竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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なぜベルは竜に惹かれたのか?を理解出来たかが評価の分かれ目
主人公の母が亡くなり
引きこもってしまう…よくある話だな…と
最初は思ってた。
美女と野獣みたいな話もよくある…と思ってた。
鈴の母が亡くなった時の描写が
数回出てくる
鈴が自暴自棄の様になり川へ歩き出した時に
手を差し伸べて助ける少年がいるんだよね
助けられた少年
鈴の手を差し伸べ助けた少年の関係性
その後の少年達の生活を想像出来ないと
この脚本の良さはなかなか理解出来ないですね
(つまり視聴者の想像任せなんだけどね)
そこが理解できると
何故竜のお父さんがあんな感じなのか…も少し納得する
その辺の説明は全くないので
私ももう一度見たいです。
素敵な映画でしたよ。
良いところと悪いところがハッキリしている
デジモンの初代の映画、テレビシリーズ、ウォーゲーム、これらの作品で監督の真価は遺憾なく発揮されていたと思う。細田監督は現実的なリアルさをアニメーションで表現するのが抜群に上手いので、デジモンというデジタルな題材との親和性が抜群だった。非現実的なとりとめのない話が現実的な話に思えてくるのだ。
なので、今作は時をかける少女、サマーウォーズ同様に期待せざるを得ない作品でした。
結論から言えば2点、大きく気になった箇所があり100%楽しむことが出来なかったです。
1つ目は些細な事だが「U」という仮想現実がどのようなサービスなのかリアルにイメージできなかった。もちろん、どういったものなのか漠然とはわかるのだけど、これだけSNSやVRが発展した現代だからこそ、Uの仕様的な描写がもう少し欲しかった。
2つ目。主に気になったのはこっちで、主人公は確かに成長したが、本当にその問題は解決できたのか?人が他人を救う、特に今回のような複雑な家庭環境ならなおさらそんな簡単な事ではないのではないか。彼の意識は変わったが、現にUでは暴力的な一面を見せていたので結局、暴力に暴力で対抗する可能性が残ってしまっているように思えた。
この部分に関しては監督の現実的な描写が上手いことが裏目に出てしまっていると思った。
あと、周りの男や大人達が女子高生一人を行かせたのもかなり気になりました。
気になる部分はあったが、最終的に現実、仮想現実関係なく人間の成長ドラマになっていたのはとても良かった。個人的には父親をもっと物語に絡めて欲しかったし、なんなら竜の正体は娘と上手く会話が出来ない父親なんじゃないかとすら思いました。
これは狙ってやってる…だよね?
観てきました
流石の映像美。
以下ネタバレ大量に含む。
まあ、観てないと分からないだろうけど。
結論から言うと、
ディ○ニーに版権料払うレベルで
現代版(未来版?)美女と野獣なんですね。
というか、敢えてあわせてきてます。
竜の城とか従者(AI)とか、
ガストンもといジャスティンといい、
ダンスシーン、テラスのシーンといい、
なんなら、ベルの着てるローブまでそのまま。
既視感しかない。
何より一番は主人公の本名がスズ=鈴だから
仮想空間上の名前をベルにしてしまうところ。
話自体は悪くない…けど
サマーウォーズほどのカタルシスは無かったかな。
いわゆる『どんでん返し』はない。
唯一、私と彼しか知らない歌を歌ってる〜
の下りがちょっとゾクッとしたかな、位。
いっちゃん最初に売上は全部慈善団体に〜
の時の右上のウィンドウとか
途中のスマホのニュース動画とか
同じ結論に行くための伏線が多すぎた。
竜のファンの子供達でしつこく出て来てるし。
ところで、めでたしめでたし的な終わり方でしたが
おもっくそベルは正体晒した訳で
最初のライブで1〜2億集まったことを考えると
恐らく最終フォロワーは少なく見積もっても
2億位はいる訳でね。
生体認証なんだから裸で晒せば良かったのに、
制服まで晒した訳だから
多分関東から帰ってきて大団円を迎えてる頃には
もう既に校名までは特定されてるでしょう。
ネガティブな要素はないとしても
既に鈴のリアルは平穏ではいられないでしょうね。
クリスマスのおぼさん達との合唱は
武道館でも厳しそうですね。
それともUの世界で同時中継か。
後、ビジュアルの問題かもしれませんが
unveilせっかくしたのに、
歌の後半でもとに戻ってるやん、ていう
スズ=ベルを認識させるのは
最初のunveilで十分な訳でね。
せめて衣装だけ変わるとかさ。
今更戻ったところで感もかなり。
そこだけ違和感ありましたね。
対比構造の作り方がうまい!
メタバース関連の記事でよく名前が出てくる作品。
小生はメタバースを未経験なので、本作がどの程度メタバースをとらえているのかはわからない。そのため、メタバースという概念にどの程度忠実か、という評価はできない。
映画としては、「美女と野獣」がモチーフになっていて、リアルな世界とメタバースをうまく組み合わせている。
大まかなストーリーは下記のようなもの。
高知県の田舎に住んでいる鈴という女子高生が、Uというネット空間に、ベルという名前のアバターで参加して、有名になる。その世界には竜と呼ばれる暴れ者がいる。ベルは竜が気になって、彼を探す。
アバターというものは、仮面でありながら、その人間の隠している部分をあらわにする。このあたりはわかる。ただし、アバター同士では他人を本当に信頼することはできない。
ではリアルな世界ではどうだろう。鈴は幼いころに母親を亡くしてから、心を閉ざしている。父親に対してもそうだし、幼馴染の忍に対してもうまく接することができない。唯一親友の弘香に対してだけは互いに本音で語り合うことができる。
本作では、鈴がUで経験することを通じて、現実でも、周囲の優しい人たちのおかげで、少しずつ変化していく様子が描かれていく。この過程はいかにもアニメ的な演出で、現実にはそうはいかないだろう。もちろん、これは、竜の正体である人物と対比させるために、こういう展開にしたのだと思う。
その人物も母親を亡くしているが、鈴のように恵まれてはいない。同じように心に傷を負ったふたりが、Uというサイバー空間でアバターを得て、真逆の存在になる。つまり、それぞれの人間の本質が真逆だ、ということだ。そして、鈴は自らの勇気を示して、問題を解決する。竜の問題とともに、自分の問題も解決するところがうまいところだ。そして、鈴が問題を解決するきっかけを与えるのは、彼女の幼馴染の忍だ。
メタバースは人を自由にするかもしれないが、本当に助けてくれるのは身近な人間なのだ。そして、助けてくれる人たちは、必死で頑張っている人を助けるのだ。
本作の魅力は、さまざまな対比の設定と、それを集約していく構成の巧さにある。
鈴=ベル、という名前の対比もそうだし、鈴の家庭と、竜の家庭が構造は似ているのに環境はまったく違う。鈴と、同級生の瑠果も真逆の存在として描かれるが、ベルは瑠果に似ており、リアルの瑠果はベルに憧れている。こういった様々な対比を最後にハッピーエンドにもっていく腕前が、本作のおもしろさだと思う。
映像は美しい
冒頭のUの説明からそばかす姫の歌う流れから実に
画面が美しくて引き込まれる。
そこから現実に引き戻されての地味な少女、という対比なのでしょうが
現実の少女はやたらと外見お気にしてばかりで
正直イライラさせられる。
そんな子が仮想空間で自信をつけ、
出会いを得たことで踏み出していく話なのではあるが
展開にあまり驚きはなく、
そうくるだろうなと言う読みから外れはしない。
それに登場人物が、それってどうなんですかね?という
ことが多くて感受移入できない。
母親の事故はショックだったろうけども
それから一体何年経ってるんだ。
それに幼馴染も守るとか心配って言いながら何かしましたっけ?
何よりも、子供に暴力振るうような輩の元へ助けに行く、と聞いて
女子高生を1人で行かせますか?普通?
それを聞いた父親が
いい子に育って嬉しいだ?馬鹿なの?
大事な娘がわけわからん男に殴られるかもしれないっていうのに
理解ありげなメールしてるより追いかけて
守りに行けよ。
合唱のおばさん達も何送りだしてんだ?止めろ。
あるいはついていけ。
守りたいって言うなら忍も行け。
いい話のようにまとめてるけれども
単にこうだといいなっていう理想の行動を取らせてるだけで
人間としてのリアルさがない。
女子同士はいくら仲良くても
相手のことをあんなにけちょんけちょんには言いません。
制作してて誰も疑問を感じないのか?それが一番不思議だった。
映像が美しい
仮想空間のシーンがどのシーンも素敵でした。
ベルの衣装がとても気に入りましたし、ベルの顔も女神様感があってよかったです。
特に竜とのダンスシーンが印象に残りました。
映画館で見たらすごくキレイなんだろうな〜。
ストーリーについては、結末まではとても良かったと思います。
人間誰しも抱えているものがあって、それは他人からは分からない、という部分について、登場人物それぞれ丁寧に描写していたと思います。
結末がちょっと残念感はありました。
ここまでの大きな波が、最後子供が竜で、虐待が原因、というのが、、、
解決しようがないというか、ここまでの丁寧なムーブと軸がズレてしまったような印象を持ったのは私だけだろうか、、?
絵と歌は素晴らしい
美しい映像、圧倒的な歌声、映像エンタメとしては素晴らしかったと思います。
脚本、設定、絵作りでは、もう一歩でしょうか。
昔のSF小説は、ツッコミどころを潰しまくりリアリティを高め、文字だけで想像させて異空間へ誘うことに長けていました。
映像は、絵と音を高めることで脳を麻痺させることができるけど、結局は「あれ?」が点在すると映像世界へ一体化しにくいものだと思います。
・母は、自分の命が危ないと思われる環境で、夫もいない?状況で、自分の子供を置いて、見知らぬ子を助けにいったのか? どんなに水泳が得意でも泳げる速さと深さでないと瞬時に分かるはず(むしろ得意ならなおさら)。仮に正義感が勝ったという設定だとしても、この伏線はどこで回収されたのか。すずが塞ぎ込み「U」に行くための動線なだけなのか。
・「U」の世界では、皆んなは何を楽しみに集まっているのか? ゲームとかSNSとか何か楽しめる要素があるのかな? 画一化された空間は、映像美の追求を優先してデザインされたためか、エンタメ的なVR空間としてはリアリティを感じなかった。
・SAOは、身に付ける装置とゲーム内の世界のバランスが良い気がするけど、耳にイヤホンをつけるだけで全身スキャンは無理ではないか?
後半、イヤホンをしながらすずは河原を走る。その後の廃校のひろちゃんや、合唱隊のおばさんたちもそうだけど、イヤホンをしたら何が見えてるのかな?
・CGの彩度や解像度とセル画調アニメのそれらのバランスが気になりました。アニメの動きがイマイチだったからかな。
・他の映像作品の主役が、美男美女でなかったならどれだけ感動が薄くなるか?と余計なことを考えてしまった。すず=普通の少女が、歌の力だけであれほど人々を魅了できるかな? つまり、すずの背景、生活、竜への思い、何も知らない人々があそこまで集まるかな。
・最終的に現実世界に落とす必要があったのだと思うけど、DV親子(の子)が竜や天使だったことは、うまく脳内処理できませんでした。
・高校生が初めての東京へ行く時、周りの大人や幼なじみは一人で行かせるかな? 少なくとも大人は。脚本的には、そうすればエモーショナルになると考えたのなら、詰めが甘い気がします。
・歌で押し切る映画なのに、エンドロールがインストゥルメンタルで静かに終わる。色々詰めきれていない映画は、勢いで終わらないと、考えさせられると色々考えてしまう。
心には響かないが、絵は素敵!
クジラに乗って歌ってるシーンは素敵!
歌以外で印象に残ったシーンは…
DV親父に顔を引っ掻かれシーン!痛たたたたたたた!
ブラクックスワンのささくれ並みに久々の痛たたたたたたたたたたたた!ゾワゾワ!ギャーーー!
何回同じ設定を繰り返すの?トータルでは面白くないかも。
ところどころにいいところはあれど、トータルでは面白くなかったかな、という印象。いいところは告白シーンとかのリアルな青春コメディ的な部分。ここは良いのになぁ。
何万回見たの?ってくらい細田アニメで擦りまくりすぎな仮想空間の話ってのも新鮮味がないし、毎度パターンが同じすぎて飽きる。
また、いきなりお母さんが死ぬという激重い話を持ってくる割に、かなりあっさり処理されるのがなんとも。不快レベルの辛い思い出を、人を思いやる心を持てたね=少年たちを救おうとする、の理由にするのはちょっと事件がデカすぎる。内的動機づけとしても弱い。母親の気持ちを知りたくて、死ぬかもしれない場所に行くの?いやいや、無理でしょ。
歌を歌って世界中の人気になるというのもご都合主義的だし、竜の正体を見抜くのもなかなかにご都合主義的。ほぼ全ての解決方法に納得感は少ない。
あと、ネットの批判とかが露骨すぎて嫌悪感しか抱かない。ああいう声もあることもあるだろうけど、あまりに短絡的に使いすぎて、ネットに対する制作者側の嫌悪感みたいなものをぶつけられた感じ。
ネットの歌姫、という像が30年くらい前から進化してない感じ。マクロスプラスくらいのレベルで止まってません?
2022年には、現実にAdoとかいるし、顔が分からない歌手なんてもはやフィクションでもないんだよねぇ。
ベルって名前もあからさまに美女と野獣すぎて、ディズニーっぽい演出とかパロディレベルなのは苦笑するしかないですね。なにこれ。
歌と映像と前半は良かった
ベルが歌ってるシーンがすごく良かった。
キラキラして花が散って綺麗で、歌とも合ってて見てて胸が高鳴った。
田舎の景色とか、Uの世界とか映像が本当に綺麗。
前半は映画を観ていて、この後の展開はどうなるんだろう??また歌うかな?とかワクワクして見れたし、ルイちゃんとカミシンの駅でのシーンもニヤニヤして見れて楽しかった。
ラストで「?????」がいっぱい。
それまでもなんでだろう?はあったけど、映像の綺麗さでそんなに気にならなかった。
ラストの展開は本当に理解できなくて、なんかもう映画が台無しに・・・。
声も下手な人ばかり使っていて、勿体ないと思った。
せめて「途中ストーリーが酷くなるけど、ラストは良かった」って形にすればいいのに・・・。
ベルのキャラデザと歌は本当に好き。
歌はよいけど
やっぱりすずが1人東京に行くシーンで???となってしまってそれが終盤なので、全体の印象としてもいまひとつになってしまったけど、中村佳穂の声も歌もとても良かった。虐待?されてた子たちは初め外国かなと思った。探し出すのはもっと難しく描いて欲しかった、難しいけど工夫して、みたいな、、それで見つけたものの外国で、実際に会いに行くのは難しくて、でもなんとか遠隔でどうにかしてどうにかなって、数年後初めて出逢うというのがいいなぁ。すずのその後も気になるし、川縁でみんなで喋って一件落着感だったのもうーんと感じた。ベルがどんどん有名になってライブをやるまでになる過程はもう少し詳しくみたかった。
終わりの方が、うーん。
ベルの歌声は綺麗だったし、仮想世界のお話も好きなので楽しく観れた。
ただ最後のくだりがあんまり納得出来なかった。
松山から東京の知らない場所にひとりでいくかな?
土地勘もないのに、そんな運良く外に出てた兄弟に会えるかな?なんで外に出られたの?
あんな虐待してた人が急に弱腰になって逃げ出すかな?
会えたから、もう大丈夫っていうのはドラマすぎる。
あの後、本当の解決は出来たのか謎に思う。
ちなみに。私は途中まで、竜の正体はすずのお父さんなんじゃないかと思ってた。娘に話しかけても避けられることに傷ついたお父さんが、、みたいな笑
お父さんに非はないのにあんなに拒否されるのはかわいそうだなと思った。あとワンちゃんの足が怪我してるのはなんかあったのかな?
最後以外よかった
途中までは普通によかった。美女と野獣全面に押し出してるのも別によかった。可愛かったし。
最後がご都合すぎて謎。
ベルが歌って光がみんなに共鳴してそれで鯨が出てきてなんの意味があったん?
Uの世界で竜が敵対視されてるのは変わんなくね?ベルだって信じさせることはできたけど。
排除実行する正義のやつの力弱まったからあとどうとでもできるでしょってこと?
現実世界でもあの手の男が小娘に睨まれただけで怯えるか?
そこらへんの話の流れが微妙だなって思った
この先どうなるか想像すればわかるけど描き切らないのも微妙。
仮想空間の世界
思いも依らない世界を観た感じです
私には疎い世界です
まあ。SNS の世界はあんな感じなのかな(イメージは)
…いまいち
何を言わんとしているのか分かりずらかった
仮想空間の世界の方が
自分を素直に出せるのか
主人公の滑舌の悪さが気になった
それだけで作品の完成度が低くなる
歌だけの印象しか残らない
台詞も突拍子に言ったり
急に泣き出したりして
情緒不安定な子に感じたり…する
いまひとつ。
歌に頼りすぎて
印象に残らない作品でした
ちょっと思ったこと
…竜の家が焼かれたシーンは
ハウルの動く城の様な…竜がハウルに思えた
巨大SNSで、、、。
美女と野獣?
belleはフランスの小説、またディズニー映画のベルなの?ベルもフランス語で美しいって意味。
竜は野獣なの?薔薇育てている所。野獣は薔薇を守っていたけど。ルカちゃんがいい子だった所くらいからちょっと見方が変わった。巨大SNSでリアルな絆に辿りつけるってすごいね。凝ってるけどちょっと映像がうるさいかな。
歌がきれいな雰囲気のあるアニメ
面白かった。歌はきれいだった。歌がきれいな雰囲気のある素晴らしいアニメだ。
だが主人公の周りにいる人に、人間味がない。セリフから発せられるはずの人となりを感じられない。仲間にも、敵役にも、一人ひとりにあるはずの人生が表れない。50億のアカウントは、主人公の周りをうろつく奇怪なアバターとしてしか描かれない。ただ主人公の不幸と恋が、誰かの言葉として説明されていくだけだ。
そもそも世界規模の話にする必要あったのか? コーラスのご婦人は必要だったのか? 描いてるのは主人公ただ一人に過ぎない。描けない人を登場させる必要はない。
引きこもりの少女が暗い部屋で仮想空間に入り浸り、歌をうたったら誉められ、フォロワーが付き、その一人に虐待を受けてる同世代の男子がいて、親に内緒で会いに行く。
そんな規模の話だ。登場人物は二、三人で良い。ちゃんと人物を描いてほしい。
歌と映像がすばらしい
大きい画面といい音で見ましょう。ストーリーは期待しないで(笑)美女と野獣を直球で絡めるのはやめてほしかった。エッセンスとして振りかける程度でいいのに観客がここまでしないとわからないと思ったのでしょうか。ラストの展開もなんで?とおいてけぼり食らってました。なんでやねんと画面に突っ込む感じ。
もっとミュージカル映画に振り切ってしまえばよかったのになと思いました。
細田守はちゃんとした脚本家と組むべき
Amazonレンタルで鑑賞。
チラチラ噂には聞いていたけど、うーん…という感じ。
ベル役の内藤鈴の歌声とアニメ―ションのシンクロなど、アニメーション自体は素晴らしいと思うけど、母親と鈴、ベルと竜、恵と鈴、鈴と父親、鈴としのぶ、それぞれのエピソードの繋ぎが乱暴で、結果物語が散らかっているように見えた。
また、自身の身体的特徴がアバターに反映されるという「U」のシステムは明らかに無理があるし(そもそも鈴のそばかすや竜の痣などはコンプレックスの部分だしね)、だとしたらあの世界にいる雑魚キャラっぽい連中は一体現実の何が反映されてあのアバターなのかって話だし。
そういう飲み込みずらさが随所にみられるよね。
特に、多くの人が指摘するようにクライマックス、鈴が一人で暴力オヤジに虐待されてる恵たちに会いに行くのを、父親を含めた周りの大人の誰も止めない。一緒に行くでもないという展開は最早、「フィクションだから」では済まされないずさんさで呆れた。
例えば、これまで父親に頼らなかった鈴が、恵の所に連れて行って欲しいと頼んで一緒に行くとか、コーラス部のおばさんに連絡を貰った父親が駅で待ってて一緒に行くとか、いくらでもやりようはあったハズ。
細田監督的には、ドラマチックに盛り上げたつもりかもだけど、流石にあの展開はあまりにも無責任すぎるし、そこで母親のエピソードと繋げるのも乱暴すぎると思う。
細田守監督がアニメーターとして日本のトップランナーなのは誰もが認めるところで、なのにこんなにも賛否が分かれるのはやはりストーリーテリングやその後ろに見え隠れする時代遅れの感性に問題があるのだから、今後はちゃんとした脚本家と組んで、自身はアニメーションに専念したほうがいいと思う。
賛否両論
映像に演出、音楽に関しては凄く綺麗で感動の一言に尽きます。
この映画の楽しめた点と、気になった点をいくつか書かせていただきます。
※あくまで個人的な一意見ですので、ご了承ください。
まずは楽しめた点から↓
・映像、グラフィックがとても綺麗で感動しました。
・曲がとても綺麗で映画の雰囲気に合っていてより一層胸が高鳴りました。
・各キャラクターの説明がハッキリしていた。
・魅せたいシーンが印象的で、凄く感銘を受けました。
全体的な映像が映画館で見てよかったと思える程、とても綺麗で感動しました。
どのシーンを見てもとても美しく、絵になるのが本当にすごいと思います。
次に気になる点↓
・映画全体の伝えたいメッセージ
主人公すずの成長、現代のSNSの危険性に誹謗中傷、家族愛。
恐らくこんな所なんですが、どれか一つに絞れば綺麗にまとまっていた様な気がします。
伝えたい事が多すぎて、重要な部分が掠れて見えてしまい内容が分かりませんでした。
・オチや疑問点
ファンタジー作品なのか、それともリアリティを出したいのかが良くわかりませんでした。
ファンタジー作品であれば、気になる点もファンタジー作品だしな…と納得できますが、
リアリティを出したいのであれば、補正が掛かりすぎて逆に違和感を感じました。
例1:すすの母の友人達は、何故すずの正体を知っていたのか?
例2:虐待を受けていた子供達2人のパソコンは何故置いてあったのか?
例3:危険だと分かっていて、すず一人に行かせたのか?(多分演出ですが)
例4:オチは結局なんだったのか、あの2人を結局助けてどうなったのか?
細々として気になる点をいくつもあげればキリがないので、とりあえず例までに上記4つを書かせていただきました。私の読解力の無さかもしれませんが、納得のいく解説もないので、結局疑問に残ったままになっています。
全体的に『U』についての説明や、キャラクターの生い立ちまでは分かりやすかったのですが、
何故こうなった?の部分があまりにも多く、それが違和感になっていた様な気がします。
こちらの作品がファンタジー作品であれば、上記疑問点は全て解決します。
その点も踏まえて楽しめましたので、あくまで個人的な感想として見ていただけますと幸いです。
文部省推薦?
ストーリーは超平凡、NHKの朝ドラと同じ。仮想世界と現実がシンクロしてどーしたこーしたも何か飽きたなぁ。ラスト、いきなりの展開に、唯一驚いた。このヒロイン、最強か?映像美は凄かった✨
全626件中、261~280件目を表示







