「『おもしろい』だけに惑わされるな」コンフィデンスマンJP 英雄編 yumさんの映画レビュー(感想・評価)
『おもしろい』だけに惑わされるな
この作品の大ファンで、公開を楽しみに、初日に観劇させていただきました。
今回は少し難しいかも、とだけ綴らせていただきたいと思います。
一緒に観に行った友人は「とてもおもしろかった」と言っていましたが、
おもしろいで片付けられる程簡単な構成にはなっていません。
そのため、「おもしろいにだけに惑わされるな」という強めな題名とさせていただきました。
といいますのは(結局少し語ります)
今までの少し棘もある勢い騙しの「コンフィデンスマンJP」ではないということです(褒め言葉です)。
今まで通りのテンションで観に行くと100%置いていかれる、といっても過言ではありません。
第三作品目としてとても素晴らしい作品だったと思います。
そして、第四作品目以降も想像させていただける暖かさを感じる作品でもありました。
プリンセス編に大涙だった私もさすがに今回は泣かないだろうと思いながら観させていただきましたが、
『あの人』の『あの物』には目頭が熱くなりました。
大好きですから。
また、本当か嘘か今や分からないご時世(?でもあります)ですが、
今回の作品はほぼ全て日本で撮影されたとか…?
(本当かは定かではありません。。)
きっとここはCGなんだろうな…?くらいにしか無知の私には分からず、
どれだけCGが力を強めているか、と思うとスタッフ陣の強さと愛情をとても感じました。
芸術の良さはどのような人物も生きている、又生かされている、ということでは無いでしょうか。
当たり前のようで当たり前と思ってはいけないその素晴らしさを改めて教えていただきました。
見終わったあとスッキリすること間違いなし!な作品です。
それはもちろん演者の皆様のお力もあってこそ、ですね。
これからも是非続いて欲しい作品だと思いますし、この作品のように役者が全力で茶番をやり尽くす作品が増えてくれたらという気持ちにもなりました。
ネタバレなしにしたいのでここまでで!
OKと言われたら、すぐに全部話してしまいそうなので!