プラットフォームのレビュー・感想・評価
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オチが気になるか?ならば見るな。後悔するぞ。
アイディアは面白い。
これ系の映画は、とにかくオチの出来が全てを決めると思うのよ。
だって状況がわけわかんないじゃん。
それをどう決着させるのかがずっと気になって最後まで見ました。
これはCUBEとおなじで、原理に文句つけるのはナンセンスなのは分かる。
でも、上から落ちてくるプラットフォームの動力はなんなの!?
空中に平然と浮いてますけど!?
ほんで、この異常に高い建物はなんなの。
途中台詞の中に「降りてみろよ、たかが6〜7mだ」みたいなこと言ってたよね。
てことは映画の説明にある171層の場合は、6×171=1026mよ!?1km!!
ここでは言わないが、当然穴はもっともっと深い。
どうなってんねん!!
上の層なら食べれるが、下の層ではもはや食べ物は残ってない。
同階には2人。
どうなるかは明らかだ。
それが怖い。
怖いし、気分悪くなった。
全員がちょっとずつ食べれば平和的に解決できるのだが、そんなのは無理。
自分だけが行動しても無駄。
社会の縮図だね。
さて、なんやかんやいろいろあって、最後は深く深く降りていくことになる。
映画も終盤。
いよいよ、待望のオチが近づいてくる雰囲気が漂ってくる。
クライマックスで、さらにナンセンスな指摘をしたくなるが、それも噛み殺して最後まで見て行く。
最後の最後。
ついに明かされる所で、終わる。
あとは観客の想像にお任せしますと言わんばかり。
考察系YouTuberなら垂涎の展開なのかもしれんが、おれみたいな一般人はそんなの求めていない。
答えをくれよ答えを!
世界観が好き
他にはない設定がとてもよく、人間をよく表しているなと思う。
現実を直視しなければ生きられない環境が故の人間の行動が面白い。
ラストシーンは明確には描かれないがゆえの想像の面白さもあって全体として新鮮で面白い作品だった。
【ハラハラドキドキのエンタメ要素×実用的哲学的な映画。観て、楽しんで、考えさせられる】
・2019年公開のスペインのSFホラー映画。
・牢獄のような部屋が縦に数百も広がる、とある建物。その名も「VSC(自己管理垂直センター)」。中央は上下につながる空洞となっており、一日一回、その空洞の上から食事が運ばれる。ただし、一番上のものから順番に食べていき、残ったものだけが下に降りていくシステムのため、下の階層に行けば行くほど残飯または残飯すらない状態で階層の入れ替えが行われるタイミングまで暮らさなければならない過酷な仕組みの建物。主人公ゴレンは自らその中に入ることを志願。その中で半年間耐えれば、認定証が発行され外での暮らしが有利になることが目的。果たして無事に半年間を耐えることができるのか。一体、この建物の目的は何なのか。 という大枠ストーリー。
[お勧めのポイント]
〇不思議な設定でも納得の行く世界観
〇現実世界に対するわかりやすい揶揄(現実の社会について考えざるを得ない状況を作ってくれます)
〇知識少なくても宗教色が感じれるわかりやすい表現(調べたくなるきっかけを作ってくれます)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
〇不思議な設定でも納得の行く世界観
・そもそも、こんな不思議な設定を受け入れられるはずないだろう…と思って鑑賞しました。いやいや、きちんと受け入れられちゃいました!理由は、VSC(自己管理垂直センター)という建物の名の通り、「皆が自身の欲望を管理できて、皆で協力するように行動すれば、この難局も乗り越えられるはず!なのにそうはなっていない…」という社会の縮図のような状況を収容者に体験させることで何らかの目的を遂行しようとしている、そんな管理者の意図がほんのりと漂ってくるからです。それは、収容者に対して、事実を提示したいだけなのか、反発してほしいのか、ただこの有様に気づいてほしいのか、それに気づいて奮い立ってほしいのか、、、その目的は定かではありませんが、何らかの意図があることがビンビンと伝わってくる物語構成なので、この設定にリアリティを感じます。そのリアリティが共感を生み、どうなるの?!につながって、最後までじっと観てしまう。そんな「不思議な設定でも納得の行く世界観」でした。
〇現実世界に対するわかりやすい揶揄(現実の社会について考えざるを得ない状況を作ってくれます)
・みんなで協力して食料を分ければ餓死することもなければ食料を争って殺し合いも起きない、はずなのにそうはならない。そのためには1人1人全員が自分自身で客観的にそれを考え、判断する必要がある。誰か一人が考えることや行動を放棄すれば成り立たなくなってしまう。そんなこのVSCの中の世界ですが、これって現実社会でもいえることなのか…と感じざるを得ません。
・そんな現実社会をミニマムな世界で比喩的に表現することで、まるで揶揄されているような気持になりました。「ほうら、頭では理解できても、結局できないでしょ?だってあなた一人で行動したところで変わらないんだし。聞く耳持たない人ばっかだし。ね?」と。笑 特に、面接官だった女性が最初は「各々が秩序を保てばみんなで生き残れる」と希望を持っていたのに、後には主人公に対して「本なんてよく持ち込んだわね。こんな糞よりひどい世界に」と吐き捨てる。まるで、「どんな善人でも前向きな人でも必ず飲み込まれてしまう糞のような世界なんですよ(そちら鑑賞者の世界もね♡)」、と言われている気持ちになります💦
・がしかし、ただそれを受けて気持ち悪くなるのではないんです。各登場人物の視点や台詞、物語の終着を総合的に見ることで「じゃあ現実世界を生きる私たちはどうしていくべきなのか…」と、不思議と「前向き」に考えさせられているんですよね。素敵。映画を観なければ考えなかったはずのことに、きっかけを与えてくれる、そんな意義のある作品に思いました。
〇知識少なくても宗教色が感じれるわかりやすい表現(調べたくなるきっかけを作ってくれます)
・3や6の数字の話、リンゴ、血を飲むことで一体になる…キリスト教を訪仏させるギミックが沢山です。宗教に対する知識が薄くても「宗教的だ」と本能的に感じる演出です。これを感じるからこそ、「どういう意味があるんだ」と興味を持ち、調べる行動につながる。これもまた、意義のある作品の要素になっているのではないでしょうか。
[総じて…]
・映画[Cube]や[saw]のように限定的な空間で起こるパニック的な事柄にハラハラドキドキするエンタメ要素に加えて、現実社会に対して思考を巡らせたり、宗教を調べたりと、哲学的かつ実用的な部分も持ち合わせた観る意義がある映画に思いました。ありがとうございました。
#映画 #スペイン映画 #プラットフォーム #THE-PLATFORM #2019年 #SF #ホラー #ガルデル・ガステル=ウルティア監督 #イバン・マサゲ #アントニア・サン・フアン #実用的 #哲学的
#全体3.4 #物語3.4 #演出3.4 #演技3.5 #配役3.4 #映像3.4 #音楽3.4
55点
映画評価:55点
思いの外、深い内容でした。
この作品は、
プラットフォームタイプの建物からの脱出でもなければ、その謎解きでもありません。
そういった内容なのかもしれないと
誤認させてしまいそうなパッケージ詐欺で、
低評価になっているのかもしれません。
(実際はそんなに悪くなかったです。)
じゃあ、どんな内容なのかと言えば、
上から下へと食事を橋渡しにしていくだけ。
それだけの話し。
それ以上でもないし、それ以下でもない。
たったそれだけのテーマなのに、
奥深く、とても興味深かったです。
手付かずの大量の料理、
上の階層の人間から食事を取っていく。
どれだけ食べてもいいし、手をつけなくてもいい。
たった1つのルールはお持ち帰りしないこと。
全員が食べ過ぎなければ、
一番下の人間にまで回るようになっている。
でも半分も回らないうちに料理は無くなる。
何か地球の縮図のような、
そんな変な妄想に駆り立てられます。
この作品自体は余計な事に脱線しがちですが、
それもまた作者なりの意味があるのでしょう。
とりあえず道徳もないし、
グロ系ですので苦手な方は観ない方が良いです。
【2022.7.17観賞】
何から何まで不条理だ。決して何かを口にしながら観る映画ではない。それは明らかだ。
謎のタワー?に何故か?閉じ込められた人々の物語。
物語は縦方向の移動限定のタワーでのお話に終始するの。
各階層には、ふたりづつが閉じこめられているようで。
キューブに着想をえたこと、それは明らかだ。
どうやらこの部屋に入る過程には、各々が抱える、とある事情を解決したいがための理由があるみたいなの。
主人公ゴレンは何だったけな?何かの認定証を欲しいと願ってタワー?に入ることを望んだようだったと記憶しているです。
何故か?食料だけは上の階層から順番に落とされてくる“プラットフォーム”に載せられた食料のみが与えられて。
上の階層がら順々に降りてくるものだから、下に降りるごとに残飯指数が跳ね上がっていくわけですよ。
しかも、ひと月経てば自分の意思とは無関係に、気が付いたら別の階層に飛ばされているという不条理の極み。
上に行ければラッキー、どん底に堕ちれば地獄みたいな。
部屋には水道も髭剃り用のカミソリもベッドもシーツもあるんですが。
他に部屋にある時は、自分が希望して選んだたひとつの物だけで。
主人公ゴレンの選んだ物はドン・キホーテの物語の本。(なんでやねんw)
ただひとつのトラップを除けば、他には何もないんですが。
中にいるかぎり、ずっと残飯を貪り喰わなければならないという生理的にめっちゃ厳しい拷問。
残飯を食べること以外には何することがないという、ウェットで陰惨な拷問。
これがまた、きっつい絵面だのなんの。思わず「おぇぇぇ~っ!」って吐きそうになるの。
与えられた食べ物を余分に取り残すと、部屋がオーブンのように熱くなったり、冷凍庫のように寒くなったりするくらいが部屋のトラップで。
下層では飯粒の欠片にさえもありつけない訳ですよ。
(ここまではまだまだ序章に過ぎなかったのですね…このあと、トンデモなえげつない展開になるです)
生き残るために食人すら選択せねばならぬ惨たらしい現実がきたもんだから、さぁ大変!
実際ね、人肉を食んでいるシーンもあるの
((((。ィ゚Д゚))))ガクガクブルブル
しかもね、手に握られた人肉にはボカシの処理が入っている分、余計に恐ろしい絵なの!
「人喰ってますけど、何か?」みたいにしれっと食べてるのよ!人肉をだよ!
((((。ィ゚Д゚))))ガクガクブルブル
もうヤだよ!この映画!そうでなくても今、気分がめっちゃ滅入っている時なのに!
なんちゅう鬱系映画をチョイスしてしもたんや!なんちゅう!
これ『アシュラ』観てるんじゃないですよね?
人肉を食むをことを頑なに拒んでいたゴレンも、やがて蛆の湧いた腐肉を千切っては口に運ぶようになってしまったのは、めっちゃキツイ!(ここ、現実なのか幻覚なのか、定かではいようなのですが)
てか、物語の半分は、厳しい現実とも幻覚ともとれない不条理な展開なのね。
とにかく訳わからんのです。
最初の階層一緒だった老人が(とっくに殺されています)終始狂言回しのように意味ありげな言葉をゴレンに語りかけてくるです。(現実?幻覚?)
で、様々なキャラクターが登場してはフェードアウト(死んで)ゆくわけです。
何かの啓示?を感じたゴレンともう一人の黒人男性は、最上階に行くための手がかりを得るために、最下層目指してプラットフォームに載って降りていくのですね。
最下層には何と!…衝撃の展開に!この先あと少しを書かないのは、「書かない」のではなく「書けないから」なんですね。
イミフすぎて。最下層に向かっての旅は宗教的色合いも帯びているように思えて。
そこで終わり。
何の説明も、何の救いもないまま物語は終わるです。
ここもキューブに似ているのは明らかだ。
こういう不条理系の映画は大好きなんですが、今作は“食べる”という非常にウエットな要素が加わるので、生理的にかなり厳しい作品でした。
神経を逆なでするような、不気味で怖い音楽も加わってです。
気持ちが滅入っている時には観るべきじゃないです。
あと、食事しながらは、もっての外!
それ以前にお行儀が悪いのは、明らかだ。
そして、やはりエスカルゴは食べず嫌いです。
ルール設定がなぁ…
訳の分からない状況に放り込まれて脱出する系の作品大好きなんです。
でもそれは、理不尽に放り込まれた人達を応援したり、攻略のルールがあるから面白いんですよね。
ところがこの作品は、
放り込まれた状況が自主的だったり犯罪者だったりと明確、
自業自得じゃーん。
月毎の階層決定も善行すれば上へとか、
全ての階層の人間に、決められた期間食べ物が行き渡るように過ごせれば全員解放、
とかのルールがあるなら施設の意味も分かる。
でも、結局任期満了しなけりゃ出られないなら、そりゃカオスになりますよね。
施設の目的が全然伝わらないのに、
「格差社会」とか「人間の業」的なメッセージ性がありそうな感じで描いてるのが鼻に付く、というか訳ワカメでした…
設定は面白いんだけどなぁ。
オチが少し…。
予告動画で「めちゃくちゃ面白そう!」となって観ました。
・この階層は「200」までしかないと告げた元職員の女性(2人目の同室者)。
しかし目を覚ますと202。自殺をした女性から階層が映されるシーンの絶望がとても良かった。
・バハラト(3人目の同室者。黒人)が可哀想。
主人公の行動で致命傷を受ける、250階層より下がある…。
まぁそもそも最初に助かることが出来たのが主人公のおかげではあるけど。
・子どもが333層まで何故生きられていたのかが分からない。
あの子は幻覚とかではないのかな?そして猛スピードで上がっていくのに
起きないのにちょっと笑った。
最後、「君は必要ない。運び手は必要ない」と言われ、トリマガシ(幻覚)と立ち去るシーンは良かったですが、物足りなさが凄かった。
でも観ていてドキドキそわそわはしたので★3。
何階層もの
プラットフォームが現実の世界を表しているのか。
上層階層は食うに困らず食べ物を贅沢に、中間階層も何とか食える上層階層が手をつけない程度の物。
下階層に行くに連れ、食べることが難しく、そのせいで生きるために争い暴力的になってしまう。
というのを、表現した映画なのか?
もっと、割りきってスリラー系に振ったほうが面白かったと思う。
とりあえずグロい
建物の仕組みは気になるけど
そこは置いておくとして
よくこんな話思いつくなと思いました。
凄いのは舞台
舞台の見せ方にこだわった結果
伏線回収がままならなかった感じの作品
なんか惜しい
パンとワイン
たしかにね、そりゃ食べたものが”血肉になる”って言うけどさっていう。
「食べる」ことに象徴される、人間が生きること自体の業と、
それこそ階層社会で虐げられることの壮絶さとっていうシチュエーション・スリラー。
ちょっと1回みただけだと理解しきれない部分もあるんだけど、
降りてくる女性の存在とか、小型犬のアレとか、少女の存在とか
まぁ考察しがいのある作品なんだろうなって思う。
ただね、僕はちょっとしばらく2回目は見たくないかなっていう矛盾。
頑張ったよ! 自分…
prime videoにて字幕版鑑賞。
途中、何度もリタイアしそうになりながら、数日かけてなんとか最後までたどり着きました。
かなり辛かったけど、指の隙間から覗きながら頑張りました!
題材とかシチュエーションは好きなんだけど(皆さんが比較してるCUBEも大好きな作品♡)直視出来ないグロさがとにかく辛かったです。
食人系の『グリーン・インフェルノ(2013)』はわりと普通に観れたんだけどな…😅
道徳の授業とかで観せるべき
上から降りてくる残飯。それを制限時間内に食べ、持ち越しは出来ない。
その意味を知った時から始まるサバイバル・・・・こういうシンプルなのが一番面白いなあ。
リミットだっけ?埋められて助けを求めるアレとか、結局生存本能に訴えかけてくる映画って無条件に引き込まれるよね。
はじめは残飯の汚さと同居人のキモさに「あの、俺は良いっす…」てな感じなのだが、当然腹は減るのでそんな事も言ってられなくなり。
しかし、そんな残飯でも”まだ有り難かった”という事実を後に痛感する事になる、”階層チェンジ”。
これによって『食える者たち』と『食えない者たち』に分かれ、それらが入れ替わり立ち替わることも描写されるエグさ。
明日は我が身。なんで上の奴らは傲慢なの?でも上に行ったら自分らもそうなっちゃうんだ。
そもそも、ちゃんと必要な分だけを食えば全員に行き渡る分量なのに、一桁階の連中からして踏み荒らして汚く食う。
これは一体何故なの?と疑問に思った方も多いでしょうが、別に目の前に食べ物に夢中になっている訳では無いと思うんです。100階以上の人達ならともかく。
これは同居人の爺さんが言ってたように”どうせあいつらもやってる”という事なんです。
つまり、下の階層に居た頃の鬱憤として無意味な嫌がらせをしているという、なんとも人間の醜さと言いますか虚しさと言いますか。それをされた連中が今度上に行くと、そいつらがツバやクソを吹き掛ける。
食べ物に夢中になっているのではなく、わざと汚く荒らしているって事なんですねえ。ほんとヤダなあ。
短い制限時間がよりそれを助長しているとも取れます。
富める者、と言うよりもカースト上位の人間達は苦労せずに幸せに、だけど下の人間達を見下している。そして下の者達を虐げることが出来る。
一方で、下の者達は中抜された富を、おこぼれを預かり、虐げられ、そして反撃することは出来ない。
そんな彼らも入れ替わると同じような役割に落ち着き、結局上の人間も下の人間も立場が違うだけ。本質的には同じであることが示されています。
なんか進撃の巨人の歌でこんな歌詞がありましたね(笑)。
更にミソだと思うのは、そんな彼らは上も下も一階層分しか違わないってことです。ほんの一階、6メートルしか違わない間に絶対的な階層が有る。
それはつまり、目くそ鼻くそ同士でいがみ合っていて、本当の支配者である『最上階の料理人達(管理者達)』は蚊帳の外だという事です。
我々平民は平民同士でいがみ合っていて、本当にこの世界を牛耳っている支配者層には一切ダメージ無し。
でも、そんな支配者層達の富(料理)で生かされている。
何とも虚しいゼロサムゲームをさせられている訳なのです。我々がその支配者層に訴えかけるには、団結してパンナコッタを届けるしか無い。
いやあ~素晴らしいメッセージ性だよ。邦画じゃまず無理だね。
発想はいいのに
ありそうでなかったワンシチュエーション映画。
何を見せようとしているのか意図は伝わるものの、聖書等を愛読している人間でなければ謎な部分が多すぎてラストも消化不良で終わる。
それでどういう事?
という感じで他の人の考察等を見て聖書に触れる機会が出来るのはある意味いいのか…
ただ自分の場合、やはり映画は見終わった時点で感動したり笑ったり考えさせられたり。
胸糞映画を見た時のモヤモヤでは無く、意味が分からないモヤモヤが残る作品は苦手。
気持ちよく映画を見てその場で完結できて楽しみたい。
こういう雰囲気や展開は好きなので、難しい聖書の内容を織り込まないで簡単簡潔に作って欲しかったです。
例えB級になろうとも。
惜しいです。
むずかしい。。
みなさんのレビューを読んで、
作品の意図がやっと分かりました(⌒-⌒; )
CUBE系との声がありますが、
CUBEの方がまだ分かり易いです。
謎の部屋に、不気味に降りてくる食事、
ランク付けられた階層など、予告を見る限り、
どんな話しなのかとワクワクしますが、
単純なスリラー系が好みのわたしにはちょっと物足りなかった。
でも、風刺映画だと思って観ると、めちゃくちゃ奥が深いストーリーな気がしてきます…が、なんとも消化不良な作品でした。
聖書にかけたグロ映画
ずっと気になっていた映画でしたが、かなりヤバめの映画でした。絶対家族とは見れません。
聖書上のことばや流れをかなりエグい表現で表していました。
私はキリスト教の学校に10年以上通っていたので納得できる展開でしたが、聖書を詳しく知らない方からしたら意味わかんないグロ映画だと感じると思います。
それなりに面白かったです。もう見たくはありませんが。
飽食の階層社会。
縦に連なる閉鎖された部屋に監禁されている人々。上階から下りてくる"食卓”。上層の階の人間は腹いっぱい食べられるが下層にいくほど空腹に…。
ルールの裏に蠢く暗い欲望。ぞわぞわする感じが私の大好きなソリッドシチュエーションスリラーで大満足。
「お前は生きた食糧だ」
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