「贖罪の映画」ホロコーストの罪人 Boncompagno da Tacaocaさんの映画レビュー(感想・評価)
贖罪の映画
これはノルウェーのユダヤ人への贖罪の映画なのだろう。数百万人のユダヤ人が殺されたホロコーストの犠牲の中では、この映画で語られる数百人のノルウェーからの移送者はごく一部に過ぎない。しかし、もちろん一つ一つの尊い家庭の生活があり、それが奪われたことが、収容前の生活が描かれていることで心に響く。最近まで政府の公式の謝罪もなかったということが信じられないが、屈辱的な対独協力はできれば語りたくない過去だったのだろう。
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