「「誰も信じるな」って忠告されてたのにミスリードしまくる作品。」ノンストップ ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)
「誰も信じるな」って忠告されてたのにミスリードしまくる作品。
序盤はアクの強すぎるコメディ調で胃もたれ気味になり、
その割に没入感弱めで、なんかハズレ引いちゃったかと思ったけど、
家族がくじで当たったハワイ旅行の為に飛行機へ搭乗し、
ハイジャックに巻き込まれてから俄然、物語にも惹き込まれて、
上昇気流に乗っかるように没入感も深まった。
その後は裏切り、裏切り、裏切りの二転三転の大展開。
冒頭で「誰も信じるな」ってセリフがあったけど、
ほんとに誰も第一印象の人物像通りじゃなくて、
誰一人信じられない人物背景の裏切り連発で、まんまとミスリードして騙されまくった自分に爆笑した。
最後の最後まで、なんだったらエンドロール辺りまで裏切られまくる。
アクションシーンも、凄いという以上に痛快爽快という印象で、
笑ってスッキリ、興奮してスッキリ、鑑賞後はストレス発散できて、
気分は上がるし良くもなる、メンタルケアしたかのような、コメディアクション映画だった。
サクッと見るには丁度いい。
強いて難癖つけるなら、コメディ部分全体が油っぽさ全開なところか。
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