「やはり王道パターンをはずさなかったことに安心」コンフィデンスマンJP 英雄編 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
やはり王道パターンをはずさなかったことに安心
「コンフィデンスマンJP」ってドラマの時から好きで観ているのだが、基本パターンはどれも一緒。騙そうとして、逆に騙されそうになったり危ない目にあって、でも最終的にはそれも計画のうちでしたってやつだ。題材や演じている役者たちは変わってもそれは変わらないと思っていた。
ところが本作は3人の対決という形を取っているので、同じシーンをそれぞれの視点から語られる。去年やった「最後の決闘裁判」と似た感じ。いや、少し変えてきたなとは思ったが、結局基本パターンは同じだった。でも嫌な気分ではない。なるほど、こんな話もありだねと思った。
細かいところに目が行ってしまうクセがあって、「99.9劇場版」でブルース・ウィリス(のモノマネ芸人)がいることが気になったのだが、本作もジャッキー・チェン(のモノマネ芸人)が映っていることが気になってニヤニヤしてしまった。そして、一昨年亡くなった2人に対しての配慮があったことにも。こういうのいいよな。なんか嬉しくなった。
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