劇場公開日 2021年1月29日

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「過激な切り口で伝える、人類へのメッセージ」プラットフォーム パプリカさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0過激な切り口で伝える、人類へのメッセージ

2021年2月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

人類の現状を模した穴で繰り広げられる、上の者と下の者、窮地に立たされた人間の本性。
異質な穴だが、繰り広げる内容は人類がやっきた事、やってる事でしかない。

こんな世の中で追い込まれてもなんとか生き延び、そして血の味も知ってしまった。
罪にはならないが、生きるためにしてしまった数々の事柄。
まだ生きてる、じゃあ次にあなたは何をする?
そう問いかけられている様に感じた。

直接的な映像の雰囲気から特別な嗜好の方々を刺激するのかもしれないが、厳密には飢餓、生存の為の人食はカニバリズムに含まれないらしい。

最近なら真っ先に浮かぶのはRAW、まさにそれの高揚感を上手く表現した作品だった。

パプリカ