竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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バーチャル世界が実人生に及ぼすものを描こうとした細田守の実験作(成功しているとは言えないにしても)
①目の前で、増水した川の中洲にいる子供が間もなく溺れ死ぬかもしれない時にあなたはどうするか。自分の命や自分の子供の命を優先するか。他人の子であっても今目の前で失われようとしている命を助けようとするか。冒頭で描写されるヒロインの母親の行動と心理とが最後まで映画に、ヒロインの心に問いかけ続ける。②しかも、子供を助けようとして命を落とした母親の行為に対しての声は賛否両論あったと思うのだか、映画の中では何故か非難の声のみしか拾われていない。③さて、「U」というバーチャル世界。最初は『サマーウォーズ』の「OS」の世界を進化させたもの(悪く言えば二番煎じ)と思うが、描かれ方はずいぶん違う。「OS」の時は「OS」というバーチャル空間がどのような世界なのかをかなり詳しく説明していた。それに反して「U」ではバーチャル空間の説明よりもそこでの自分のアバターの創造過程の説明に主眼が置かれている。バーチャル空間「U」の姿は進んだ技術(?)で驚く程壮大で且つ微細に描かれていても、主眼は「U」自身ではなくそこに住むアバターたちにあるのだ。そこが『サマーウォーズ』とは違うところ、細田守には『サマーウォーズ』の再来を作るとか進化版を作る意図などなかったことがこれでわかるだろう。ここでのバーチャル空間はいずれ人間が創造するだろうものの一例でしかなく背景でしかない。④ヒロインは母親を早くに亡くした喪失感、母親が自分でなく他人の子供の命を救うことで命を落としたことに対するアンビバレントな気持ちを抱えて、父親はもとより自分を気遣ってくれる幼馴染みや母親の友人たちにも心を開かず殻に閉じ籠っている少女だ。しかし右足先を亡くした犬の面倒を見ている本来優しい女の子であるのは描かれている(犬が足先を失ったわけは最後まで描かれない。つまり少女の優しさを言葉でなく目で見せる一つの道具である)。そういう彼女を理解している親友は、実人生では自分を解放できない彼女を「U」の世界に招いて本来彼女の中に埋もれていた歌の才能を発揮させることで「U」の世界の歌姫にする。ここではバーチャル世界は実人生では解放されないヒロインのもうひとつの自分の居場所としての受け皿でしかない。⑤そのバーチャル世界で彼女は竜と出会う。彼女は「Belle」であり竜は「U」では「Beast」と呼ばれているから、これはもうバーチャル世界における『La Belle et la Bete』であることは丸わかりだか、本来恋愛ものである『美女と野獣』にここでは捻りを加えている。Belleの優しい心はBeastが悪ではなく苦しむ心を抱えていることを見抜き救いたいと思うが恋愛感情をいだいているわけではない。⑥さて、ここでバーチャル世界における「ジャスティス」の存在になるわけだが、本来自由な空間であるばずの「U」にこのような連中が生まれた背景・キャラクターが描写不足で、話を先に進めるための記号でしかなく物足りない(この映画の欠点)。コロナ禍での「マスク警察」に見れるように、いつの時代・世界でも正義感ぶる自称「...警察」というのは出現するものだけれども。⑦その「ジャスティス」に追い詰められた竜を救おうとヒロインは実世界での正体を50億人の中から突き詰めようとする。この件(くだり)は謎解きのスリリングさよりも伏線回収の役割の方が勝っているけれども。正体は自分も虐待を受けながらも同じ虐待を受けている弟-発達障害?-を守ろうとしている少年。それが判りヒロインは矢も盾もたまらず東京へ向かう。竜をそして兄弟を救う為に。その姿にかって子供を救おうと川に飛び込んだヒロインの母親の姿が重なる。ヒロインもはじめてあの時の母親のお想いが理解できたのではないだろうか。(兄弟を救うには他の方法もあっただろうと思うのだか、この際一応置いといて。)東京で兄弟と邂逅できた件(くだり)はむしろオマケ。⑧実人生だけでは恐らく一生決して交わることが無かったようなすずと恵の二人。しかしバーチャル空間で出会ったことで、二人は実人生でも繋がりお互いを変える絆を結べた。SNSを含む(因みに私はSNSは殆んどやりません)インターネット空間は、炎上したり悪意のある書き込み(悪口・誹謗中傷・非難)で溢れているというネガティブなイメージがあるが(実際にああいうことをする輩は、ごく一部の“自分ほど偉いものはいない”と思っている頭の高い人間か、他人を卑下・否定することでしか自分を肯定できない悲しい人たちだけらしいけど)、実人生に影響を及ぼしてそれを良い方向へ変えていくポジティブな可能性があることを細田守はここでエンタメの形で提示したかったのだろう。それがもうひとつ切れ味の悪い映画になってしまったとはいえ。⑨あと、劇中でのBelleの歌声とその歌には全く魅力を感じなかった。従い、クライマックスでBelle(すず)の歌には「U」の観衆が感動したようには感動出来ず。ただ、東京へ向かうヒロインが、今まで心を開かなかった父親に連絡を入れ(昔なら手紙か電話だったのがLINE?なのはやはり現代だな)、それに対して父親(役所広司が声をあててたんですね)が『すずが母親のように優しくて強い子に育ってくれてありがとう』と返信するところでは涙腺崩壊してしまった。⑩というわけで悪い点はつけられないが、私個人としてはやはり『おおかみこどもの雨と雪』が今でも細田守の最高傑作だと思っていますけど。
音楽は良かったけど....
ディズニー:7、ジブリ:2.5、細田守:0.5の作品でした。
とにかく、ストーリーがめちゃくちゃでした。
「未来のミライ」の方がまだ良かったです。
ベルのキャラデザインがディズニーの方とあってディズニー要素てんこ盛りでディズニー映画見てるんだっけと思うほどでした。
昔の細田守監督に戻って欲しい。
エンターテイメント作品として良作
この作品を見た後にTwitterや映画レビューサイトを覗いてみたら意外と評価が低いことに驚いた。サマーウォーズほどではないにしろ、アクションあり、笑いあり、涙ありの良質なエンターテイメント映画だと思ったのだが・・・
各評価を斜め読みしてみると、この映画が批判される代表的な要素として「シナリオの不自然さ」があるようである。たしかにキャラクターのセリフがやたらと説明口調だったり、少々ご都合主義的な展開がみられるなど私自身上映中違和感を感じる瞬間はあった。しかし、その大半が映画全体の流れに支障をきたすことはないような些細なものである。見知らぬ子供を救って亡くなったすずの母がネット上で批判を浴びているのも、母の真意がわからなかった当時のすずの目には母を否定する文言しか目に入らなかったと解釈すれば腑に落ちるし、あの2人を虐待をする父親がすずを前に恐れをなして逃げるシーンもすずのあの凛とした目を見ればなんの違和感も感じることはない。合唱団の5人がすずに執拗に歌うことを迫っているのもすずに過去の呪縛から解放されて欲しいと願ってのことだと想像するのもそれほで難しいことではないだろう。それらがあるからといって、素顔を見せて歌うすずの美しさが霞むことはないのである。こういったことにいちいち口出しをしてヒステリーまがいのレビューを書くような人物は映画というもの、ひいては物語というものを楽しむことができているのかとかえって心配になる。物語の中では空が下で海が上にあったっていいし、幼稚園に子熊が転校してきたっていい。違和感も踏まえてその話の世界観に没入することこそが物語の醍醐味ではないだろうか。例えば、2001年宇宙の旅を観てモノリスは非科学的でリアリティに欠けるなどという人がその映画を十分に理解しているとは言い難いだろう。実際私は細田監督の前作があまり気に入らなかったこともあって不安を抱えながらこの作品を観たが、映画としてのクオリティの高さに素直に感動した。もちろんこの作品が完璧だとは言わない。しかし、この作品で光る細田監督のセンスの高さを感じ取って、「面白かった」と言うくらいの素直さくらいは持っていてもいいのではないだろうか。
タイトルなし(ネタバレ)
期待度が高かっただけに、残念な映画だった。
キャストを知らずに鑑賞したので、鈴役は10代の女の子なのかと思って鑑賞していた。この映画で褒めれるところがあるならば、女の子が声優をしながら歌を歌ってる所だ。だから、この子に何か賞を上げて欲しいと、鑑賞しながら思っていた。そしたら声優は中村佳穂さんで29歳だと後で知ったので、なんだ、歌手やんと、残念な気持ちになった。
(中村佳穂さんの歌声は素晴らしいんだけど)
竜がUの中で悪者になってる理由が分からない。なんであんなに追われてたんだ?竜の正体は家庭内暴力を受けている恵と言う男の子だ。彼は救いを求めていたけど、実社会で散々と裏切られてきたみたいで人を信用しなくなってた。
鈴はなぜ歌えない?鈴は母を事故で亡くしてるから父と二人暮らし。でも父とは疎遠。母は鈴が幼い頃に川に取り残された他人の子供を救うべく、水嵩の上がった川に入っていって溺死。公式サイトに「歌うことが大好きだったが、幼い頃、母親を事故で亡くしてから人前では歌を歌えなくなる。」とある。それは映画を観ただけでは読み取れないな!
Uでベルが歌っている時は、実社会で鈴も歌ってるのかな?その辺が分からなかった。
鈴は小さい頃から幼なじみのしのぶが好きなんだけど、そのくせにUの中で竜といい感じになってて、軽いヤツだなと思った。
ディズニー作品のキャラクターデザインで知られるジン・キムがベルをデザインしてるんだけど、作品全体がディズニー感が出ていた。
ベルの正体を明かしたら、なんで恵が信じるんだろうか?理解出来ない。でも、鈴が姿を明かして歌うシーンはちょっと感動した。ただ、なんで人前で歌えないのかの理由が不明瞭だから、入り込めなかった。
歌は良かったし、歌っているシーンは良かったと思う。
その一方で、恵が虐待されているって言うのが、映画をつまらなくさせてると感じた。もっとポップで明るい映画に出来たんじゃないかな?
もう1回見たくなるが…
ディズニーの絵を書いている人にキャラクターデザイン頼んでしまい、ディズニー作品と化してしまった部分が少しありました。
美女と野獣をめちゃくちゃ見てる私にとっては、
これ大丈夫?って思うぐらい同じようなシーン(城、召使い、バラ、お城のテラス、ダンス)があった。美女と野獣を見ていない人は純粋にそのシーンが楽しめると思う。しかも、名前がベルだからなあ笑
しかし、気になったのはそこまで。
声優よし○キャラクターよし○イケメン沢山出てきてよし○
ラストシーンの主人公が歌うシーンは圧巻すぎて、涙を堪えるのが大変でした。
あざの表現も、すごい・・・!と思ってしまった。
引き込まれました
映像と音楽、そしてキャラデザが文句の言いようのないぐらい素晴らしく細田守らしさが出ていました。サマーウォーズが好きだったぶんオープニングには胸が熱くなりました。
ですが引き込まれたぶん脚本が少し荒いのでは?と思いました。それに浅いかもしれないです。
しかしそれを抜きにすればキャラ一人一人の個性が非常に良く、エンターテインメント的に見る映画としてはいいのでは無いでしょうか。私は好きでした。
楽しめました
最近涙もろいので声が出ないように苦労しました。
お母さんはなぜ知らない子を助けるために私を置いて死んでしまったの?この疑問が主人公の女の子の心を閉ざし、好きだったはずの歌も母との思い出が甦り拒否反応が出てしまう。
仮想世界で別人になることでようやく歌えることに気付く。やがて自分のように心に傷を負った竜を放っておけなくなり彼を助けるために無謀な行動をしている自分に気付き母も同じ気持ちだったのだと悟る。決して愛されていなかったわけじゃないと、そして母の遺伝子をしっかりと受け継いでいると。
ディーテルは省略されてたり説明されないので人によっては話についていけないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんがメッセージを感じて身を委ねると楽しめますよ。
ちょっと待った、美談にしないで
こんな評価にしてごめんなさい。
ただ、これを良しとできませんでした。
美談が過ぎます。
不自然さ
(1)言葉と行動が一致しない周囲の人
・素顔を出すと、全てを失うと言い切る友達
・頼れ、困ったことは言ってと言いながら
全世界に顔バレリスクを考えない幼馴染
・幼い頃から入っている合唱チーム?で親の事情を知りながら歌えという大人たち
(2)ネット社会
・救うために亡くなった人をほぼ貶めるネット民
・正論をかざすネット民、鈴が素顔で歌ったら手のひら返しで顔の見えないみんなの心が光る。
(3)描写
・虐待されていて、外出も厳しい子どもの部屋に綺麗に咲く薔薇と花瓶...?
子ども関係の仕事に携わっているので
最後が、1番キツかったです。
いい話風に終わらせているけれど
子ども1人でDVの解決?
本人が決めたことだからと駅で見送る大人に愕然。戻ってきて笑顔でおかえり?
お父さん...名言風にお見送り。
娘がDVする人の所に行くことを伝えられてないのか、周りの大人が、内緒にしたのか?
お父さんが知っていて行かないのなら
最早言葉がでない。
48時間待てないと察する程の、DV男が
女子高生が見つめるだけで、殴れなくなる。
こんな簡単に?Uだと何度もやり直せる?
殴られて死んだら、やり直せませんが。
鈴の母が他人を見過ごせず助けたように
鈴自身が、手を差し伸べる対比でしょうか
状況を見ていた大人達は他人事の中
家庭内暴力からの救出に
高校生が、たった1人で立ち向ったこと
これが、愛?勇気?成長?
千と千尋の神隠しの千尋の両親のようにどこか他人事な大人を描きたかったのかもしれない。
でも、家庭内暴力の救出時ではないでしょう。
助けを求められない子ども達を助けるのは
助けを必要とせず、身を挺した女子高生!
虐待可哀想、救いがあって良かったね!
他人事だから描ける終わりになっていませんか。
フィックションでアニメだから?
本当に他人事なのは、誰ですか?
理解できない人は見ないでと言うでしょうね。
でも、この作品小さいお子さんも見るはず。
これを見せて
すごいね、お姉さん立ち向かったね
成長したねって?
当事者に見せられますか?
これはフィックションよって?
作り話だからねって?
本当に言葉が出ません。
小学生の時サマーウォーズを見た私は
大人の頼もしさ、かっこよさで泣きました。
だからこそ、子ども達に伝えたい。
大人にも、付き合わせて。
大好きな君たちのことを想って
反対するかもしれない。
それでも、どの決断をしても
付き合わせてくれって。
それは、実親じゃないかもしれない。
でもそれこそ、サマーウォーズのあの言葉達。
みんなで片をつけるよ!
俺たちがついてる。
現実問題を扱ったセンシティブなテーマを扱うなら中途半端に描くべきじゃない。
ちゃんと現状を見て、問題提起、解決を描き切って欲しい。御涙頂戴に使わないで欲しい。
こんな嘘だらけの美談と理想論で
解決した!救われた!いい話だった!
泣ける!感動した!本当にやめてほしい。
そんな言葉でレビューが溢れるのを見て
これこそ、他人事で、この作品に描かれていた
正論をかざす人々の具現化かと思いました。
本当に見ていて、苦しかった。
浅く、不自然なストーリーやオマージュはご愛嬌。映像と音楽で星3か4を想像していましたが
ネットで他人事のように叩く人々を描きつつ
特大過ぎるブーメラン...待ってくれ...
好み等の問題ではなく、本当は問題について他人事で考えていませんよ、と言われたようで...
傷口に塩をぐりぐり塗りつけられた気分でした。
一生懸命作ったクリエイターから見たら、私自身他人事の評価の、大ブーメラン。
それでも、、書きたいと思いました。
本当ごめんなさい。難しいですね。
映像と音楽、素晴らしくて良質なPVを見ているようでした。お花綺麗だったなぁ。
作るの大変だっただろうなぁ。
サマーウォーズや時をかける少女は
プロが脚本を担当されたそうですね。。
監督....辛かったのかなぁ。
ネットも、大人も
もう少し、優しい人達いますよ。。
中村佳穂の歌は☆5、話は☆-5笑
細田監督作品との出会いはおおかみ子供。
いい話ではあったけど主人公はじめ登場人物たちに共感できず。
それ以来アニメ好きなのに何の期待もできず、一切興味なくて観ていませんでしたが、そばかすの姫のCMに鳥肌が立ち、「これは大作が期待できるんじゃ!?」と初日1番最初の時間帯で鑑賞しました。
【よかったところ】
・導入部分のワクワク感
・巨大なクジラがカラフルな帯を纏いながらUの海を優雅に泳ぎ、その上に美しいそばかすの歌姫…最高です
以上です。笑
【ダメなところ】
・心情が謎、行動が突飛で急にどうした?感
→蔑まれている竜に対して優しい気持ちを抱くのはいいけど、美女と野獣のオマージュするなら同じ高校の男いらなくないか笑 好きな男いながらおでことはいえ違う奴にキスしようとするの謎。どういう気持ちなん?雰囲気に流されたらヒロインとしてけっこう最低なのでは笑
→「竜に信用してもらえない」→「じゃあ素顔出さなきゃな」ってなんで?チョットイミワカラナイ
→虐待を受けている2人を助けなきゃ!って無謀にも駆け出すのはまあわかる。大人たち!!!相手の父親はDV野郎だぞ!!!危ねえだろ!!!高校生のヒロイン1人にいかせるなや!!!!!そしてまあまああっさり2人に会えるのウケる
・「だいすき」「ありがと」ってなんだよ!顔近!!!んでもって帰ってきていつもの男に顔赤らめるって何!!!ポリアモリーって設定でもないと観てる側混乱するんですが?!
・都合良すぎ
→プログラミング?パソコンに強い女友達という都合の良い存在。どこまでベルのプロデュースに関わってるから分からんけど、Uの開発者でもない女友達が衣装デザインしたりステージ用意したり?できるハイスペ具合なんなん?
→DV野郎って普通、外では(特に近所では)良い人の顔してるもんだと思うけど、近所の人に見られるかもしれないのに外であんな醜態晒して平気なん?いつもあんななら通報されて2人保護されるだろ。あの地区の児相大丈夫かよ。てかDVパパ、女子高校生にガン飛ばされるだけでタジタジって…弱すぎでは
・この話、この人いる?感
→ヒロインの好きな男。ただのイケメンだった…。ヒロインには竜がいるので、この人いらなかったのでは。
→ワタナベさんとカヌー男の恋。いる?あの長いくだりいる????もっとサラッとやってくれ
→合唱おばさんズ。もっとも存在意義がわからん…。あいつらの役割はまとめてヒロインの父がやったほうが良かったのでは。
・正義マン(完全に名前忘れた)とその組織、いる???????いや、いるかもしれんけど結局あいつなんだったん?竜より正体が気になるんだが笑 虐待されてる子供救うのも大事だけどこういうヤバい自警団みたいな奴らこそ正体突き止めてUの平和のためにも排除するべきでは…。
→ヒロイン家の犬の前足…どうした…気になるだろ!!!!意味深"風"とか余計なノイズでしかないからやめろ!!!!!
・奇をてらったつもり?
→「竜の正体はあの時チョロっとでた男の子でした!」
は?急すぎ。丁寧に伏線いれろや。
・父親ぜんぜん父親してないw
最後関係改善した風に終わったけどヒロインも父親もなんも努力してないから見てるこっちとしては何も良い気持ちにならないw
もう少し父親にでしゃばってほしかった。
・親友、毒舌ってか単に性格悪い
→素顔出す!ってなったら「元の地味なあんたに戻っていいの?」「積み上げてきた全部無駄になるよ!」とか、けっこう酷いな笑 本当に友達かよ笑 自分プロデュースのヒロイン(ベル)に酔ってただけじゃねーか!こわ!実は親友が悪役でした!であったほうが案外面白かったのでは笑
・絶望的にワタナベさんの声が可愛くない笑
→細田監督、重要でないキャラには適当な本職声優つけとけ。案外大事だぞそういうところ。
他にもいろいろあった気がするけど、思い出せる範囲での感想でした。
美女と野獣のオマージュ、といいましたが中身なんもないんでもはやパクリの域。
せっかく中村佳穂さんという素晴らしい歌手にアニメ映画に関わってもらいながらもこんなぶっこわれ駄作にできるなんて、細田監督のダメな才能には脱帽ものです!わーパチパチ。
これに関わった俳優さんたち、絶対おもってるよ「なんだこのアニメ」って。だって俳優さんたちは普段質のいい作品に触れてるハズだもん。中村さん含めてね。
自分のマスターベーションアニメのために俳優さんたちに恥かかせんな。
わかったら次からプロの脚本家つけろよな!
歌
公開2日目
朝一で、鑑賞してきました。
細田守監督作品では、サマーウォーズが大好きで
何度もDVD等で鑑賞していますが次の作品の
おおかみこどもの雨と雪がとても合わなくてそれ以来
細田守監督の作品は見てません。
今回、鑑賞する気になったのはサマーウォーズの
雰囲気があったから仮想空間がキーだったので
サマーウォーズのような気持ちの良い展開が体験できたら
と言う思いでした。
予備知識は、ほとんどなしで大規模な仮想空間が世界、
佐藤健さんが竜役、歌姫と主人公は同じ人て、ぐらいでした。
で、鑑賞後!
うん、強引的進める展開でしたが良かった
ですよ。
歌がいい
透明感あふれる優しい歌
サントラ買うかなあ。
で、物語
序盤から引き込まれる展開、冴えない女子高生が仮想空間で注目される歌姫になる事、お母さんの事故の事。
これは、胸が締め付けられる程悲しかった。
そんなそんな中、竜と出会う
この竜の正体、はじめは幼なじみのしのぶくん、はたまた、お父さんとかだったらすげーなあと思って見てましたがどうやら違うなあと。
途中、竜の城でのダンスは美女と野獣まんま
パクリ 感想できっと言われるので変えても
よかったのでは。
ベルがすずに戻って歌を歌うシーンで最後の方にベルに
戻るのは何故?て感じだった。
しかし、竜を助けるためにすずを東京へ一人で行かせるのはどうよ。せめておばさん誰か付いていけば良かったんでは。
しのぶくん、おばさん達に遅れて駄目よ。
お父さんとのLINE、何か違和感あったなあ。
会話自体は、良いんだけどお父さんが君はを連発
するのはなんだかなあと思った。
でも、駅でお父さんとの再会シーン夕飯どうする?うん。ただいま、オカエリはヨカタ。
あと、竜と弟さんのその後は気になるし、
あのあとすずは、その日に帰ったのか?
時間が合わないような。
物語に色々無理はあるけど、それを感じさせない映像の美しさと歌のパワーがありました。
出演者の声もまあ大丈夫な部類です。
主人公のすず役の中村佳穂さん、サマーウォーズの夏木先輩の声とだぶるのは、私だけだろうか。
歌は最高、ストーリーは普通に良い
歌が聴きたくてストーリーはそこまで期待せずに行きましたが、思いのほか良かったです。
重厚なストーリーではないけれど、ひとりの少女の成長記録として見るとまっすぐな青春映画だと思いました。
歌は文句なしの星5つです。
刺さったので泣きました。ごめん、堪能しすぎて幸せになれちゃって!
映画って感動のパターンはいかに人間関係をかえて、葛藤を乗り越えていくかなんだよね。
その壁の作り方がめっちゃ難しい。
これがね、歌声で軽く乗り越えられちまった。
いや、それまでの作り込みも濃密で受け止めるだけの歌声だった。
全部がアメイジングだよ。
冒頭から乗り切れなかった人はつっこみどころを探して楽しむモードになったかも知れません。
片足がない犬と高知の田舎で父親と暮らす高校生。
その鬱屈とした心情を表現だけで説明なしにすぱっと心に来た。
母親の死の状況。
これだけでもうこの世界にどっぷりと浸かっちまった。
俺、見知らぬ人のために命を賭けられる人に弱いのかも。
それが電脳世界で自分のコンプレックスの対象となる相手の容姿を得て、トラウマだった「歌」で世界に認められる。
ほんと、細田監督、鯨すっきやなあ~www
マッドマックス怒りのフューリーロードのスピーカー車を越えた、スピーカーを背負った鯨w
その後は美女と野獣でありながら、ネットでよく見る○○警察みたいなポリコレ野郎達とか、現実解のスクールカーストとか、おばさんの友情とか。
世相も反映してますw
ベースの高校生活も好きです。
地味な高校生がある日、ネットでスターダムに。
現代ではそんな夢物語も当たり前。
でも、顔を隠して有名になった代償はでかいわけです。
そこに葛藤が生まれて、美女と野獣を遙かに凌駕するクライマックスが!
いやあ、久しぶりに嗚咽しそうなほど号泣しました。
泣けなかった人はもったいない。
売れている映画をけなそうとせずに、素直に乗ってみようと思えばこの映画はこたえてくれるのに。
ほんとのこと言えなくてごめん
やっぱりサマーウォーズ・時かけは超えられない感が強い。
まず、すずが苦しみを乗り越えて、竜たちを助けるまでの原動力があまり見えなくて感情移入が全然できなかった。自分の本来の姿を見せて、人の心に寄り添うことができるようになった、というのはわかるけど、そもそもお母さんのことを乗り越える、というのが一番大事なところじゃないの?助けた少年が竜と関係があるのか、あるのだろうけど(ほんとのこと言えなくてごめん、のセリフの意味的に)、そこが一番大事じゃないの?
児童虐待の背景も見えないから、殴る父親もすごく陳腐に見えた。
そして竜とベルが一気に親密になるシーンも、どこが通じ合ったのか、過去のことに気付いたのか、一切描かれないから、置いてけぼりを食らった感じ。
ベルと竜の様子はディズニーぽくて、ジャスティスたち?はアメコミぽくて、なんか冷めちゃうし。
この作品単体で見たら、音楽や映像も素敵だし、泣けるポイントもあるんだけど、過去作からの期待があるから、満足とは言えないかなぁ。
染谷将太さんと役所広司さんの声優がとても良かった。特に役所さん演じるお父さんの包容力が素敵。この映画の中で、LINEで話すシーンが一番すき〜〜
細田守作品としては、異質?
主人公すずは、引っ込み思案の女子高生…仮想世界「U」では、Bellという歌手?全体としては、美女と野獣プラスソードアートオンラインみたいな感じ!キャラに感情移入しやすく観ていて爽やかな感じを最後かんじました。
絵と音楽はいい。ただそれだけだった
細田守監督だから見たけど
個人的に史上最悪だった。
ファンとして残念すぎる。
美女と野獣のオマージュはなんの意味があった
主人公含め全員の動機が軽すぎる
扱ってる問題の重さに対して作品として示している
答えが軽すぎる
いっそのことスタジオ地図の
ミュージックビデオとして出せばよかった、、
まだ見てないファンは期待して見ない方がいい。
点数は総評として
点数的には
歌★★★★★
内容★★
くらいでした。
ストーリーは
子供の頃に河川での救助活動で母親を亡くした鈴が
Uという仮想世界で歌姫と活躍
コンサートに乱入してきた竜に興味を(なぜか)抱いた
鈴(ベル)が正体を探るお話。
疑問点として
・何故ベルがそんなにも竜に興味を抱くのか?
・鈴が好きな忍がベル=鈴と気付くのはともかく
こちらも本気だということを示す為にネットで正体を明かそうとするか?
・鈴が竜の父親のDVを止める為に東京に行くのを
誰も止めようとしない。ついていこうとしないのか?
・竜の父親は奇声(怒号?)をあげるだけで殴らず怯えてしまうのか?
・サイト運営している人達は何をしているのか?
・自分の正義を振りかざすだけのジャスティスたちは何なんだ?
といろいろありました。
小説版を、読めば解決するかも知れないけど
そこまでするつもりはないので、とりあえず歌が素晴らしい映画を観に行った。ということで自己完結しておきます。
あと、AS(アズ)とOZ(オズ)やクジラなど
サマーウォーズに既視感があるとこがあったので
いっそキングカズマとか出して欲しかったかなw
楽しみだったのに凄く残念でした。
サマーウォーズが大好きでしたので、今回もバーチャルとリアルの世界をどういうシナリオで描くか楽しみでしたが、個人的に微妙でした。
ディズニーに寄せたキャラデザと動き。
美女と野獣の世界観。
それならディズニー映画を観ます。
ストーリーに深みが無く、キャクターに感情移入は全く出来ません。
リュウが悪者として扱われてるけど、理由もよくわからん。何故ヒーローみたいな奴らはリュウを倒そうとしてるの?
ベルがやたらリュウを気にする部分も意味がわかりません。
リュウは何故城を持ってるのか?美女と野獣を描く為に無理矢理感が否めない。
ただ、音楽と作画はとても素晴らしい内容でした。
細田監督が描く田舎の風景は大好きなんで、そこは楽しめました。
ほんとガッカリでした。
セリフ付きミュージックビデオ(120分)
序盤以降起きる出来事に尽く説得力がなく「なんで?」と思うシーンばかり続く。
展開は早いけど不要なシーンばかり多く感じてテンポが悪いように感じる。
ぶっちゃけ「竜」周りの要素を全部削除して他に注力してほうがまともな映画になったと思う。
「サマーウォーズ」や「時をかける少女」あるいは「美女と野獣」のような大作アニメ映画を期待しないで120分の長い長いミュージックビデオを見に行くつもりで映画館に行きましょう。
ここからは再レビュー
諸事情でもう一度鑑賞することになり「2度目だし何か見逃した点を見つけられるかも」とか「『めちゃ感動した』と言ってる人があんなにたくさんいるんだからそういう要素に注意を向けていればそう感じるはず」と思っていたんですがやっぱり無理でした。あまりに世間の評価と自分の評価が乖離してて「自分の感受性が死んでる?それともなんか鏡の世界にでも迷い込んだ?」と感じるレベルでした。
脚本の不自然さや不可解さが「これは創作なんだから」で許容できるレベルを大幅に超えてますって…不気味なホラーかギャグのどっちかでしょこれは…なんかの小説をめちゃくちゃ下手くそに要約して2時間の映像作品に仕立て上げたような感じがします。
素晴らしい作品でした。
とても良かったと思います。
サマーウォーズとおおかみこどもの雨と雪をたして美女と野獣のテイストが入っている感じかな?
映像、音楽は当然のように素晴らしかった!
サマーウォーズが楽しいという感じなら、心に染みるという感じでした。(結構大人向け?)
私はいい歳したおじさんなので我が子を見るような思いですずを見てしまい、とても感情移入してしまました。
ライブの時、竜が飛び込んで来たのは、ただライブを見に来ただけなのかなぁ〜と自分なりに解釈しました。(そう思うと本当に可哀想)
感情に訴えかける作品なので、そういうのが好きな方にはお勧めです。
もう一度観たいと思わせる作品でした。
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