竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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こんなもんかぁ…
□冒頭の大迫力のBelleのライブシーンは、バーチャル世界のトンマナを全て塗り替えられる名作かもしれないと思った。
Belleのキャラデザはとてもよかったと思うし、あのレベルの歌唱シーンを連発されたら完敗だった。
最先端のグローバルトレンドを意識した楽曲に、しっかりと"聞いたことがない"要素を加えて、未来のヒット曲というイメージを形成していたと思う。
□近未来SF的なディティールの詰めに関してはかなり消化不良である
→現在のSNSやVRプラットフォームにおいてまだ環境が整っていないバーチャルライブ体験が、どう描かれるのかについても期待が高かったし、バーチャルライフとリアルライフがどのようにバランスし、人間にどのような変化をもたらすか、とか結論としてバーチャルライフって良いものなの?とかどう描かれるのかとか気になっていた。
これについては、かなり甘かったかなと。
生体情報によって、1人の人間が複数のアバターを持つことはできない。アバターはAIが画像を読み込んで自動生成されていたが、どんなUIになっているのかとかもっと描いてほしかった。
あの耳につけるガジェットは簡単に手に入るものなの?「U」がどういう時間軸で世の中に浸透したのか、かなり謎だった。テレビのニュースになったり、おばちゃんたちが知ってるレベルなの?プラットフォームがどういう運営になってるのかとかもチョロっとでいいから情報として欲しかった。
□主人公の変化が描かれてなさすぎる
幼い頃に母を亡くしたことを引きずっている=かけたコップや、曲作りは母からの影響
だが、人前で歌えないほどシャイだし、曲を作ってることとかは「U」を始めるまで誰も知らなかった?
バーチャルライフに居場所を求めた理由として、ある程度うまくいかないと日常は描かれてたけど、そこまで絶望的な状況ではなさそうだし、心に闇を抱えてそうなかんじでもなさそうで、Belleというアーティストが何を歌ってるのかとか、なんでバズったのかとかが薄くて疑問が残る。
アバターが可愛くて歌上手いってだけ??詞曲が本人ならもうちょいなんかあってもよさそうだったのに。ラブソングなんて書いたことないやとか言ってたし。
バーチャルライフにおいてスターになったことで、スズは自信を持つことができたなら、リアルライフのほうでもその変化を描いて欲しかった。周りのみんなが気づいていたということは、Belleとしての活動をしていて、スズという女の子は良い意味で変わった部分があったのだろうか。
□結局のところメインテーマなんなん?てなる
→要素が散漫的で、恋愛なのか、成長なのか、インターネットがもたらす光と闇なのか、伝えたいメッセージがなんなのか
よくわからなかった。
□一番首を傾げちゃったシーン
→物語のクライマックスといえる、スズが自分の素顔を晒して歌う場面とそれによる展開はさすがに理解不能でしたね。
なんで小学校にみんな集合?
スズは身の回りの人にBelleであることがバレたのにノーリアクション?
なんでBelleと竜の関係をみんな知ってるの?竜は世の中的には悪と考えている層も多いはずなのに?
歌い終わって、ビデオチャットが繋がって「やったぁ」ってなるの本気で意味わかんなかった。なんも解決してなくないから東京行くんだよね?このまま東京まで車で行く?ってなってるのに夜行バスに未成年を1人で乗せたの?
東京着いてからは場所の特定とかサポート体制なくなるのなんで?Mapとかあるっしょ。家に子供2人は軟禁されている可能性はなかったのか?部屋番号とかわかんなかったよね?で、結局児童虐待の何を解決したの?竜は結局世の中的に善なの?悪なの?どうなったの???
モヤモヤが残りました。
??「ハハッ!! ボク達の真似をするのは100年早いよ!!」
良い点
・歌が良い
歌いだすタイミングはともかく、歌は良いです。
・相棒のヒロちゃん
かなり良いキャラしてます。
今作で唯一。
・竜当てゲーム
竜が誰なのか探る分析や痕跡探しは面白かった。
これ竜とのアレコレをメインテーマにするなら、ここもっと掘り下げてほしかった。
悪い点
・テーマがバラバラ
今作では「U」、「すずの成長」、「竜」、「恋愛」、「社会問題」というざっくり5つのテーマが存在してます。
上手くすべて纏められるならいいんですが、あっちへフラフラこっちへフラフラとテーマがとっ散らかってて物語としてかなり薄味になってしまってます。
どれが主題になってるのかわからないので、登場人物の行動に説得力がありません。
「U」内でのサクセスストーリーか、すずの成長物語か、「U」を通しての恋愛モノか、竜を巡るストーリーか、どれか一本に絞るべきでした。
取り敢えずしのぶくん等学校の友人たちは、ヒロちゃん以外オミットしよう。
あとおばちゃんズも要らない。
・キャラに魅力が無い
先述したようにテーマがバラバラなためすずの行動に説得力が無く、他キャラの掘り下げもしないためキャラに魅力を感じない。
テーマを盛りすぎてその分キャラを増やしたからだろう。
しのぶくんとかその友人たちいる?
竜かしのぶくんかどっちかでいいよね?
・「U」がメインの舞台なのに掘り下げない
この映画の肝って「U」っていう仮想空間のハズなんだけど、まったく掘り下げられない。
そのため「U」に魅力を感じず、映画そのものの魅力低下にもつながってる。
世界50億人?やってるはずなのに全く掘り下げられないから、この世界で発生するサクセスストーリーもトラブルもまったく説得力無いんだよね。
・○ィズニーの猿真似
キャラデザが○ィズニーの人ということからもわかるけど、序盤と中盤あからさまに○ィズニーを真似した展開するんだよね。
急に歌いだすとか。
そこは丁寧に描写すべきだろ。
すずが「U」の中でのみトラウマに関係なく歌えるんだぞ。
何故歌おうと思ったのか、歌うまでの過程とかかなり大事だと思うんだが。
○ィズニーらしくミュージカルしたいだけちゃうんかと。
あと○女と野獣ね。
すずが竜に惹かれる過程や理由が言葉なり映像なりで描写されてないから、すずがあそこまで竜に構い、そして○女と野獣するのか意味不明。
マジで○ィズニーっぽいことがしたいだけってのが透けて見えるわ。
・キャラの行動に説得力が無い
上でも何度か説明してるけど、なんでそんな行動をとるか意味不明なんよね。
なんの脈絡もなく急に歌いだす。
特に惹かれた描写もないのにやたらと竜を構うすず。(竜はただの破壊者で反抗する正当性は一切無い)
世界50億人に素顔を晒すという危険な行為をヒロちゃん以外止めない。(そしてそれを勧める鬼畜幼馴染)
おばさんズが頼もしくすずを助けに行くと言った割に全く役に立たない。
素顔を晒したあとの謎の感動の大合唱。
竜にラブソング送ったのに竜とは恋愛関係にならずリアル世界のイケメンしのぶくんと良い感じに。
虐待家庭に高校生の小娘一人だけ送り出す大人と友人たち。
……は?
本当に不思議なんだけど、この映画の関係者ってこんな脚本が出来た時に、誰も止めなかったのか?
これがおもしろいと思ったの?
マジで?
良かったのは歌ぐらいで、今回星2つけてるのも歌だけの点みたいなもの。
未来のミライやバケモノの子でも思ったけど、細田監督って魅力的な、或いは人間味のあるキャラ作るの下手よね。
映画の中のキャラたちは、映画を成立させるためのただの記号としての存在でしかない。
脚本は別の人に頼んだ方が良いよ。マジで。
音楽や映像はいいのですが…
まず観ていて話の進み方が早いという印象がありました。その上そこは重要なのかと聞かれると悩んでしまうような部分に時間をかけているという感じ。特にかみしんが顔を真っ赤にしながらるかに話しかけに行くあの駅のシーンはもう少し時間短くても良かったのでは?
それと観ていていくつか疑問点が
・なぜそこまで父親に当たりが強いのか
ここは詳しい主人公の心情が語られないため観ている側も違和感を覚えるレベルです。
・竜、心開くの早くない?
あれだけ人を寄せつけない印象を抱かせておいて案外あっさり主人公に心開いちゃうんだ…と思いました。
・ジャスティンの存在感が雑
結局そこまで重要なオチはないのにやたらデカく爪痕残してくる
・トモとケイの父親の存在感も雑
主人公を殴ろうとする描写、殴れず尻もちをつく描写はまだいいとして、最後なんであんなに恐がって逃げたのでしょうか?上手くいきすぎじゃないですか?あれだけ頑固で最後の難関みたいな存在感出しておいてあっさり引いてしまうんですね
・しのぶは必要なのか
ここは正直本当に分かりませんでした。ただ作品において華を加えたかったのでしょうか、ヒロインがいればヒーローもいて欲しいものですが、でもそれってケイだけでいいのではないでしょうか。
・しのぶや合唱隊はなぜすずがベルだと気付いたのか
ここは大きく触れられていないので理解が追いつきませんでした。
・かみしんとるか、ベルのことめちゃくちゃ語ってたのにすずがベルだったこと案外あっさり受け入れてる
ここももう少し心情が知りたかったですね。
・ベルのライバル歌手との対峙が案外少ない
あの歌手、重要人物なのかと思っていたらそうでは無いみたいで驚きました。しかし最後ベルに声をかけるのは胸熱でしたね。
・匿名インターネットでの匿名コメントに色が無さすぎる
味方になるか敵になるかが極端すぎてむしろ気持ちが悪いレベルです。
正直主人公の母が生前助けた子供があとでなにか大きな手がかりになるのではないかと最初考えていましたが全くそんなことはなかったのでここも驚きましたね。特に重要ではない人物にもフォーカスをかなり当てていくのは良いのか悪いのか…といったところです。
それでも音楽や映像は流石でした。とても美しく透明感が癖になりますね。
タイトルなし(ネタバレ)
過去作品を越えてくる映画であれと願い見ましたが、今作もサマーウォーズを越えることは出来ませんでした。良くも悪くもない記憶に残らない作品に仕上がっています。
自分が見てて気に入らなかった点をいくつか
幼馴染みの男の子、なにかあるかと期待させといて何者でもなくてがっかりしました。
最後に救った男の子の言葉「大好きだよ」という言葉って恋愛映画でも言わないような強い言葉です。あきらかにセリフのチョイスが間違ってて興醒めしました。
最後の兄弟のところも自分たちで家の外に出れるなら主人公がわざわざ必死に助けに行かなくて良かっただろと突っ込んでしまいました。
途中まんま美女と野獣を見せられたシーン、あれは何だったのか今でもわかりません。
夏の青空、田舎、女子高生は鉄板でみんな好きです。が、それを安売りはしてほしくないです。
バケモノの子くらいのものを見せられる気持ちで見たらショックは少ないと思います。
これを良かったという人がいるならば、その人は明らかに大切なものは目に見えないを体現している人なのは想像に固くありません。
シナリオ、キャラクターは最悪、音楽と映像は最高なチグハグ映画
中村佳穂さんの歌を含めて劇中の音楽はどれも素晴らしかった。
また、ベルのライブシーンなど美しさで曲を際立たせている。
見ていて引き込まれたし、音楽は映画内だけに留まらず、CDなどを買ってでも聞く価値があると言える。
ただし、シナリオだけは最悪としか言い表せなかった。
ツッコミどころの多い展開、感情移入しづらい主人公たちの行動原理。
映画的、ファンタジーな展開にも限度があると思ってしまう。
何より、キャラクター全てがシナリオの操り人形で終わっている。
自然に生きている感じが一切なく、「こういう展開にしたい」「こういう絵面にしたい」というのがありきで駒のようにキャラクターたちが動かされていて見るに耐えなかった。
故にキャラクターたちは常にブレており、行動や心理、内面の造形が揺らいでいる。
それは終盤になるに向けて、雑さを帯びてくる。
ネット上で鈴に素顔を晒すことを勧めたあたりから特に描写が気になった。
今時は田舎育ちでもネットで素顔を晒す危険性くらいは判っているだろう。
しかもフォロー大勢のアカウントの持ち主が素顔を晒すのだ。
なのに誰もこの後、鈴がネットで叩かれる、住所や個人情報を特定されるとか考えてない。
虐待から救うためというのも素顔を晒す行動も映画としては見せ場で、それ自体は良い。
だが、ちゃんと周りがちゃんと危険性を提示し一旦、止めてから鈴はそれを振り切って素顔を晒すべきだった。もしくは周りが例え叩かれても晒されたりしても守ってやる、支えてやるとか言ってあげて欲しい。
親切で鈴を思っている友人や合唱団の大人たちのはずなのに、「鈴にこうしてほしい」という気持ちばかりが見えて、劇中を通して、気遣いができる、フォローができる友人や大人たちを描いていたはずなのに、いきなりこの描写で、雑で身勝手なキャラクターに変わってしまう。
誰一人として、素顔を晒すかどうかの選択が迫られる中で「鈴を大事にしたい」「守ってあげたい」が伝わっていこない。
ずっと鈴をプロデュースしてきたヒロちゃんも「折角築き上げたベルの秘密がー」とか言って素顔を晒すことを止めていたが、正直理由がそれだけかとガッカリした。
ネットに詳しくてプロデューサーもしていたなら鈴が顔を晒すことで起きる危険性は想像できるはず。しかも彼女は劇中で、母親を失った鈴に気を遣い、自ら母親の話題を口にした時は申し訳なさそうにするなどの配慮ができる人物としても描かれていた。
鈴に顔を晒させるという展開にもっていきたいためか。
それとも時間がないから、さっさと展開を進めたいと思ったのかは分からないが。
いきなりネットに詳しくない、気遣いや配慮がない友人になって、ガッカリした。
他にも気になる点はある。
最後、鈴一人で虐待父親とその子達の所に行かせるところ。
暴力振るってる場面を見てるなら友達も合唱団の大人たちも一緒に行ってあげろよ。
鈴のために校舎に駆けつけたりと優しくて思いやりがある癖に変に薄情だな、と思った。
同監督の作品であるサマーウォーズ、おおかみこどもの雨と雪、バケモノの子、未来のミライ。
これらでは大人がある程度、大人としての役割や責務を負っていた。
自分の子を守る、育てる、大人としてできる限りのサポートをする等。
例えば、サマーウォーズ。(以下ネタバレにもなるので見ていない人には注意していただきたい)
この作品でも子供であるカズマがラブマシーンと戦ったり、子供である健二が問題解決をしたりと子供が立ち向かう場面が多い。
だが、それを大人はただぼーっと見ていた訳ではない。
できる限りのサポートをし、人工衛星が落ちてくる中でも健二を一人残すようなことはせず、側で励まし、人工衛星が落ちてきた中では子供や家族を守るように覆いかぶさったりと、細かい部分で大人は他者を守ることをしっかりとしていた。
それに対し、今作はどうか。
今作の大人たちは子供を見守るというより、見捨てている。
鈴の父や合唱団の大人たちも良いことを言っているように見えて、虐待するような暴力的で、犯罪に王手をかけているような男の元へ、女子学生を送り出している。
子供を見守るという行為を履き違えているようにしか見えない。
なんだか鈴が一人で、助けに行った方が絵面がいいから、とか。
そういう理由でキャラクターたちを動かしているようにしか見えない。
加えて、最終の虐待父親との対峙。
諦めず対峙してくる鈴の顔を見て腰を抜かす。
いくら映画的な処理でも鈴が退かないからって虐待父親が腰抜かす訳がない。
子供が逃げたら外まで追いかけてきて、しかも初対面の鈴をいきなり顔を引っ掻いたり、肩を乱暴に揺さぶる男。
それが突然、気迫か何かにおされたように腰を抜かす。
悪役キャラの性格や態度の描写までものがぶれ始める。
ちゃんと、このキャラクターたちのバックボーンや環境、性格や態度などを考えて造形しているのかと疑問をもってしまった。
そして、最後の最後。
助けられた少年たち、顔から血が出ている鈴を見てそれぞれの第一声が気になった。
少年たちは虐待されてきた分、自分や他人の痛みに敏感のような立ち振る舞いをしていた。
父親から乱暴されそうになっても、互いに庇いあったり心配したり、守りあったりしていたりと。
のだが鈴が血を流しているのに対し、「大丈夫?」でも「ありがとう」でもない。
自分達の言いたいことだけを言う。
ここでもキャラクター描写が崩れて、終わりまでガッカリした。
お前ら誰だよ!
主人公くらいしか過去とか心理描写描かれないし、メインのモブには役割が振られてる訳でも無い。
しかも竜も対してバックボーンが無いせいで結局竜の詳細も不明なまま。竜のリアルに会いに行ったが、その話も無し。
1番気になったのが声優クソヘタ
色々残念
初日に観に行くくらいは今作に期待してました。
しかし、伏線とかその回収とかも無いような話運びだし
軽々しく虐待を扱ったりトラウマを扱ったり
克服の仕方もなんか中途半端で、とても幸せな人が無理して作った感じがあった
サマーウォーズで当たったから電脳世界にしたのだとしたら
とても安直です。
サマーウォーズはなぜ当たったのか
『よく無いのはお腹を空かせていることと1人でいること』
栄おばあちゃんの言葉が今も生きているのはなぜなのか
もう一度よく考えてほしいです。
映像美と歌はとても良かったです
でもそれだけならミュージックビデオで良いんですよ
メッセージ性を変えたサマーウォーズ
好きな細田作品は「サマーおおかみの未来」です。
音楽は確かにいい。歌唱力も素晴らしい。
でも歌で物語を引っ張るんなら、ベルの歌唱シーンはCGにせずにアニメでいくべきだったのでは?
凄く、残念。全体的に画は綺麗になってるけど、それはあくまで技術が向上しただけで、演出的な手腕は変わらず。
ストーリーに、関してはサマーに遠く及ばず。
ヒロちゃんが自分のお母さんについて話してて、はっとなったりするシーンや、川上さんの駅のフリーズカットとか堪らなく繊細でイイシーンはあるけど、やっぱりUの世界の演出はサマーウォーズと差を感じられない。
むしろ、ちょっと、ダサい。
バラ色の服着て唄って、バラがばらまかれるっていつの時代の演歌歌手よ?
そもそもなんでOzにせんかったん?Ozの改良で良かったんじゃないの?
Bluetoothイヤホン型のダイブモジュールて、弟子の伊藤さんのSAOですら、もちょっとリアルな設定だったわ。
前半のテンポの良さは流石。でも竜が出てきて、そもそも竜に何者なのかと問いかける流れが不自然。
やっぱ☆2つにしよう。
ラストの鈴の歌唱後も、なんでベルに戻っちゃうの?鈴で良かったじゃん。
最も納得がいったであろう展開としては、ラスト歌唱しながら忍とヒロちゃんが竜に呼びかける。歌う鈴に感動して竜が心を開こうとするも、虐待がスタート。
歌を中断し、皆で作戦会議。カミシンが割り出した場所からその地域の人に連絡をとり、皆でUの住人も含めて竜の現実住処を一斉捜索。皆でお父さんをとっつかまえて、鈴がテレビ電話越しに助けに来たよ、の流れ。
再度ベルとしてライブをし、竜のアバターではなくなった竜と、みんなでライブパフォーマンス。
現実の世界でも同時に体育館のステージでライブパフォーマンス。
大団円。
くらいじゃないと。
歌物やるなら、マクロス、超えてよ。
サマーウォーズ、美女と野獣、歌メイン、を合わせたような作品
サマーウォーズのように何度も観たいとは思わせない作品。正直期待していただけにがっかりです。
映像、音楽は美しいけど、そこがメイン。
ストーリーは正直薄い内容。
あの後どうなったのか、という最後にもっと時間を割いてほしかったです。後味が悪いです。
終盤は感動します。
色々と詰め込みすぎて序盤〜中盤が長すぎたのではないかと思います。
期待外れ
自分の中で細田守監督作品に対する期待からハードルが高くなっていた感は否めないが、あまりにも期待外れだった。正直、今まで見た細田守監督作品の中で1番つまらなかった。映像美は時をかける少女の時から進化しているし、音楽も良かった。だが、本当にそれだけの映画だったと言わざるを得ない。女子高生が家庭内暴力を受けている子どもを助けるというシナリオだが、それだけのために全世界に自分の顔を公開するだろうか?それに、家庭内暴力をするようなヤバい大人の元に女子高生を1人で行かせるのもおかしい、誰1人それを止めようとしないしついて行こうともしなかった異常さ。この映画は様々な企業と手を組んで広告をうっているように見える、それだけ出来に自信があるのか?それとも自信がないからたくさん広告をうって人に来てもらおうとしているのか分からないが、自分は後者だと思う。インターネットやSNSの世界をアニメや映画の中で再現している作品を見見ると、どうしても冷めてしまう。映像美、音楽は良いけどシナリオがめちゃくちゃで受け入れられませんでした。細田守監督作品特有の心温まるようなシナリオが感じられなかった。
世界観はやっぱ好きなんだけど・・・うー
最初の導入や主人公の生い立ちは良かったと思う。
ただ、急に出てきた竜の存在が果たして映画に必要だったのだろうか?と思ってしまう。
いろいろなテーマがありすぎて、その一つ一つの解決も雑。どうしても、感情移入ができず、置いてけぼりになってしまった。
私は読んでいないが原作小説では主人公の感情の変化など細かい描写があり、評価も高い。
おそらく、そういった部分がこの映画には必要だったのだと思う。2時間という時間にまとめるにはどうしても足りなかった印象。
世界観は面白かったし、一つ一つのテーマも良い!
だけど、掘り下げがないから入り込めなかった。。。
構成が雑なような、、、
扱う題材は良かった気はするが、
時間的な制約か、色んなものを詰め込み過ぎたか。
ネットで正義振りかざす人(結果的に攻撃する側)、ネットで勇気付けられる人、
虐待、コンプレックスの克服、、、。
題材は悪くないんですが。
突然テーマがポッと出てきて、「さぁ、感情移入してください」、みたいな指示が飛んでくる感覚。
特に気になったのは、後半。
急ぎ過ぎだし、観てる側が取り残される気がする。
特に竜の家を特定するまでの所要時間1、2分て、
鬼女、特定班より高速。。。
全体的に心理描写が広く浅くな点は惜しい気はした。
話の展開に使われたネタは、結構見聞きしたことのある話な印象も。(瞳孔に映る映像、町の夕方の時報から場所を推定とか)
歌は良かった。
これを制作現場で見ていれば、色々感じたスタッフもいた気がする。逆に、もしいなかったならまずいかもしれない。
社会問題を折り込むならもうちょっと…
話の流れはベタだけど映像と歌声が美しいので楽しめそうだったが、ちょこちょこ取り入れられる悲しい出来事や社会問題によって、色々気になり冷めてしまった。
勧善懲悪発言をするジャスティスリーダーがただの悪のまま終わっていたり、母を亡くしている主人公が日常会話で慣用句として「しぬ」「しんだ」と言ったり(これに関しては私が元々苦手な言葉)、主人公含む数人が意味もなく点字ブロックの上で立ち話していたり、父からの暴力にずっと耐えてきた兄弟になぜか立ち向かう勇気を与えて満足したり。。心配すぎる。
ただ、最後のほうですずちゃんが素顔で歌うシーン。自らをかえりみず他人を助けようとして亡くなった母の気持ちがやっと理解できて、すずちゃん自身が長い苦しみから救われたのかなというところはグッときた。
歌と映像で厚化粧しているが、中身はクソブス
まず、褒める所は歌と映像です。
歌はとても心惹かれるもので、映像もとても美しく、舞台で有る高知県に足を運んでみたいと思うほどでした。
そこには最大限の敬意を払いたいと思います。
私はただ貶したい訳ではございません。
公開初日の1番初めの上映会に行き、劇場で予告を見た時から歌と映像に心を掴まれとても楽しみにしていました。
だからこそ、ストーリーの拙さに憤りを感じます。
この映画を見て思ったことは、旗を立てる場所は合ってるけど、その導線が雑すぎると思いました。
冒頭から指摘させて頂きますが、どこまでが回想シーンなのか、ぶつ切り過ぎてわかりませんしあらゆる部分で圧倒的に描写不足です。
青春を描くにしても、恋愛を描くにしても、家庭環境を描くにしても、児童虐待やネットの怖さにしても、すべてに置いて消化不良です。
そもそもそばかすの姫、とタイトルで言ってる様に、そばかすが顔に浮かぶ引っ込み思案な女の子の精神的に成長していく、的なストーリーかと思えば結局中途半端。
タイトルにある1番大事なことすら抜け落ちています。
この映画は何を伝えたかったのでしょうか?
風呂敷を広げ過ぎて畳めなくなった感が否めないです。
世界中の何億人を田舎の高校生が魅了するほどであれば、幼い頃からその片鱗をもっと丁寧に描いたりできたと思うし、その方が母が亡くなってから歌えなくなった描写にも説得力があったと思います。
そもそもそこの描写も適当すぎて、急に歌えなくて吐き出したシーンではお前歌えなかったんかい!!と思いました。
さらに、そこからの立ち直りも適当すぎる。
長年歌えなかったのに、仮想空間に始めて入った一発めでもう簡単に歌えてしまうの??
幼少期から摺ってきたトラウマがそんな簡単に解決してしまうの?
そこでもう一悶着あってやっと、母の死を乗り越えてやっと歌えた方が深みも出ると思いました。
長年のトラウマも軽々乗り越え、一発めで歌えて、一夜にして世界的大スター。。。
感情移入もできません。
それと、冒頭で母が川へ飛び込んでしまったが、その描写も適当かと。
映画内のニュースサイトのコメントでも、自分の子供を残して他人の子を救うなんて無責任だ、とありましたが本当にその通りだなと思いました。
恐らくですが、世界的歌姫の才能がある高校生のサクセスストーリーを描きたいけど、最初は歌えない方がいいから母親殺しとくか。それに舞台は高知県だし死因どうしよう?せや、四万十川で殺したろ!!みたいなもんでしょう。
何回も言いますが、旗を立てる場所は正しいけどそこの導線が本当に適当すぎます。
母親というものは我が子がなによりも1番大事だし、それなのに他人の子を救いに行くか?そもそもお前の親は何をしとんねんと思いました。
しかもその子、その後出てこないんかい。
ネットの怖さを伝えるなら、その後残された遺族の葛藤や自分のせいで死なせてしまった辛さも描けたでしょう。
急に出てきた新キャラが竜よりも、残された子供が竜の正体でしたの方が伏線にもなって良かったのでは?
中盤に急に出てきた父子家庭の男の子が竜でしたと言われても、はぁそうですか。。って感じでした。
だからこそ助かった見ず知らずの子供が、過去に人を死なせてしまった後悔と、それによりネットで叩かれたことで攻撃的になって暴れ回っていたと言われた方が理解できます。
なんでこんなに使える要素を手放すのでしょうか。
竜が児童虐待されており、あの強さはこれによるものだったんだ!!ってすず達がいってましたが、だからってなんでネットで暴れてるの??
それは理由にならないし、本当に雑だなと思いました。
幼少期で世界的音楽の才能の片鱗も描かず、歌えなくなってしまうほどの母親の死すらも適当。
もっと母親から愛されてる描写もあった方がそのトラウマを乗り越える感動もあったと思います。
そのトラウマすらも軽々乗り越えるのですから、どうしようもありませんがね。
それにただ映像の良さを伝えたいだけの、ストーリー的に何の意味もない青春の切り抜き。
どこまでが回想シーンかわからないぶつ切りダイジェスト。
映像きれいやろ!ノスタルジックやろ!青春やろ!?と言わんばかり。そういうのはストーリーと絡めて主張してくれ。
どうでもいいことに時間を割き過ぎだし、かと言って丁寧に描いてないしどうしようもない。
ストーリー的に何の意味もないのに、なんでわざわざ冬を跨ぐ必要あったのかな?と思いました。
冬の描写見せたかっただけやろ。
それよりも、回想シーンなら幼馴染との描写をもっといれてくださいよ。
すずが好きになっていった理由もほどほど。
だからこそ、数十億人の前で顔晒して歌えって言った時は、お前全く出てきてないくせに何を言ってんの?無責任すぎるし、それこそネットの怖さを伝えるなら矛盾しすぎでしょと思いました。
中盤も雑すぎる。
恋愛模様も丁寧に描く訳でもなく、カヌーのモブなども出す必要あったの?と思うほどの適当具合。
青春するのか恋愛するのか、SNS風刺したいのか児童虐待について触れるのか、何がしたいの??
それに美女と野獣の露骨なオマージュがありましたが、そういう事は本筋がしっかり整った上でやってくれよ。
何回も言うけど旗を立てる場所は合ってるけど、本当に雑すぎる。
なんで何十億とユーザーがいる中で城があるの?そんだけユーザーいたら見つかるんじゃないの?SNS上の空間に何でAIがいるの?なんでAIなのに竜を慕っているの?なんで踊り始めるの?パロディしたいから唐突に踊ったの?そもそも竜に惹かれる理由もわからない。
細田に勘違いしてほしくないのは、語りすぎない美しさというのは、心情をセリフや描写で過度に説明しすぎないことであって、お前のはただ単に描写不足だからな。
新エヴァみて勉強してこい。
それに最近流行りのネット警察も描き切ることはなかったしね。
平定!!とかスマホの中華ゲーのパロディやってる暇があるなら世界観をもっと広げるために時間使えや。
父との和解もそんなすんなりしないでくれよ。
そもそも、父親とギクシャクした理由も曖昧だしね。
コメント書いてて腹立ってきましたので、足早にいきます。
ネットの怖さを伝えたいくせに、何十億の前で顔を晒させるパッとでの幼馴染。
すずは歌えないと、友達もロクに信じない親友。
すずを暴力的な大人の男の元に一人でいかせる合唱団のババア達。
しかもそんな雑に東京に行かせるなよ。
なんの緊張感もないし、教室出る→電車乗る→夜行バス→といったワクワク感もないダイジェストでお届け。
すずは守るとかいってるんだったら、幼馴染ついてけや。
ましてやネットのことに触れるなら、正の部分もふれなよ。
すずが勇気をもって顔出ししたんだから、ネットの力を借りて助けることもできたでしょう。
上記の様に東京に行くまでの描写はかなり適当すぎて引きました。
しかもバスの中でLINEで長年の父との葛藤も簡単に解決!!!
けど役所広司さんの演技は本当に素晴らしかった。
そして、東京に着く。
写真だけを頼りに偶然それっぽい場所に到着。
水曜日のダウンタウンでその企画やってくれ。
児童虐待されてやばい家庭なのに、なぜか簡単に外をほっつき歩いてる竜達。
そしてすずがついた途端に偶然遭遇するご都合展開。
ここで街中で歌い始めて、近隣の人達が顔を出して、竜もそれに気づいて、なんとかして助けを求めるとかだったら感動的だったのにね。
子供に暴力振るうヤバ人の分際で、女子高生にビビる大人。しかも何で殴ろうとするシーン2回繰り返したんや。
しょうもない演出なんだから2回繰り返すだけむだ。
結局竜の家庭環境は解決したの?エンディングそんな描写一切なかったけど。
あの後保護された訳でもなさそうだし、また家帰って虐待がエスカレートするだけやんけ。
助ける助ける助ける助ける助ける助けるって口だけで結局助けてくれない的なセリフを竜が言ってたけど、なるほどね。
作者自らが結局中途半端に描写しきって根本的に解決させなかったわけか。
最低の見本を提示してくれてありがとう!!!!!
こんな映画のコメント打つのに時間かかるのがバカらしくなったのでもうやめます。
この星2の評価は映像と歌のためや。
勘違いするんじゃねぇぞ細田。
とにかく、全てが中途半端でした。
それと、犬の片足をわざわざ無くした理由をおしえてください。
どこまでも実感が持てない
美術やアニメーションのクオリティはとても素晴らしかったと思うが、物語やその背景の設定に実感が持てず、あまり楽しめなかった。
そもそもUというアプリの設定にリアリティが感じられず、ストーリーに入り込む足枷になった。
Uにアスセスしている人間は、現実世界でどういう状態になっているのか?映画の中ではハッキリした描写がなく、最後までモヤモヤ。
その辺りのボンヤリした設定には目をつぶるとしても、アバターをベースにしたUの世界は、サマーウォーズが作られた頃ならともかく、今となっては使い勝手が悪そうで、個人的には全く魅力的に思えなかった。(Uの世界の移動とか、面倒臭そう)
また、ゴチャゴチャ・ゴミゴミとした映像は、にぎやかな都会っぽくてパッと見キレイだし圧倒されるが、特定のアバターに沢山のユーザーが群がる光景は、一歩引くと不気味,
他にも、秩序を守ると称する自警団的の存在とその制裁方法(絶対ユーザーから批判されそう)、利用者の顔バレに対する過剰な抵抗感(始めから身バレして利用してる有名人とかいそう)、竜が現実世界で直面してる問題への主人公やその周りの人(特に大人たち)の対応(当事者である子供にまかせ過ぎ)は、とても納得できなかった。
何より、妻を亡くした夫(父親)の苦悩が、ほとんど描かれていないことに違和感があり、そこに触れぬまま終わるストーリーに、結局は共感できなかった。
楽しみだったのに凄く残念でした。
サマーウォーズが大好きでしたので、今回もバーチャルとリアルの世界をどういうシナリオで描くか楽しみでしたが、個人的に微妙でした。
ディズニーに寄せたキャラデザと動き。
美女と野獣の世界観。
それならディズニー映画を観ます。
ストーリーに深みが無く、キャクターに感情移入は全く出来ません。
リュウが悪者として扱われてるけど、理由もよくわからん。何故ヒーローみたいな奴らはリュウを倒そうとしてるの?
ベルがやたらリュウを気にする部分も意味がわかりません。
リュウは何故城を持ってるのか?美女と野獣を描く為に無理矢理感が否めない。
ただ、音楽と作画はとても素晴らしい内容でした。
細田監督が描く田舎の風景は大好きなんで、そこは楽しめました。
ほんとガッカリでした。
それで結局何が言いたいの?
歌と映像は素晴らしかったです。ただ、ストーリーが残念でした。
映画を見ているとあまりにも違和感が拭えなかったので、レビュー。
率直なことを言うと、ストーリーが薄く、展開も早いため「なんでこうなったの?」となることが多かった。
以下、違和感↓
・ベルが有名になる過程が雑すぎる。もっと深掘りをして欲しかった
・なぜいきなり竜の正体探しを始めるのか?そして助けたいのか?動機がよく分からなかった。
・竜の城をすんなり見つけられているのも謎
・「50億人の中の一人」とわざわざ前置きがあってから、たまたま見つけたライブから自分の歌が聞こえてあっさり特定。で「えっ?」となった
・竜の正体も「え...こいつなの?誰?全然絡みなかったやん...」と言う印象。予想を裏切ろうとしているのが悪い方向に向かっていた。
・東京まですずが助けに行く時、なぜふたりはあの状況で外にいたの????
・父親のビビったくだりは至っては「そうはならんやろ」と心の中でつっこんでしまった。
尺の都合があったのかもしれませんが、ストーリーを飛ばしすぎててあまり感情移入できませんでした。映画全体を通してもテーマがはっきりしてこなかった。「もしかして小説買わせたいからストーリー雑にした?」と言いたいレベル。
期待して楽しみにして観に行った分、観終わった後正直がっかり感がすごかったです。
映像と音楽はとても良かったので星2つです。
ストーリー20点、音楽100点
◆良かったところ
・音楽が素晴らしい。どの曲も心に響く
・仮想世界のキャラデザが全員魅力的。ただ竜とベル以外はほとんど長く映らないのでじっくり見れなかったのは残念
◆悪かったところ(時系列バラバラ)
・全体的に何が伝えたかったのか不明
・飼い犬の前足がなかった理由は?
・しのぶくんカッコよかったけど居なくても良かった。
・虐待されてた子達の結末は?あと弟が知的障害者っぽくする必要はあったのか
・ベルが竜に惹かれてるわけじゃないのに竜の正体を知りたがってたのに違和感。すずはしのぶくんが好きなのに凶暴な竜を初期の段階から「あなたは誰?」って気にしてる。竜に惹かれてるなら分からなくないけど、少し強引な気もする。
・おばさま合唱団がベル=すずと知ってたけどいつ気付いたのか描写なし
・美女と野獣意識しすぎたかな。事前に知ってたけど城のシーンはびっくりするレベルで美女と野獣。
・ベルが出現する前に歌姫だった白髪ポニテの子(名前忘れた)が普通の子って設定いつ出てた?「私と同じで普通の子じゃん」って言ったからオリジン出るのかと思ったけど出なかったし。
もしかしたら小説版で明らかになっているのかもだけど、小説ありきの映画とかどうかと思うので小説版は読みません。
音楽が良かったので鑑賞して後悔はないですが、もう一度観たいとは思いませんでした。
円盤も買わないですが、サントラは購入予定です。
残念なストーリー
高知県で父と2人で暮らしのそばかす女子高生・鈴は、幼い頃に母を事故で亡くしてから、大好きだった歌を歌うことができなくなっていた。ある時、友人に誘われ世界で50億人以上が参加してる仮想世界「U」の中で、鈴は「ベル」というアバターになり、自然と歌うことができるようになり、世界中から注目されるようになっていった。そんな彼女の前に、竜が現れ・・・てな話。
これストーリーが疑問だらけで、なんで?、の連続だった。
50億の中から竜を探す???とか、高知から東京へなんで女子高生が1人で行く???とか、東京に着いて、子供たちは普通に外に出てるのに、鈴の頬から血が出るほど指で引っ掻いた父は???、虐待の顛末は?など、疑問と散らかし放題のストーリーに唖然とした。
映像は綺麗だし音楽も良かったので余計に残念な脚本だった。
主人公鈴とベル役の中村佳穂は歌も素晴らしかった。
しのぶくんは何なんだ?
しのぶくん=竜で良かったやん。50億分の1が隣にいたなんて有り得ない!って思うかもしれないが、そんな有り得ないことを起こせるし起こしていいのがアニメーション、フィクションなわけで、出来すぎで在り来りでも、結局物語というものは、それくらいやらないと意味が無いと思う。
もし、しのぶくん=竜が嫌で、恵くん=竜にしたいなら、描くべき箇所が抜け落ち過ぎている上に、最終的な決定事項が不自然すぎる。
現実的な事態が起きた癖に、その対処が過度なくらい非現実的。せめて、TVドラマみたいな「フィクション内の現実」くらいの説明のできる説得力がほしかった。
YouTubeの画面を録画して警察に提出すれば動いてくれるだろと。なぜ、周りの大人が把握したまま未成年のすずに行かせるのかが分からない。すずが独断専行したのであれば、拙く幼いが、感情的であることが伝わるのでまだ理解できる。
そもそも何故スズがそんなに獣に執着したのかが全然分からないが。
獣が助けて欲しいなんて1回も言ってないのに勝手に家(城)まで凸して探ろうとするのはストーカーすぎる。スズがじゃじゃ馬なツンデレで、「アイツのせいでライブが台無し!絶対捕まえてみせる!」みたいなキャラだったらまだ行動に納得がいくのに、ただ興味本位で近づいてるのが一層不快。
駆けつけたあと、なぜタイミングよく家の外に普通に出てきてるのかも理解できない。それなら周りの人間とか警察に頼れる。というかインターネットが自由にできるなら、SNSで暴れるんじゃなくて相談ダイヤルみたいなところ、最悪掲示板でもいいから助けを求めてほしかった。
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