「2人の悲しいおじいちゃん」お隣さんはヒトラー? 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
2人の悲しいおじいちゃん
コメディぽい予告から、ヒトラーをテーマにコメディって複雑な気もしていましたが、コメディではなくしっかり悲しさのある作品でした
序盤はわりと軽めのストーリー展開、ラストは2人のおじいちゃんのそれぞれの抱えてきたものが悲しすぎました
立場の違う2人がヒトラーによって人生を台無しに
あんなラストにならず、2人あのままあの土地でチェスをする関係になれてたら良かったのに
でも、ポルスキーの目からはひたすら悲しさが伝わり、ヘルツォークの目はギラギラしたものを私は感じて、孤独で悲しさを抱えてきた人生でも全く違うように思いました
それを伝えるこの2人の俳優さんの演技は素晴らしいと思います
観終わって心に何かの感情が残る作品でした
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かばこさんのコメント
2024年8月17日
コメントありがとうございます。
私の方こそ、小町さんが的確な言葉で簡潔に思いをまとめられて素晴らしいと思っています。自分なんだかだらだら書いてしまうんですよ。