「【"過去の過ちから学ばないモノは、滅びる。" 死の連帯責任の犠牲を払って二人が告発した事・・。苦い思いと虚しさ及びエンドロールで流れる現代の愚かしき政治家の肉声に暗澹たる気持ちになった作品。】」アウシュヴィッツ・レポート NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"過去の過ちから学ばないモノは、滅びる。" 死の連帯責任の犠牲を払って二人が告発した事・・。苦い思いと虚しさ及びエンドロールで流れる現代の愚かしき政治家の肉声に暗澹たる気持ちになった作品。】
- アウシュヴィッツから生死を掛けた脱出をした二人の意図はしっかりと伝えられていたのか?-
◼️感想
・苦い思いが、込み上げる映画である。
同胞の”死の連帯責任”の犠牲の下、アウシュヴィッツの真実を伝えようとした二人の思いは、本当に連合国に伝わっていたのか?
(二人の命を懸けた行為が、多数の犠牲の元に果たされた所業故に、尚更、苦き思いが残るのである。)
ドイツの赤十字は機能していたのか?
- 結局、アウシュヴィッツは空爆されなかった・・。
劇中でも描かれるが、二人が告発書を赤十字に提出した後も、何万人のユダヤ人の無辜なる命は、狂信的なナチスに奪われたのか・・。-
・極寒のアウシュヴィッツで殺される人達の姿をロングショットや俯瞰で写し出す事で、ナチスの冷酷さを強調する手法が、悲しいが、効果的に、観る側に恐怖を伝えている。
・自分の息子が戦死した事に怒り、罪なきユダヤ人たちに行ったライスマンの狂気の所業の数々・・。背筋が寒くなる・・。
◆ユダヤ人たちが、ナチスの所業を絶対に許さないのは、ガス室で殺したユダヤ人たちの死体を”ゾンダーコマンド”と呼ばれていたユダヤ人たちに処理させていた事も、一因である。
今作では、二人の告発書は一部しか機能しなかったが、アウシュビッツのゾンダーコマンダーたちは、密かに漸く入手した紙にナチスの所業を記し、地中深く埋めていた。
後年、その幾つかが発見され、SSもしくはナチの要職に就いていた者は、フランクフルト・アウシュビッツ裁判により、ドイツ人達から重き裁きを受けたのである・・。
<エンドロールで流れる愚かしき現代の政治家達の声、不寛容な思想を持つ者達の声を聞き、非常に恐ろしく感じた映画である。
毎年、夏になれば、日本でも過去の歴史を反省する映画が上映されるのに、今年は上映されない。何故だろう・・。
右傾化していく日本に危惧を抱いている。>
NOBUさんは、どう思うか、分からないですけど、ジム・ジャームッシュなんか、映画好きにはたまらない監督だと思いますけど、Filmarksで一番レビュー数の少ないゴーストドッグでも、3000以上のレビューがあるんです。それで、レトロスペクティブみたいな上映があると、レビューはまた増えるけど、こっちはゼロみたいな。
こんばんは、
まあ、この映画も、ほとんどが、あれですよね。
彼は、ゴジラで僕に揶揄されたんで、Filmarksに追いかけて来て、向こうは削除、ブロックが簡単なんで、やっぱり、こっにに戻って、ぼくを付け回してたんです。
いつか、お見せしたように😁んでその後もちょっとあったんですけど、Filmarksにも別の意味でサブ垢作ってね、でも、削除もブロックもしないで、Filmarksの運営