竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
全618件中、561~580件目を表示
ストーリー20点、音楽100点
◆良かったところ
・音楽が素晴らしい。どの曲も心に響く
・仮想世界のキャラデザが全員魅力的。ただ竜とベル以外はほとんど長く映らないのでじっくり見れなかったのは残念
◆悪かったところ(時系列バラバラ)
・全体的に何が伝えたかったのか不明
・飼い犬の前足がなかった理由は?
・しのぶくんカッコよかったけど居なくても良かった。
・虐待されてた子達の結末は?あと弟が知的障害者っぽくする必要はあったのか
・ベルが竜に惹かれてるわけじゃないのに竜の正体を知りたがってたのに違和感。すずはしのぶくんが好きなのに凶暴な竜を初期の段階から「あなたは誰?」って気にしてる。竜に惹かれてるなら分からなくないけど、少し強引な気もする。
・おばさま合唱団がベル=すずと知ってたけどいつ気付いたのか描写なし
・美女と野獣意識しすぎたかな。事前に知ってたけど城のシーンはびっくりするレベルで美女と野獣。
・ベルが出現する前に歌姫だった白髪ポニテの子(名前忘れた)が普通の子って設定いつ出てた?「私と同じで普通の子じゃん」って言ったからオリジン出るのかと思ったけど出なかったし。
もしかしたら小説版で明らかになっているのかもだけど、小説ありきの映画とかどうかと思うので小説版は読みません。
音楽が良かったので鑑賞して後悔はないですが、もう一度観たいとは思いませんでした。
円盤も買わないですが、サントラは購入予定です。
美女と野獣
始まりは、座席にいるのにまるで動いてるような感覚。楽しい꒰* ॢꈍ◡ꈍ ॢ꒱.*˚‧
歌も素敵だし、キャラクターも素敵だし、見てて楽しかったです。
途中、美女と野獣みたいな感じ?と思う場面がありましたが、それはそれで素敵でした。
最後は、ちょっとこれで解決したのかな?🤔と引っかかる終わりでしたが、またいっか…です。
IMAXでもっかい見たい❗
残念なストーリー
高知県で父と2人で暮らしのそばかす女子高生・鈴は、幼い頃に母を事故で亡くしてから、大好きだった歌を歌うことができなくなっていた。ある時、友人に誘われ世界で50億人以上が参加してる仮想世界「U」の中で、鈴は「ベル」というアバターになり、自然と歌うことができるようになり、世界中から注目されるようになっていった。そんな彼女の前に、竜が現れ・・・てな話。
これストーリーが疑問だらけで、なんで?、の連続だった。
50億の中から竜を探す???とか、高知から東京へなんで女子高生が1人で行く???とか、東京に着いて、子供たちは普通に外に出てるのに、鈴の頬から血が出るほど指で引っ掻いた父は???、虐待の顛末は?など、疑問と散らかし放題のストーリーに唖然とした。
映像は綺麗だし音楽も良かったので余計に残念な脚本だった。
主人公鈴とベル役の中村佳穂は歌も素晴らしかった。
内容は薄いかなと思いました。
・ベルがカリスマ的存在になったところ。
・忍くんと合唱隊のみなさんはすず=ベルってどのタイミングで気づいていたのか。
・すずが助けに行った時、なぜ兄弟は外に出てきていたのか。
『こうだからこうなっている』っていうのが分かりづらかった。
だけど音楽や映像で感動しちゃう人なので、歌のシーンではジーンとさせられてしまいました。
映像と歌を楽しむ
予備知識無しに予告編とCM見て見に行きました。
ネット空間はサマーウォーズの発展型という感じですが、描き方が全く同じように感じたので、もうひとひねり欲しかったですね。
それでもIMAXで見たので相乗効果か映像に引き込まれます。歌にも引き込まれます。
ストーリー展開としてベルが竜は誰?となるところは少し唐突だし、予備知識なしに見たことがない美女と野獣オマージュと気づいてしまうのはなぞり過ぎと感じるかは意見が分かれるかもしれません。
細かいこと気にせず楽しめば良いかなと見てましたが、突然の児童虐待で重い内容がぶち込まれます。この重い内容が終盤にかけて出てきてどう解決するのかと思いきや、あっけなく解決。かなり拍子抜けでしたね。
エンタメ作品として気軽に楽しむには重いかな。
映像と歌へは楽しめますが、振り切りが中途半端に感じてモヤモヤしますね。。
とても美しい映画でした
中村佳穂さんの声はとても魅力的。力強さと儚さと、歌の上手い人はたくさんいるけど、息をするように唄うという中村さんの歌声がまず好きになった。YouTubeで始めのパレードみていたけど、大きなスクリーンで観ると感動して鳥肌たった。普段の地味な女子高生とのギャップも良かったと思う。
すずの回りのキャラクターが個性があって良い味出してる。
竜の正体は直感で当たってた。
凶暴さは、本来の人格が現実世界からの逃避とその状況に抗っているものだと想像できたし、ベルとの抱擁シーンでみせた幼さもあったし。
『U』の世界からも“竜“の姿を与えられた彼は、やはり孤独で絶望的な状況にあったのだろうけど、ただひとりの為にヒーローであろうとする彼をベルが現れるまでAIだけが保護しようとしていたんだなと。
佐藤健くんの声、とても少年で余計に悲しみが伝わってきた。
私はおばさんだから、親として大人としての気持ちが強く出てしまうけど、バスの中でのすずとお父さんとのやり取りに涙がとまらなかった。役所さんの声が凄く響いて。
カンヌで上映されたし多くの映画人に知られる作品になって、これから色んな国で上映されることになるんだろうけど、美女と野獣的な見方ではなくて、踏み出す勇気だったり、伝わらない心の叫びだったり、そういうのを少し頭に置いて観て欲しいなと、やっぱりおばさんだな私。
良いんだが、要素毎で気になる
映像は、非常きめ細やかで綺麗
3Dの動きもこれまで見てきた中でもかなり力が入っていた
だが、だからこそ気になるシナリオの要素が目立つ
例えば忍くんは何時、鈴ちゃんを好きになったのか?
きっかけが分からない
次におばさま方、塞ぎ込みな鈴ちゃんの家に行く描写などが無いから、何の人脈なのか、ラスト付近の母親の写真からしか分からないし、なおさら鈴ちゃんを放置している様な錯覚もあり、手放しには良いキャラと認め難い
他にも竜に惹かれた理由も後半のカットで映しているが、やや弱いのではないか?
恵君の父親が引いた理由も察しは付くが、もう少し描写があっても良い気がする
といった、シナリオ面では映像と真逆で薄い密度の部分が特に目立つ
それさえ無ければ高密度な映像と、部分的に作り込まれたキャラクター達が、この映画を昇華しただろうからこそ、本当に惜しい
という訳で、3.5としました
サマーウォーズの先の世界観
「サマーウォーズ」の世界観をすすめていて、仮想現実の世界は「美女と野獣」という感じの話
さすがにちゃんと感動したなあ。現実パートが細田守らしい丁寧さがいきていた。
最初に違和感しかなかったディズニー的なアバターと現実世界の落差もアニメでは踏み込んだ後半の内容を考えるとありかも。
ディズニー的なポスターに釣られて子供連れて行く作品ではない、ファミリー映画ではないなあ
しかし‥2時間くらいのアニメでキャラクターデザインが統一されてないの見づらい気もする
細田、お前もう脚本から降りろ
同級生その1「その音楽聞いたことあるわ!」
同級生その2「その音楽が流れてる地域が分かるわ!」
同級生その3「そのビルが映ってる場所は見たことあるわ!」
終盤の大事な展開の時にこんなバカみたいな脚本しか書けないならいい加減に物書きとしての才能がないことに気づこうや…
今からまた奥寺佐渡子に頭を下げて脚本を書いてもらった方がええやろ
テーマも児童虐待、家族、青春、ネットリテラシーと全ての要素がとっ散らかしすぎてまとまってもいないしな
あと最後のショタを助ける展開はどう考えても家の場所がわからないスズが外で歌ってそれを兄弟が聞いて外に出てくるってのが普通にいいだろ?
何で勝手に兄弟が外にいるねんアホか…
お前ってほんとエンタメってもんをわかってなくてガッカリだわ
睡魔に…
襲われてしまいました。つまり、期待したほどではなかった、ということかと。
番宣とか予告では面白そうだったのだけど。
ベルとして人気が出るのがめっちゃ早い。ま、それはいいとして。そこは面白いから。
でも、いきなりの竜。そしてあなたは誰?誰?攻撃がしつこい。なぜ最初からそんなに気にする?
そこからなぜかつまらなく感じ、睡魔の第1波…。
細田作品特有の学校の風景とかは好きだし、バーチャルワールドはきれいで圧巻なのだが、竜が追われたり戦ったりするシーンは別物のようで。正義の味方軍団のセリフなどはこっぱずかしい。昔のアニメに見えてしまった。
あなたは誰誰攻撃はずっと続き、執拗に追いかける。なにがそこまで固執させるのか、竜だけ特別なのも最後までわからず。「美女と野獣」を彷彿させるシーンでは笑ってしまったな。睡魔第2波。
そして家探し。防災無線?タワマン2棟?田舎の一軒家じゃないんだからさ、そんなにすぐに見つからんよ、と言いたくなるが、すぐに見つかるし、会えちゃうんだな。緊急事態なのに高知から長距離バスでの移動…開いた口が(笑)
合唱グループのおばさま方、鈴がベルだとなぜわかってた?アザってマントの模様のこと?
なんで?と思い始めると色々キリがないのだが、ずっとモヤモヤして仕方がなかった。
全ての唐突さがバーチャル映像にごまかされそうに。でも大丈夫。すぐに我にかえり、騙されていない自分にホッとし、またモヤモヤ。その繰り返し。素直に感動できない自分のせいなのかなぁ。
余談だけど、斜め前の男性(若い?)がベルが歌うシーンで涙を何度も拭いていて、気になってしまって仕方がなかった。先に感動されると余計にダメなのかも?ピュアじゃない自分にがっかり。
新しいものを生み出すのがクリエイターなはず。
年々アニメーション技術が上がってきて、より『映像美』に着目する傾向がある。その点本作の映像と演出に関しては素晴らしいものを感じる。しかし、細田監督特有といえばそれまでだが、少しオーバーなリアクションで見せたり、大所帯にしてクライマックスを壮大にスケールアップしたりする傾向について、過去作品の焼き回しにしか感じられない。特にサマーウォーズを意識させたような導入部やクライマックスについて、それは僕たち観る側が求めているものを寄せて作っているという印象を抱いてしまう。実際はその逆で、新しいものを生み出してこそのクリエイターなのではないだろうか。今更過去作の引用など無意味と言える。他にも時をかける少女を象徴したような背景があるがそれだけではない。某ディズニー映画を思わせる演出、シナリオについても同様で細田監督の新しい部分が本当に少ない。おそらく歌を生かした演出くらいなものだろう。また、サマーウォーズでは陣内家の特性が存分に活かされていたゆえに、どれだけ大所帯にしようとも一体感があった。本作ではまるでそれがない。叔母さま連中に、クラスメイトの男女カップルも特段必要だったかというとそうではないはず。いてもいなくても変わらないならいない方が良い。シナリオの鉄則だと思う。他にも主人公が人前で歌うことが苦手だということ、あまりに説明不足のまま進み、展開と同時に情報が提供されるため、話運びが理解しにくい点があると言える。ただ、皆隠して抱えている悩み事や不安はあるといった1つの主題に対しては十分に役目を果たしていて、全体としては首尾一貫している面はあると思う。周りの方の意見を拝見してみても、『?』が浮かぶような感覚があるということだが、最も分かりやすいところで、虐待を受けている兄弟がいて、なぜその兄弟は家を飛び出していたのだろうか。話の展開としては仕方ないのかもしれないが、過剰に息子を縛り付ける父親が全国ネットで醜態を晒したのち、息子を部屋から、ましてや家から逃すなどあり得るだろうか。この作品のポテンシャルは歴代のアニメーション映画の中でもトップクラスであることは間違いない。作品の方向性や内容、主題も大いにタイムリーなはずだ。ただ、やはり100点に限りなく近い映画は映像や声優、俳優の演技の前に土台となるシナリオが如何に大切であるかということを改めて感じさせてくれる。
(989文字)
良く言えば「尖り」悪く言うと「雑」
待望の細田守作品
…といっても自分は観たことが無かったので
公開までに一通り過去作を観ておくことにしました
時をかける少女から未来のミライまで観て
細田作品には共通した世界観があり
そこを知りながら観ていかないとテーマが
わからない部分もある印象でした
個人的に一番良かったのは
「おおかみこどもの雨と雪」
いきなり狼男というファンタジー要素を提示
したおかげで世界観がつかみやすくメッセージ性も
明確でわかやすかった
「サマーウォーズ」は後半のスパコンや池に漁船を
運んでくる展開でなんか白けてしまいました
人類の危機だから急にそういうなんでもあり展開に
なっちゃったのだとすれば
この監督そんなデカいテーマは向いてないと
いう気がしました
バケモノの子は渋谷にまたがる2つの世界を
九太が普通に行き来し始めてから白けたし
未来のミライは30分くらいで
エピソードが区切れており
必然的に4歳児が有能にならざるを得ず
奇妙な作品に見えました
で今作の感想は
ネットの仮想空間などこれまでの細田作品
のエッセンスを踏襲した
ビジュアルは素晴らしくスタジオ地図の
底力を存分に感じることが出来ましたが
そういう過去作からの世界観からの応用
なしではキャラクターの行動が突飛で
つかみづらい部分もあり見終わって
よくよく考えるとチグハグさが残る
感じでした
高知の片田舎で暮らすそばかすの少女すずは
幼い頃大好きだった母が洪水で川の中洲に
取り残された子供を助けるために死亡
無謀だと批判する意見も多く
なぜ母が他人の子供を助け自分を置いて
死んでしまったのかを理解できぬまま
塞ぎ込んで父との関係もうまくいかず
コミュ障一直線の毎日を過ごしていました
細田作品ではお馴染みの超遠隔地から
通う高校は田舎とは思えない全く普通の高校
には幼馴染みで人気のある忍や
陽キャのカミシンに学校一の美人のルカ
などにコンプレックスを抱く日々
そんなある日親友のヒロに進められた
もひとりの自分になってなんでも自由だ
と謳うSNSアプリ「U」をすすめられ加入
UはサマーウォーズのOZにだいぶ似てますが
アバターを任意で作れず本人の容姿から
自動的に生成されるシステムのようで
いきなり思い通りにならないんですけどと
実在したらその時点で非難囂々だろと
思っちゃいますがまあいいとして
すずはUだとそばかすのある絶世の歌姫「ベル」
そこで現実世界では出来なかった歌を
思う存分歌うとたちまち話題が拡がり
50億人のフォロワーを付ける事になります
これにより自信を付けたすずは現実世界でも
元気が出てきて生活に張り合いが出てきます
そしてネットワーク内でのコンサートの日に
迷い込んできたお尋ね者の「竜」がコンサートを
台無しにしますがベルはその竜に惹かれる所が
ありネットワーク内を探し求め会うところから
すずとベルを巡る運命は急転していきます
Uの世界は現実のSNSの世界の現実を示しており
ひたすらリア充を装う者や特定ユーザーへの信者やアンチ
秩序を振りかざし取締りに躍起になる自治厨など
あるあると感じられるところに
OZの頃より現実のネット世界が浸透して
状況が変わったんだなと思わされました
仮想空間の自分は現実世界と別人になれると
システムは謳いますが結局行動原理は一緒で
中身は一緒という事のように感じましたが
あんまりこの映画はそのUの世界と現実の
登場人物がみんな仮想世界で繋がってるわけでは
ないのでどうも印象が薄くなっている印象です
世界的アプリらしいですが結局
すずとヒロしかやってないっぽいのは
物語としてどうなのか
竜の正体に会いに行くシーンも取って付けたように
場所を特定し急がなきゃと言ってるのに
深夜バスだったりお金どうしたのかとか現実世界の
現実性をすっ飛ばした展開に置いてけぼり
細田作品は後半にシナリオがだだくさになりますが
今作もそうなっちゃってる感じでした
別に大阪とかで良かったんじゃないかなぁ
リアリティとファンタジーの境目が曖昧なことで
観ている側はどこに視点を置いていいのか戸惑うところに
描写とことん引いたカメラで客観的と
ちぐはぐな感じになってしまうのは今作も変わらず
悩ましいところでしたが
未来のミライやバケモノの子よりは
まとまってたかなという気だけしました
イマイチ
細田守といえばネット世界の描写と甘酸っぱい青春の描写、そして家族愛だと思っています。
ネット世界のデザインは綺麗で良かった。
主人公以外のアバターは可愛くて、細田守!って感じでした。
(人生はやり直せないけど、usなら〜というコンセプトは少し疑問が残りましたが)
主人公は青春の香りがしないのですが、カミシンが超絶青春します。(ものの5分とかですが)
甘酸っぱくて可愛くて最高です。
改札のシーンはニヤニヤが止まりませんでした。
時かけとサマーウォーズを思い起こす良い表現でした。
(2人がなぜお互いを好きなのか描写がなかったですが、脇役ですしご都合主義は仕方ない…かなぁ)
家族愛はイマイチ書ききれていなかったかなと。
お父さんとうまくいっていない所はもう少し丁寧に描いて欲しかった。
一方、他の方の意見にもありますが、内容を詰め込みすぎててとっ散らかってます。解釈の余地を残し、見る側に解釈を委ねる、とかそうゆうんじゃない。
投げっぱなし。
小説の描写を拾いきれなかったのでしょうか。
見てる側が置いてきぼりになります。
各キャラも掘り下げが薄く、何かと半端。
メッセージ性はあるけれど、どれも中途半端で伝わりにくかったかなと思います。
美女と野獣のオマージュは本当に寒かった。
前後と噛み合わせがチグハグ過ぎて共感ができない。
アナ雪と美女の野獣のキメラ作品が突然混ざり込んできたな、という印象。竜なんて悪役な設定どこいった?実は深い理由があって致し方なく…って感じもない。
ベルのキャラデザは世界観に合わなくて最悪、主人公の心理描写も雑で、とにかく主人公の魅力がない。あの主人公に共感できる人は稀じゃないでしょうか。陰キャっぽく仕立てたかったのかもしれませんが、ただの厨二要素を詰めたつまらんキャラでした。
厨二、なろう主人公は流行りと言えば流行りですが、それにしてもすず、もう少し丁寧に描いてあげて欲しかった。
過去作が好きな懐古厨にはオススメできません。
細田守の初期作品を期待していくと外れます。
ディズニーが見たいんじゃないんですわ、細田守監督の作品を見に行ってるんです。
カミシンのシーンは懐古厨ホイホイでした。
面白い作品でした。
母親がなぜ全く知らない子どもの為に命を落としたか理解できなかった鈴が、自らを顧みず竜たちを助けた時に理解し成長したのだなと思った。
音楽も映像も素晴らしいし、今のネット社会もよく描いていると感じました。
レビューを見ているとやたらリアリティがないだのと言っている方がいらっしゃいますが、映画という作品(ましてやアニメーション)にリアリティばかり求めて面白い作品になるのでしょうか?(もちろんリアルであることにより面白い作品もあります)多少、リアリティがなくともそれは映画を面白くする演出なのではないでしょうか?
分かりやすい例を出すと、「高校生1人で東京まで助けに行かせるのはありえない」とかですかね。みんなでズカズカ助けに行ってたら面白いのでしょうか?
個人の感想ではありますが、1人で行って最初にも書いた通り、母親の行動を理解して助けるほうが良いと私は感じます。
音楽目当てなら◎
映画前予告で流れてた曲が好きだったので、曲を聴きに行くつもりで見に行きました。
別の予告の棒読みが凄かったのもあり、ストーリーや映像には全く期待していませんでした。
主題歌や予告の曲など、劇中で歌われた曲はどれも本当に素敵だったと思います。
映像も、歌パートなどは特に素敵で素直に感動しました。
ストーリーとセリフは全体的に酷かったなぁ…と思います。
主人公は歌に全振りで棒読み箇所が多かったし、「竜はヒーロー」という弟君がどこ見てるかわからない感じなのも相まってものすごく不気味でした。
嘔吐は妙にリアルでちょっと引きました。
ストーリーは他レビューでも散々言われていますが、詰め込み過ぎで結局作品の核になるテーマが見えない印象です。
どんどん話が進んでいくので、自分が知らぬ間に寝落ちたのではないかと心配しました。
かと思えば美女と野獣パートや告白パートで妙にテンポが悪くなったり…中間は残り時間が何分あるのかずっと気にしていた気がします。
流れと雰囲気で察してね!ってところが多く、最後虐待していた父親がすずにビビって逃げた理由も、見終わったときは全くわかりませんでした。
今は「自分が正体を暴き、スポンサーを取られるきっかけになった少女だったから」ってことかな…と無理やり納得しています。
あの場面で初めてすずと目が合うので…
音楽目当て&割引がある日だからある程度満足ですが、映像とストーリー目当てで観に来てたら時間を無駄にした…と感じたと思います。
あくまでライブ映像もしくはMVを見にきた、位の感覚だと楽しいんじゃないでしょうか。
もうこの映画を見ることは無いと思いますが、サントラが8月に出るとのことなので、そちらはぜひ購入させていただきたいです。
歌う事を忘れて(不描写部分の妄想が好きな人向け)
良かったけど、物凄く良かったと言うほどじゃ無く。ホロリと来るけど、ポロポロと言うほどでも無く。普通に良い話な、少女の成長物語。と言うか、母性なのか遺伝子なのかって言うオチの人間性の話。
ありがちな難癖ポイントとして、「プロの声優さんじゃ無い」「音楽が何かのボカロ曲にソックリ」「まんま美女と野獣」「まるでちびまる子」「もっと歌を聴かせろよ」「11頭身とかあり得ない」「あのオヤジの所にか弱き少女を一人で行かすなんて!」などなど予測されますが、それはさて置き。エンドクレジットに登場する「団体」が多すぎでしょ、ってのはマジで気になりますが。
映画としては、結構好きかも。
イマジネーションの勝利ですかねぇ。映像美には脱帽です。とにかく、おっっっきなスクリーンでの鑑賞を強烈にお勧めしたいです。
10年間、ずっと思い続けて来た。歌う事も忘れた。私と過ごす時間よりも、知らない子の命の方が大切なの?
気づけば自分も同じ行動を取っていた17歳のすず。
母さんが優しい子に育ててくれたと父は言うけれど。強くなれるほどの優しさが、すずの中には、確かにあった。
見ていて清々しい、若者の成長物語でした。
ルカちゃんはBelleに似てるって言われますか?
そりゃそうだわねw
-----
BelleがUで最初に歌った時、最初に声を掛けてくれたのが天使君。コレは、むしろ、ネタバレてた方が最初からずっと切ないw
2回目鑑賞で⭐︎も上方修正だす!
同じシーンの使い回しが多い
映像は綺麗でしたが脚本はなかなかご都合主義の糞脚本でした。
まずびっくりしたのがベルが一回歌っただけで即人気者の歌姫になったこと。そして歌うシーンも曲も少ない。赤いドレスから花が散るシーンは3回も繰り返し使ってました。
ドームでのライブを中断されたらしいですがドームでやっていたことといえばくじらと戯れていただけ。いや歌えよ…製作側の曲数足りなかったのかな。ドームのライブでどんな歌歌うか楽しみにしていたのに。
全然ベルが活躍してる様子が描かれてないのにいきなりドームでライブとか言われてもハア?って感じでした。赤いドレスでくじらの上で歌ってた場面以外にももうちょっと衣装変えや歌唱シーンはあった方がいいと思った。
あとアバターはキャンセル可だからあの男の子は竜のアバターキャンセルすれば良かったのでは。というか竜醜いか?あの外見でそんなに嫌われるのが不思議。
虐待されてる子供を助けにいく主人公を送り出す大人たちにもびっくりです。ついていけば良くない?一緒に行けない理由も言わないし。意味が分からない。
脚本で良かったところは美女と野獣をパロディにしてるところかな。
サマーウォーズが好きなので期待していたけどいまいちでした。
でも映像は綺麗だったので星3で。
音楽と映像美、それにつきます。
CMの映像と歌に惹かれて観に行きました。
思っていた通り、素晴らしい映像美と音楽、歌でした。ストーリー自体は序盤で比較的読めてしまうところもありました、楽しむには想像力が必要な部分もありました、決して気持ちのいいテーマではありません。それでも、そんなことを吹き飛ばすほどの映像と音楽でした。気持ちのこもった音楽は、それだけで感情を揺さぶります。
展開を少しご都合主義的に感じたり、リアリティに欠けるなと思う部分もあるかもしれませんが、そこは映画ですから。リアルに即し過ぎるとそれこそ、苦い展開、報われない努力と勇気、面白みのない展開になってしまいます。
竜の正体が分かって行政の動きが遅いと絶望した時、あの後、それなら仕方ないと諦めたり、そうは言っても東京になんていけないと拳を握るだけの作品を観たいと思いますか?素顔を晒した鈴が晒されて、批判をされる姿を映す作品を観たいと思いますか?
ドラマティックな展開に非現実は大なり小なり必要です。徹底してリアルをなぞるならそれはドキュメンタリーです。その非現実を映画に溶け込ませる手段は何も脚本や登場人物だけではありません。映像で、音楽で、ドラマティックで非現実的な映画という世界に観客を引き込む方ができれば、それでいいんです。
音楽が好き
コロナでライブとかフェスとか思うように行われなくなって、ライブなのに声が出せなくて、今までと同じ場所なのに溢れるエネルギーはない。それでも伝えたい想いはあって。
歌を歌うこと、音楽に救われること、すごく大切なことで、その力はすごいんだよって思っているけど、なかなか元には戻らない今だから、最後に歌がたくさんの人の心を震わせて、なぜだか涙がでて、共鳴して、一つの大きな力になるシーンで泣きました。
現実の世界で歌うことが苦しいベルを大好きなアーティストの人達と重ねていました。
いつかまたライブで声を出せる日がきてほしいなと思いました。
映画の感想じゃなくてすみません。
規制のある今だから感じたことを書いおこうと思いました。
?ばかりが沸き上がる。
なぜ、すずは数少ない人間の容姿、しかも美しい容姿のBelleになったのか、引き継がれたソバカスさえ、バランス良く配列されワンポイントに。
なぜ、Belle の歌に万人が魅了されるのか。
確かに中村佳穂さんの唄は表現力があり、宇多田ヒカルさんの世界観と雰囲気を感じさせる。
しかし歌唱力・テクニックがそれほどでもないと感じ(好みの問題もあり)、
説得力が無くシラケてしまった。
この歌を素晴らしいと言える人が羨ましい。
当然本業でない声優業はさらに悲惨。この主役のミスキャストが作品を駄作にした。
すず/Belle 役がLynnさんだったら全然違った作品になったはず。
なぜ、竜はBelleを助け、二人の距離が急接近したのか違和感しかない。
竜本人に会うまでも、無理があり過ぎ。
窓の外のビルから地域を特定。それだけで探せる?タイミングよく出会す?
なぜ、二人を庇うすずに彼等の父親は怯む?
なぜ、ルカはカミシンに惹かれたの?
てな具合。細かく見たらきりがない。
すずの言動はもどかしさを大きく飛び越えてイラつくのみ。良かったのは幼なじみのすずを優しく見守るしのぶの存在だけ。
そして、無駄に豪華な声優キャスト陣。
特に俳優陣は声だけだと素人同然。
俳優業はいかに表情が大事なのか、ということを知らしめた。
まともだったのは佐藤健さんと豪華過ぎる合唱隊の声優メンバー。表現力という点では俳優より歌手の方が声優には向いていると感じた
役所広司さんも無駄ギャラ。玉城ティナさんは論外。
声優には声優さんを当てて欲しい。
表情を見せられない分、演技はオーバーになる。俳優にはそれを使い分けられる人は少ない。
2時間もの上映時間なのに、繋がりや気持ちの変化の描き方が雑。
作品も自分にとってもお金と時間の無駄遣いでした。
全618件中、561~580件目を表示