変なんだと思った。カムアウトについて駐車場で語るゲイの親友の言葉がとてもよかった。
あと、ライリーは人間が出来過ぎでは。こんな素晴らしい人間を、高校時代に同性愛者のストーカーという汚名を着せられただけで、真偽もわからないくせに白眼視し続ける両親だったら、そりゃハーパーがカムアウトをためらうのもわかる。アビー、ライリーにしなよって何回か思った。
ちなみに、ライリー役のオーブリー・プラザは後にテレビの人気番組で「(2020年2月の)撮影期間中、クリステンが病気になって、その後みんな体調を崩したけど、あの頃はまだコロナをそんなに深刻に捉えてなかったから笑い話みたいな感じだった」とか話していて、ちょっとウカツな人だなという感じ。それこそ<完璧>を求めたってしょうがないけど。
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