竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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もう1回見たくなるが…
ディズニーの絵を書いている人にキャラクターデザイン頼んでしまい、ディズニー作品と化してしまった部分が少しありました。
美女と野獣をめちゃくちゃ見てる私にとっては、
これ大丈夫?って思うぐらい同じようなシーン(城、召使い、バラ、お城のテラス、ダンス)があった。美女と野獣を見ていない人は純粋にそのシーンが楽しめると思う。しかも、名前がベルだからなあ笑
しかし、気になったのはそこまで。
声優よし○キャラクターよし○イケメン沢山出てきてよし○
ラストシーンの主人公が歌うシーンは圧巻すぎて、涙を堪えるのが大変でした。
あざの表現も、すごい・・・!と思ってしまった。
引き込まれました
映像と音楽、そしてキャラデザが文句の言いようのないぐらい素晴らしく細田守らしさが出ていました。サマーウォーズが好きだったぶんオープニングには胸が熱くなりました。
ですが引き込まれたぶん脚本が少し荒いのでは?と思いました。それに浅いかもしれないです。
しかしそれを抜きにすればキャラ一人一人の個性が非常に良く、エンターテインメント的に見る映画としてはいいのでは無いでしょうか。私は好きでした。
楽しめました
最近涙もろいので声が出ないように苦労しました。
お母さんはなぜ知らない子を助けるために私を置いて死んでしまったの?この疑問が主人公の女の子の心を閉ざし、好きだったはずの歌も母との思い出が甦り拒否反応が出てしまう。
仮想世界で別人になることでようやく歌えることに気付く。やがて自分のように心に傷を負った竜を放っておけなくなり彼を助けるために無謀な行動をしている自分に気付き母も同じ気持ちだったのだと悟る。決して愛されていなかったわけじゃないと、そして母の遺伝子をしっかりと受け継いでいると。
ディーテルは省略されてたり説明されないので人によっては話についていけないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんがメッセージを感じて身を委ねると楽しめますよ。
ちょっと待った、美談にしないで
こんな評価にしてごめんなさい。
ただ、これを良しとできませんでした。
美談が過ぎます。
不自然さ
(1)言葉と行動が一致しない周囲の人
・素顔を出すと、全てを失うと言い切る友達
・頼れ、困ったことは言ってと言いながら
全世界に顔バレリスクを考えない幼馴染
・幼い頃から入っている合唱チーム?で親の事情を知りながら歌えという大人たち
(2)ネット社会
・救うために亡くなった人をほぼ貶めるネット民
・正論をかざすネット民、鈴が素顔で歌ったら手のひら返しで顔の見えないみんなの心が光る。
(3)描写
・虐待されていて、外出も厳しい子どもの部屋に綺麗に咲く薔薇と花瓶...?
子ども関係の仕事に携わっているので
最後が、1番キツかったです。
いい話風に終わらせているけれど
子ども1人でDVの解決?
本人が決めたことだからと駅で見送る大人に愕然。戻ってきて笑顔でおかえり?
お父さん...名言風にお見送り。
娘がDVする人の所に行くことを伝えられてないのか、周りの大人が、内緒にしたのか?
お父さんが知っていて行かないのなら
最早言葉がでない。
48時間待てないと察する程の、DV男が
女子高生が見つめるだけで、殴れなくなる。
こんな簡単に?Uだと何度もやり直せる?
殴られて死んだら、やり直せませんが。
鈴の母が他人を見過ごせず助けたように
鈴自身が、手を差し伸べる対比でしょうか
状況を見ていた大人達は他人事の中
家庭内暴力からの救出に
高校生が、たった1人で立ち向ったこと
これが、愛?勇気?成長?
千と千尋の神隠しの千尋の両親のようにどこか他人事な大人を描きたかったのかもしれない。
でも、家庭内暴力の救出時ではないでしょう。
助けを求められない子ども達を助けるのは
助けを必要とせず、身を挺した女子高生!
虐待可哀想、救いがあって良かったね!
他人事だから描ける終わりになっていませんか。
フィックションでアニメだから?
本当に他人事なのは、誰ですか?
理解できない人は見ないでと言うでしょうね。
でも、この作品小さいお子さんも見るはず。
これを見せて
すごいね、お姉さん立ち向かったね
成長したねって?
当事者に見せられますか?
これはフィックションよって?
作り話だからねって?
本当に言葉が出ません。
小学生の時サマーウォーズを見た私は
大人の頼もしさ、かっこよさで泣きました。
だからこそ、子ども達に伝えたい。
大人にも、付き合わせて。
大好きな君たちのことを想って
反対するかもしれない。
それでも、どの決断をしても
付き合わせてくれって。
それは、実親じゃないかもしれない。
でもそれこそ、サマーウォーズのあの言葉達。
みんなで片をつけるよ!
俺たちがついてる。
現実問題を扱ったセンシティブなテーマを扱うなら中途半端に描くべきじゃない。
ちゃんと現状を見て、問題提起、解決を描き切って欲しい。御涙頂戴に使わないで欲しい。
こんな嘘だらけの美談と理想論で
解決した!救われた!いい話だった!
泣ける!感動した!本当にやめてほしい。
そんな言葉でレビューが溢れるのを見て
これこそ、他人事で、この作品に描かれていた
正論をかざす人々の具現化かと思いました。
本当に見ていて、苦しかった。
浅く、不自然なストーリーやオマージュはご愛嬌。映像と音楽で星3か4を想像していましたが
ネットで他人事のように叩く人々を描きつつ
特大過ぎるブーメラン...待ってくれ...
好み等の問題ではなく、本当は問題について他人事で考えていませんよ、と言われたようで...
傷口に塩をぐりぐり塗りつけられた気分でした。
一生懸命作ったクリエイターから見たら、私自身他人事の評価の、大ブーメラン。
それでも、、書きたいと思いました。
本当ごめんなさい。難しいですね。
映像と音楽、素晴らしくて良質なPVを見ているようでした。お花綺麗だったなぁ。
作るの大変だっただろうなぁ。
サマーウォーズや時をかける少女は
プロが脚本を担当されたそうですね。。
監督....辛かったのかなぁ。
ネットも、大人も
もう少し、優しい人達いますよ。。
中村佳穂の歌は☆5、話は☆-5笑
細田監督作品との出会いはおおかみ子供。
いい話ではあったけど主人公はじめ登場人物たちに共感できず。
それ以来アニメ好きなのに何の期待もできず、一切興味なくて観ていませんでしたが、そばかすの姫のCMに鳥肌が立ち、「これは大作が期待できるんじゃ!?」と初日1番最初の時間帯で鑑賞しました。
【よかったところ】
・導入部分のワクワク感
・巨大なクジラがカラフルな帯を纏いながらUの海を優雅に泳ぎ、その上に美しいそばかすの歌姫…最高です
以上です。笑
【ダメなところ】
・心情が謎、行動が突飛で急にどうした?感
→蔑まれている竜に対して優しい気持ちを抱くのはいいけど、美女と野獣のオマージュするなら同じ高校の男いらなくないか笑 好きな男いながらおでことはいえ違う奴にキスしようとするの謎。どういう気持ちなん?雰囲気に流されたらヒロインとしてけっこう最低なのでは笑
→「竜に信用してもらえない」→「じゃあ素顔出さなきゃな」ってなんで?チョットイミワカラナイ
→虐待を受けている2人を助けなきゃ!って無謀にも駆け出すのはまあわかる。大人たち!!!相手の父親はDV野郎だぞ!!!危ねえだろ!!!高校生のヒロイン1人にいかせるなや!!!!!そしてまあまああっさり2人に会えるのウケる
・「だいすき」「ありがと」ってなんだよ!顔近!!!んでもって帰ってきていつもの男に顔赤らめるって何!!!ポリアモリーって設定でもないと観てる側混乱するんですが?!
・都合良すぎ
→プログラミング?パソコンに強い女友達という都合の良い存在。どこまでベルのプロデュースに関わってるから分からんけど、Uの開発者でもない女友達が衣装デザインしたりステージ用意したり?できるハイスペ具合なんなん?
→DV野郎って普通、外では(特に近所では)良い人の顔してるもんだと思うけど、近所の人に見られるかもしれないのに外であんな醜態晒して平気なん?いつもあんななら通報されて2人保護されるだろ。あの地区の児相大丈夫かよ。てかDVパパ、女子高校生にガン飛ばされるだけでタジタジって…弱すぎでは
・この話、この人いる?感
→ヒロインの好きな男。ただのイケメンだった…。ヒロインには竜がいるので、この人いらなかったのでは。
→ワタナベさんとカヌー男の恋。いる?あの長いくだりいる????もっとサラッとやってくれ
→合唱おばさんズ。もっとも存在意義がわからん…。あいつらの役割はまとめてヒロインの父がやったほうが良かったのでは。
・正義マン(完全に名前忘れた)とその組織、いる???????いや、いるかもしれんけど結局あいつなんだったん?竜より正体が気になるんだが笑 虐待されてる子供救うのも大事だけどこういうヤバい自警団みたいな奴らこそ正体突き止めてUの平和のためにも排除するべきでは…。
→ヒロイン家の犬の前足…どうした…気になるだろ!!!!意味深"風"とか余計なノイズでしかないからやめろ!!!!!
・奇をてらったつもり?
→「竜の正体はあの時チョロっとでた男の子でした!」
は?急すぎ。丁寧に伏線いれろや。
・父親ぜんぜん父親してないw
最後関係改善した風に終わったけどヒロインも父親もなんも努力してないから見てるこっちとしては何も良い気持ちにならないw
もう少し父親にでしゃばってほしかった。
・親友、毒舌ってか単に性格悪い
→素顔出す!ってなったら「元の地味なあんたに戻っていいの?」「積み上げてきた全部無駄になるよ!」とか、けっこう酷いな笑 本当に友達かよ笑 自分プロデュースのヒロイン(ベル)に酔ってただけじゃねーか!こわ!実は親友が悪役でした!であったほうが案外面白かったのでは笑
・絶望的にワタナベさんの声が可愛くない笑
→細田監督、重要でないキャラには適当な本職声優つけとけ。案外大事だぞそういうところ。
他にもいろいろあった気がするけど、思い出せる範囲での感想でした。
美女と野獣のオマージュ、といいましたが中身なんもないんでもはやパクリの域。
せっかく中村佳穂さんという素晴らしい歌手にアニメ映画に関わってもらいながらもこんなぶっこわれ駄作にできるなんて、細田監督のダメな才能には脱帽ものです!わーパチパチ。
これに関わった俳優さんたち、絶対おもってるよ「なんだこのアニメ」って。だって俳優さんたちは普段質のいい作品に触れてるハズだもん。中村さん含めてね。
自分のマスターベーションアニメのために俳優さんたちに恥かかせんな。
わかったら次からプロの脚本家つけろよな!
歌
公開2日目
朝一で、鑑賞してきました。
細田守監督作品では、サマーウォーズが大好きで
何度もDVD等で鑑賞していますが次の作品の
おおかみこどもの雨と雪がとても合わなくてそれ以来
細田守監督の作品は見てません。
今回、鑑賞する気になったのはサマーウォーズの
雰囲気があったから仮想空間がキーだったので
サマーウォーズのような気持ちの良い展開が体験できたら
と言う思いでした。
予備知識は、ほとんどなしで大規模な仮想空間が世界、
佐藤健さんが竜役、歌姫と主人公は同じ人て、ぐらいでした。
で、鑑賞後!
うん、強引的進める展開でしたが良かった
ですよ。
歌がいい
透明感あふれる優しい歌
サントラ買うかなあ。
で、物語
序盤から引き込まれる展開、冴えない女子高生が仮想空間で注目される歌姫になる事、お母さんの事故の事。
これは、胸が締め付けられる程悲しかった。
そんなそんな中、竜と出会う
この竜の正体、はじめは幼なじみのしのぶくん、はたまた、お父さんとかだったらすげーなあと思って見てましたがどうやら違うなあと。
途中、竜の城でのダンスは美女と野獣まんま
パクリ 感想できっと言われるので変えても
よかったのでは。
ベルがすずに戻って歌を歌うシーンで最後の方にベルに
戻るのは何故?て感じだった。
しかし、竜を助けるためにすずを東京へ一人で行かせるのはどうよ。せめておばさん誰か付いていけば良かったんでは。
しのぶくん、おばさん達に遅れて駄目よ。
お父さんとのLINE、何か違和感あったなあ。
会話自体は、良いんだけどお父さんが君はを連発
するのはなんだかなあと思った。
でも、駅でお父さんとの再会シーン夕飯どうする?うん。ただいま、オカエリはヨカタ。
あと、竜と弟さんのその後は気になるし、
あのあとすずは、その日に帰ったのか?
時間が合わないような。
物語に色々無理はあるけど、それを感じさせない映像の美しさと歌のパワーがありました。
出演者の声もまあ大丈夫な部類です。
主人公のすず役の中村佳穂さん、サマーウォーズの夏木先輩の声とだぶるのは、私だけだろうか。
歌は最高、ストーリーは普通に良い
歌が聴きたくてストーリーはそこまで期待せずに行きましたが、思いのほか良かったです。
重厚なストーリーではないけれど、ひとりの少女の成長記録として見るとまっすぐな青春映画だと思いました。
歌は文句なしの星5つです。
刺さったので泣きました。ごめん、堪能しすぎて幸せになれちゃって!
映画って感動のパターンはいかに人間関係をかえて、葛藤を乗り越えていくかなんだよね。
その壁の作り方がめっちゃ難しい。
これがね、歌声で軽く乗り越えられちまった。
いや、それまでの作り込みも濃密で受け止めるだけの歌声だった。
全部がアメイジングだよ。
冒頭から乗り切れなかった人はつっこみどころを探して楽しむモードになったかも知れません。
片足がない犬と高知の田舎で父親と暮らす高校生。
その鬱屈とした心情を表現だけで説明なしにすぱっと心に来た。
母親の死の状況。
これだけでもうこの世界にどっぷりと浸かっちまった。
俺、見知らぬ人のために命を賭けられる人に弱いのかも。
それが電脳世界で自分のコンプレックスの対象となる相手の容姿を得て、トラウマだった「歌」で世界に認められる。
ほんと、細田監督、鯨すっきやなあ~www
マッドマックス怒りのフューリーロードのスピーカー車を越えた、スピーカーを背負った鯨w
その後は美女と野獣でありながら、ネットでよく見る○○警察みたいなポリコレ野郎達とか、現実解のスクールカーストとか、おばさんの友情とか。
世相も反映してますw
ベースの高校生活も好きです。
地味な高校生がある日、ネットでスターダムに。
現代ではそんな夢物語も当たり前。
でも、顔を隠して有名になった代償はでかいわけです。
そこに葛藤が生まれて、美女と野獣を遙かに凌駕するクライマックスが!
いやあ、久しぶりに嗚咽しそうなほど号泣しました。
泣けなかった人はもったいない。
売れている映画をけなそうとせずに、素直に乗ってみようと思えばこの映画はこたえてくれるのに。
ほんとのこと言えなくてごめん
やっぱりサマーウォーズ・時かけは超えられない感が強い。
まず、すずが苦しみを乗り越えて、竜たちを助けるまでの原動力があまり見えなくて感情移入が全然できなかった。自分の本来の姿を見せて、人の心に寄り添うことができるようになった、というのはわかるけど、そもそもお母さんのことを乗り越える、というのが一番大事なところじゃないの?助けた少年が竜と関係があるのか、あるのだろうけど(ほんとのこと言えなくてごめん、のセリフの意味的に)、そこが一番大事じゃないの?
児童虐待の背景も見えないから、殴る父親もすごく陳腐に見えた。
そして竜とベルが一気に親密になるシーンも、どこが通じ合ったのか、過去のことに気付いたのか、一切描かれないから、置いてけぼりを食らった感じ。
ベルと竜の様子はディズニーぽくて、ジャスティスたち?はアメコミぽくて、なんか冷めちゃうし。
この作品単体で見たら、音楽や映像も素敵だし、泣けるポイントもあるんだけど、過去作からの期待があるから、満足とは言えないかなぁ。
染谷将太さんと役所広司さんの声優がとても良かった。特に役所さん演じるお父さんの包容力が素敵。この映画の中で、LINEで話すシーンが一番すき〜〜
細田守作品としては、異質?
主人公すずは、引っ込み思案の女子高生…仮想世界「U」では、Bellという歌手?全体としては、美女と野獣プラスソードアートオンラインみたいな感じ!キャラに感情移入しやすく観ていて爽やかな感じを最後かんじました。
絵と音楽はいい。ただそれだけだった
細田守監督だから見たけど
個人的に史上最悪だった。
ファンとして残念すぎる。
美女と野獣のオマージュはなんの意味があった
主人公含め全員の動機が軽すぎる
扱ってる問題の重さに対して作品として示している
答えが軽すぎる
いっそのことスタジオ地図の
ミュージックビデオとして出せばよかった、、
まだ見てないファンは期待して見ない方がいい。
点数は総評として
点数的には
歌★★★★★
内容★★
くらいでした。
ストーリーは
子供の頃に河川での救助活動で母親を亡くした鈴が
Uという仮想世界で歌姫と活躍
コンサートに乱入してきた竜に興味を(なぜか)抱いた
鈴(ベル)が正体を探るお話。
疑問点として
・何故ベルがそんなにも竜に興味を抱くのか?
・鈴が好きな忍がベル=鈴と気付くのはともかく
こちらも本気だということを示す為にネットで正体を明かそうとするか?
・鈴が竜の父親のDVを止める為に東京に行くのを
誰も止めようとしない。ついていこうとしないのか?
・竜の父親は奇声(怒号?)をあげるだけで殴らず怯えてしまうのか?
・サイト運営している人達は何をしているのか?
・自分の正義を振りかざすだけのジャスティスたちは何なんだ?
といろいろありました。
小説版を、読めば解決するかも知れないけど
そこまでするつもりはないので、とりあえず歌が素晴らしい映画を観に行った。ということで自己完結しておきます。
あと、AS(アズ)とOZ(オズ)やクジラなど
サマーウォーズに既視感があるとこがあったので
いっそキングカズマとか出して欲しかったかなw
楽しみだったのに凄く残念でした。
サマーウォーズが大好きでしたので、今回もバーチャルとリアルの世界をどういうシナリオで描くか楽しみでしたが、個人的に微妙でした。
ディズニーに寄せたキャラデザと動き。
美女と野獣の世界観。
それならディズニー映画を観ます。
ストーリーに深みが無く、キャクターに感情移入は全く出来ません。
リュウが悪者として扱われてるけど、理由もよくわからん。何故ヒーローみたいな奴らはリュウを倒そうとしてるの?
ベルがやたらリュウを気にする部分も意味がわかりません。
リュウは何故城を持ってるのか?美女と野獣を描く為に無理矢理感が否めない。
ただ、音楽と作画はとても素晴らしい内容でした。
細田監督が描く田舎の風景は大好きなんで、そこは楽しめました。
ほんとガッカリでした。
セリフ付きミュージックビデオ(120分)
序盤以降起きる出来事に尽く説得力がなく「なんで?」と思うシーンばかり続く。
展開は早いけど不要なシーンばかり多く感じてテンポが悪いように感じる。
ぶっちゃけ「竜」周りの要素を全部削除して他に注力してほうがまともな映画になったと思う。
「サマーウォーズ」や「時をかける少女」あるいは「美女と野獣」のような大作アニメ映画を期待しないで120分の長い長いミュージックビデオを見に行くつもりで映画館に行きましょう。
ここからは再レビュー
諸事情でもう一度鑑賞することになり「2度目だし何か見逃した点を見つけられるかも」とか「『めちゃ感動した』と言ってる人があんなにたくさんいるんだからそういう要素に注意を向けていればそう感じるはず」と思っていたんですがやっぱり無理でした。あまりに世間の評価と自分の評価が乖離してて「自分の感受性が死んでる?それともなんか鏡の世界にでも迷い込んだ?」と感じるレベルでした。
脚本の不自然さや不可解さが「これは創作なんだから」で許容できるレベルを大幅に超えてますって…不気味なホラーかギャグのどっちかでしょこれは…なんかの小説をめちゃくちゃ下手くそに要約して2時間の映像作品に仕立て上げたような感じがします。
素晴らしい作品でした。
とても良かったと思います。
サマーウォーズとおおかみこどもの雨と雪をたして美女と野獣のテイストが入っている感じかな?
映像、音楽は当然のように素晴らしかった!
サマーウォーズが楽しいという感じなら、心に染みるという感じでした。(結構大人向け?)
私はいい歳したおじさんなので我が子を見るような思いですずを見てしまい、とても感情移入してしまました。
ライブの時、竜が飛び込んで来たのは、ただライブを見に来ただけなのかなぁ〜と自分なりに解釈しました。(そう思うと本当に可哀想)
感情に訴えかける作品なので、そういうのが好きな方にはお勧めです。
もう一度観たいと思わせる作品でした。
現代は冷ややかな時代に見えるが、そうではない。
本作を現代の冷ややかなネットの声に対する風刺だと言う人もいるだろうが、私はそうではないと感じた。Uの住人達と歌った際、ネットの世界の声はペギースーが代弁していた。鈴の本気の行動と気持ちを伝える歌によって冷ややかな世界は変わり、鈴を応援するあたたかな心を全ての人が持つ世界となったのだ。
また、本作にはフィクションとしては終わり方に無駄が多い。忍のキャラ、ジャスティスのオリジン、は描写のない謎のまま。飼っている犬の怪我や地元のおばちゃんの留学先での話も伏線としないのならば無駄だと言えよう。しかし、こうして完璧な物語にしないことで本作に現実味を持たせているのだ。映画の世界を私たちの住む現実の世界と繋げようとしているのだ。
この2つを踏まえると本作のメッセージは「現代という冷ややかな時代は変えることができる」ということだ。
そして、2つ目の際に挙げた関係のない全てのストーリーに関連することは「利害無く他を助ける慈愛の心」である。現実世界での登場人物の大半が、自己犠牲と共に見ず知らずの子を助けた母や鈴と同じく温かな心を持っている。つまり、この温かさを「この世界は冷ややかなんかではない」というメッセージの根底としているのだ。
素晴らしい映像と歌声。
せっかくの世界観、映像の革新的な表現、そして素晴らしい神秘的なほどの歌声。
それなのに、なのになのに…どうしてちゃんと設計されてないの、キャラクターや物語の細部が。
でも、7/17土曜の15:30時点で、文句を言うためだけにレビューを書いてる人を含めて167件。
これってスゴい。
正直、観る気もないのに急に決めて観たので、事前に予告編すらもあまり観てなくて、本当に真っさら無知識で観てみたのですが、期待してなかった分、素直に映像の素晴らしさに入り込めた気がしてます。
あと、仮想空間で素性バレたのに歌声一つでみんなをまとめちゃうとかすごすぎる設定ではあるけど、合唱のシーンは少しジーンとしました。
しかし50億人の中で最も注目される2人が、2人とも日本人の子供とかね、物語云々の前に設定した人の頭がファンタジーだと思うよ。
それでも3点台なのは、子供がいるのに命懸けで他人を助けた、本来なら表彰もんのお母さんの行為を、お母さん亡くした挙句に世間から叩かれて、潰れてしまった鈴と、理由は分からないけどシングルファーザーになって苦しみ、歪んでしまった竜のお父さんの物語のリンクは、心に響いたことです。
それにしても鈴だからベル?
で、まさかの美女と野獣オマージュみたいなあれ?
ディズニーはネズミモチーフに異様に厳しいのに、この作品にはケチつかないのか不安になるほどです。
それで結局何が言いたいの?
歌と映像は素晴らしかったです。ただ、ストーリーが残念でした。
映画を見ているとあまりにも違和感が拭えなかったので、レビュー。
率直なことを言うと、ストーリーが薄く、展開も早いため「なんでこうなったの?」となることが多かった。
以下、違和感↓
・ベルが有名になる過程が雑すぎる。もっと深掘りをして欲しかった
・なぜいきなり竜の正体探しを始めるのか?そして助けたいのか?動機がよく分からなかった。
・竜の城をすんなり見つけられているのも謎
・「50億人の中の一人」とわざわざ前置きがあってから、たまたま見つけたライブから自分の歌が聞こえてあっさり特定。で「えっ?」となった
・竜の正体も「え...こいつなの?誰?全然絡みなかったやん...」と言う印象。予想を裏切ろうとしているのが悪い方向に向かっていた。
・東京まですずが助けに行く時、なぜふたりはあの状況で外にいたの????
・父親のビビったくだりは至っては「そうはならんやろ」と心の中でつっこんでしまった。
尺の都合があったのかもしれませんが、ストーリーを飛ばしすぎててあまり感情移入できませんでした。映画全体を通してもテーマがはっきりしてこなかった。「もしかして小説買わせたいからストーリー雑にした?」と言いたいレベル。
期待して楽しみにして観に行った分、観終わった後正直がっかり感がすごかったです。
映像と音楽はとても良かったので星2つです。
ぺらぺら
時間とお金をかけたであろう映像、話題の俳優の起用、企業とのタイアップ…満を持してという感じだったので、楽しみにしてました。初日IMAXで観ましたが…
歌、映像、脚本では、歌が1番良かった。映像は、大画面用に作られてるので圧巻。ただ、予告編を見た時ほど凄いとは思わなかった。綺麗。圧倒的。こんな風に描けるんだ、と予告編観た時は、気圧されたけど…巨大スクリーンで観ても、ただ綺麗なだけ、細かいだけ、としか感じなかった。脚本がダメにしてると感じた。脚本がよければ、映像にもっと迫力と深み、輝き、凄みが増したはず。映像は、ユーフォーさんとか京アニさんとかの方がもっとずっと丁寧でハッとするほど美しいものを描いてくれるだろうな、と観ながら思った。
脚本は、脚本こそ映画の命なのに、歌と映像の足を引っ張りすぎ。社会のいろんな問題に取り組みたいのはわかったけど、それを描く力量も覚悟も技術も監督にはないことが露呈されてしまった。ご都合主義が見過ごせないくらい多かったし、重要な場面ですら、適当なご都合主義でまわるから、うんざり。セリフも陳腐。美女と野獣のオマージュというか、まんまなシーンも、物語に必要?
「竜」が出てくるけど、全然竜の姿をしてない。美女と野獣の「野獣」の姿をしてる…。あの〜。タイトルにも入ってる重要な存在なのに…
脚本の書き方を一から勉強しなおすか、もう書くのはやめたほうがいい。すべてを台無しにしてしまう。他のヒットしたアニメ映画の脚本を見習ってほしい。構成を見習ってほしい。
テレビで放映されても観ません。それくらい内容がペラッペラだった。
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