竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
全626件中、241~260件目を表示
よくよく考えてみると発見がある映画
・ストーリーについて
人物の背景描写や感情の描写が少ないので、いまいち「何故その行動取った…?」と思われる場面が多い。それ故に没入感が低い。でも自己補完して「こんな感情なんかなぁ」と思いながら見ると結構面白いと思う。しかし如何せん時間が押してるせいで描写不足な場面が多かった。
また、作中におけるインターネットがかなり強調されたものになっていた。感動する場面ならば「感動した!!!!!!!!」と声高らかに叫び、批判する時は徹底的に攻撃を行う。出てくるキャラクターも個性極振りで、少々リアルさが無かった。
ただ、マクロ目線で見るなら、リアルなものである。確かに声の大きい人のニュースばかりネットにあふれてるしね。
映像はとにかく最高、音楽最高。これだけで見る価値あるんじゃね?と思えるぐらい。
あと最初に出てくる子とAI達が可愛い。
・仮想世界Uについて
理系人間としてはこの世界の設定が非常に気になる。「竜」という、いわゆる害悪プレイヤーを放置し、「必要なものはこの世界にあるので…」とだけ残して何も対処しないのはヤバくない?と思う。
それこそサマーウォーズにおいては相手がインターネットウイルスであったために運営も応援するぐらいしかできなかったのではあるが、今回は人間相手である。BANなり警告なりあっても良いのでは?と思った。
一つの説として「AIが管理を行っている世界」という設定であればどうだろうか。もしAIが管理を行うのであれば、正常な管理動作を可能にしつつ、そこにある種の「わがままさ」を導入することが可能と考えられる。例えば、「絶対にBANは行わない」など。
もしここの管理が会社などの組織なら、利益を出さねばいけないし、社会理念を守らなければいけない。となるとこういった害悪プレイヤーは対処して然るべきである。だって不利益にしかならないし。でもそれをしないという事は、ここの管理者は組織ではないと考えるのが自然である。となると一部の人間によって管理されてると考えるべきだが、少ない人数で管理を行うにはあまりに世界が膨大すぎる。となれば自分たちの理想を反映したAIに管理を任せるのが一番あり得る設定なんじゃないだろうか。
・廃墟エリアについて
よく仮想世界を舞台にした物語で出てくる「廃墟系エリア」であるが、それは①そうデザインされたエリアと②データの破損が発生したエリア の二種が大多数と思われる。では今作における廃墟エリアはどれに相当するかと言えば①である。②の説もあり得るが(データ破損らしき演出から)管理AIらしきAI達、そして「城」という特殊エリアの存在から、元々そうデザインされたエリアだと考えるのが妥当である。
作中においてAI達が「ご主人様」と言っている場面と、隠しエリアと思われる城エリアの存在から、いわゆるクエスト報酬的な存在なんだろうか。「この城を見つけ出せた場合はその人物に所有権が移行する」みたいな。
・ヒロちゃんについて
「あーよくあるわこの超ハイスペック系毒舌メガネ女子~~~~」の真骨頂。一番好きなキャラ。
何が面白いかと言うと、主人公をサポートする立場で相手を気遣う心の優しさを持つ反面、劇中の悪態をつく大衆のように「性格の悪い」属性を付与されていることなんですよ。まさに「インターネット住人」…というか2ch的人物の属性で作られたキャラなんですね。「高い技術力と優しさを持ちつつも、相手を傷つける事を厭わない側面を持つ」という。でもなんやかんや善の行動をするあたり、いい人なんでしょうね。
・ラストのリアル姿→アバター姿について
「いやそのままの姿で歌わんのかい!」と思った。でもよく考えてみると、これこそが監督の伝えたいメッセージなんじゃないかなと思う。そうなんですよ、リアルも大事だけどバーチャルな世界も切って離せない、自分の個性なんですよね。結局どっちも大事なんだよなぁって。
なんかこんなメッセージどこかで聞いたな……「レディー・プレイヤー」だわ
・告白シーンについて
なんだろう、無駄にリアルな描写やめてもらっていですか???
動きこそ強調されているが、抱えている感情はまさにそのものだった。一番好きなシーンかもしれない。
・全体的通して
「レディープレイヤー」と「美女と野獣」を混ぜてベースにして、それに思春期の成長物語を作った感じ。モブキャラがいい味出している。
・疑問点
①Asが人の潜在能力を無理やり引き出すのはわかったけど、そうなるともっと才能人だらけでは
→やっぱこの二人は最強クラスに潜在能力優れてたんじゃね?知らんけど
②ジャスティンくんのアンベイルビームについて
→あまりにチートが過ぎない?なんであんなシロモノこの世界にあるの?あれなのかな「必要なものは全て揃っている」ってこの事なのかなと。きっと正義力診断テスト的なものでSSSランクを出すと貰える武装なんじゃないかな。
絵は綺麗、歌もよいがオチが・・・
CG技術の向上によって、アバター世界の表現が増えている
サマーウォーズより進化している点として
主人公のアバターデザインが人型になり演技、演出がよくなっている。
ディズニーのように目が大きく表現されて感情が分かりやすいる工夫をしている。
現実の問題を解決するために非現実世界で冒険することはわかりやすかった。
しかし、現実のオチは話のスジに無理があった。
途中までは美女と野獣のストーリラインをなぞっている。
ディズニーでは主人公の少女が父を救うため勇気をだして野獣とコミュニケーションをとっていた。
野獣と共感するためにアバターで武装してることを書くのかと思ったが、
現実では武装がなくても動かなくてはならない問題があることに展開になった。
現実のほうでは、周りの幼馴染や大人がいまいち物語の中に入っていると感じなかった。
出番カットしすぎたか?
CG映像は総じて綺麗だし、最後のオチ以外は楽しめました。
音楽に鳥肌がたった
仮想現実空間はスタジオ地図の得意とする所でサマーウォーズを彷彿とさせる場面もあって、でも、サマーウォーズより進化したテクノロジーで全く一緒に感じさせない。
ベルと竜の絡みは美女と野獣をイメージされてるのかな?と思う。
最後の歌唱シーンの歌声と映像に鳥肌と涙がヤバい。
迫力があって完全に世界観に引き込まれる
でも、内容は、ん??ってなる事がある。
言いたい事は、分かるけどもうーん??って感じ。
歌を楽しみに観るのが良いと思う。
映像と音楽に引き込まれる。ツッコミどころは多いが満足度高し
細田守監督の最新作ということで観に行きました。
ツッコミどころは割と多く、説明不足感も多く感じました。しかし、それでもとても面白かったです!
本筋にはそこまで触れませんが、
まず序盤〜中盤のベルの歌やその映像、背景にどんどん映画の中に引き込まれました。Uの映像がとても綺麗で広い世界観を感じることができました。
終盤の入道雲はもう監督のお決まりですね。今回のすずの成長も純粋に「いいなぁ」「良かった」と感じました。
〇ツッコミどころ&説明不足に感じた部分
・ジャスティンどうやってそんなん手に入れたん。スポンサー?でも君の方がよっぽど犯罪じみてるような…
・Uに入ってる時でも現実でめっちゃ走ったりしてるけどどういう状況&感覚なん??
・あの状況ですず1人で東京に行くのは何があっても実際問題なしやろ
・5人の賢者「Voices」って最後まで何もなかったね※なんか隠れた出方とかしてたら気づきませんでした、すんません。
・結果上手くいったから良かったけど、しのぶくんの発言無責任過ぎん?
※思い出したら追記予定
総じて映像や音楽は最高。ストーリーはツッコミどころもあるけど終わり方はまとまりがあり面白い、みたいな感じです。
最終的には面白かった
出身高校がモデルになっているということで視聴しました。細田守監督の作品は見たことがない状態です。ベルが歌う曲はどれも独特で綺麗でしたし、主人公の成長は感動ものでした。
ですがやはり限られた時間で物語を作らないといけないため、説明不足な部分は多々あります。
Uに入っている間現実世界の体はどうなっているのか、50億人がプレイしているゲームを知らないのはありえないのではなど現実的な問題。
また、キャラクターの過去などの描写がやはり充分では無いため、若干引っかかる部分はあります。特にラストシーンでヒロちゃんがすずに対して歌えるわけない、と頭ごなしに否定しているシーンは気になりました。良き理解者、と説明されているにしては主人公を過小評価しすぎなのでは無いかと感じます。
このように、見ている最中はこれはどうなんだ...?と思う点はありますが、物語のスピードが早いため気づいたら忘れてしまうようなものでした。最終的にはよかったな〜、という気分になるので良い映画だったと思います。
学校や駅の描写が忠実、かつ歌はとても素敵だったため見て良かったです。
作品の纏まり
仮想現実での出来事を通じて、現実の主人公が成長していく物語。
仮想現実の描写や、音響が素晴らしく、映画館で観てよかったと思える作品。
ただ、ミュージカル的な主人公の歌声の美しさに重きを置きたいのか、仮想現実の描写に重きを置きたいのか、恋愛に重きを置きたいのか、主人公と両親の関係に重きを置きたいのか、人の優しさに重きを置きたいのか、のバランスがチグハグな印象を受けた。
ただ、本作品のテーマの芯が分からずとも、その美しいグラフィックと音響を体感すると、そのチグハグさなどどうでもよくて、むしろハッキリさせないことで余韻を持たせているのではないか、と考えさせられる作品であった。
何にせよ、観るなら映画館で観て欲しい作品。
映像や演出、音楽は最高!
他のレビューでもある通りストーリーはイマイチ。
話の流れが飛び飛びだし、繋がりがわかりづらい。
Uといういわゆるインターネット上の世界だと絶大な影響力を発揮していたり、壮大だったりしているのに、リアルでは女子学生等身大の物語。
リアルの姿をUで見せる場面になった時の親友の発言が少し悲しくなった。親友なのにダメダメな主人公が変わろうとしているところにブレーキをかけさせようとする発言など、あまり信頼というか信用されてない。親友なら発破をかけるくらいで丁度いいんじゃないだろうか。
ベルとして大成した結果をそう言う能力があなたにはあったんだ、的なこと言っていたような?
最後の2人のお父さんに立ち向かう姿はUの中での器を垣間見せたけど、当たり前といえば当たり前。ネット上とはいえあれだけの人数の視線などを受け止め切れる器がある子が自分の子供に怒り散らしている小さい大人に胆力で負けるはずがない。
震えてるだとか、言ってる作中の視聴者もいたけど、歌は震えてるようには聞こえなかった。少しずつ迫力を増していった印象。
リアルと仮想の違いを表現したかったのかもしれないけど、Uの中での壮大なライブの後だとリアルのしょぼさが浮き彫りになってしまっていて、拍子抜けしてしまったところが残念。Uの中での歌で感動させたまま終わって欲しかった。
美女と野獣の謎
映像と音楽・歌は素晴らしい。
Uの世界の緻密な世界は映画館で観るのにふさわしい。
有無をいわさず感動させる映像の力がある。
しかし、ストーリー、世界観、設定に疑問が多く、どう観たらいいのかわからない映画だった。
Uの世界はSNSの世界を象徴的にあらわしたものだと思うが、これがどういう世界なのかがまずよく分からない。設定が示されていないからだ。
他人を攻撃したり、なんらかのダメージを受けることがあるようだが、それが具体的に何なのかがわからないから、もやもやする。
たとえば、実際に肉体的なダメージを受ける、ということなら、そういう設定か、と思うだけだが、そうだという描写はない。
じゃあこの世界におけるダメージは何なのか? Uの世界で攻撃されて苦しんでいるのは何に苦しんでいるのか?
ストーリーの疑問も多い。主人公はなぜ竜にひかれ、どんな風に絆を深めていって、最終的に「何としても彼を助けなければならない」と思いいたるまでになったのか? まるでわからない。
いちおうそれらしいプロセスはあるにはあるが、きわめて説得力がない。
主人公とクラスメートとシニアのおばさま5人組の人間関係も謎だらけだ。キャラの感情の動きや行動に、ストーリー状の必然性がなかったり、設定がブレてたり…。
竜にしても、虐待されているという自覚があり、外出する自由があったり、Uの世界に入れたり、部屋の様子をライブでうつせることができるなら、なぜ助けを求めないのか? なぜ助かるための行動をしないのか?
一番の謎は、この映画のさまざまなシーンはあきらかにディズニー版の「美女と野獣」を意識したものだが、そのねらいが何なのか?ということだ。
ここからは、この映画がやりたかったと思われることを勝手に想像してみる。
主人公は子供の頃、自分よりも見知らぬ子供の命を優先して死んでしまった母親に強いトラウマを持っていた。
それは、母親に対する愛憎は、「母親の気持ちを理解したい」という思いと一体になったものだった。
映画のクライマックスで、「竜を助けたい!」と思った瞬間、母親の気持ちを完全に理解し、同時に自分のトラウマも克服する。
これがこの映画で本当にやりたかったことだとすると、脚本的にはすごく難しい。Uの世界で主人公が竜に対して向ける感情は恋心とするのが自然だが、それは見知らぬ虐待された少年に対する感情とは全然ちがう。
Uの世界における攻撃やダメージは、もしかしたらもともとの構想では、アンベールする(身バレさせる)ことだったのでは?
それなら、竜がみんなから嫌われたり、犯罪者として扱われることに納得がいく。また、実は自分を身バレさせて、虐待を明るみにしたい、という裏の意図があった、とすればますます納得がいく。
最後に、何のために「美女と野獣」のモチーフを使ったのか、という謎。
思うに、SNSの世界は、リア充アピールをして理想的な自分を演出する世界だったりする。現実と全然違うこともある。でもSNSが偽りの自分ということではなく、両方が自分である。
監督はこの映画で、SNSの世界と現実の世界の両方を生きる現代人の人間模様を描きたかったんではないか。
「美女と野獣」とは、表面的な美しさと、真の心の美しさをテーマにした話だ。「竜とそばかすの姫」においてもそれがテーマになる。
そして、「美女と野獣」ではクライマックスで野獣が真の正体である王子の姿を取り戻すのだが、「竜とそばかすの姫」では、美女が真の正体であるふつうの女子高生の姿をとりもどす。そういう裏表のストーリー構造をねらったんではないか。
毎回社会的な問題提起をする細田監督だが、この映画が成功しているかどうかはべつにして、SNSと虐待を結びつけたテーマにしたのは、さすが、と思った。
キーワードは「共感」で、これがSNSを良いものにも悪いものにもするんだろう、と思う。
この評価を見て、見るのをやめるのはやめよう
おもろいっちゃぁおもろい!
歌!これに尽きる。鳥肌もたった。
脚本!悪くねぇ、だがクエッションが多すぎる!
これって読解力がないだけなのかなぁってずっと考えとったわ!!!
母の死がトラウマで歌えない。うん。
仮想空間なら歌える。うん?
なんで?ゲロ吐かんからか!!
そばかすが母の死をどれくらいひきづってるのかがいまいちわかんない。
暗いのは元から?母の死?
父にそっけないのは?反抗期?母の死?
そもそもUのシステムもいまいちわからん。ゲーム?サービス?Twitterの延長?どのくらい社会に溶け込んでるのか、すごいんだろうけど具体的にわからん。たとえばそばかすが歌ってる時って現実ではそばかすはどうなってるの?寝てんの?
まず竜、と、U、が似てるねん。
りゅーはゆーに現れたなになにで、とか。
ごちゃる。
竜の正体!!これはねー。誰だ?っていう謎を明確に提示されたもんですから。テンプレ幼なじみ?カヌー?父さん?まさか学校マドンナ女とのジェンダー展開?
正解はー、一瞬映った少年でしたー!!!
誰やねん!!!!!!!!
別にミステリーじゃないからいいんですけどね。実際予想外だったし。
あとテンプレそばかす幼なじみはなんで主人公のこと好きなの?そばかす母が助けた少年?って出できた?片足の犬は意味ある?欠けたコップは?幼なじみがベルだと気づいた理由は?竜の城っていうけど作れんの?マイクラかな?竜ってそもそもそんな悪いことしたか?なんで凍結できんの?竜弟が喋れないのってなんで?どこがサマーウォーズの続きやねん!オラァ!!もう一つの夏の冒険?ほぼバーチャルやんけ!!!夏っぽさゼロやねん!!!!
この世の全てのわからないは
当人の読解力不足で説明がつく。 ヤモリ
はっ!そうじゃないか。細田守のような人が
この疑問に対して、あー、忘れてた、とか考えてなかった。
なんて言わない筈だ。ということでパンフレットを買いに行かなくては。こっこれは!(ステマ)
まあ、どうせ意味は全部あるんでしょうけど
一回じゃわからんかったよ。かと言って2回目は、、、。
褒めるぜ!
まず細田守の描く「高校生」が良い!!!
実際の等身大の高校生を描こうとしたら、多分地味。
だけど皆んなが思うキラキラした青春を纏ったイメージをそのまま擬人化したような架空の「高校生」がすげぇいい。
テンプレ幼なじみが出できた時も、はぁ、テンプレキングダムかよ、って思ったけど、普通にそれが面白くて自分の浅さに辟易したから細田守がすごいって言ってなんとかカバーしてる。
あと歌ぁ!
良い。うめぇ。クジラ乗って歌歌って花びら舞って、こんなシーンある?えぐいてぇ!
これは深読みだけど、父について。
おそらく竜も母を亡くしている?からそばかすと同じ境遇ではあるのだけど違うのは父。
父そばかすは、優しいジープ乗り。そばかすを気にかけながら、あくまで見守っている。竜父は極悪非道、殴り、蹴りの罵詈雑言浴びせるマン。だがしかし、二人とも妻を、最愛の人を亡くしているのだ。そう考えると、そのことをどう捉えているのかがよくわかるンゴ。
竜父はそれが原因でああなっているんだろう。
対し、そば父は乗り越えておるのだ。そして進み、娘を育てている。しかし、そばかすはまだトラウマの最中。そんな娘を見て、諭したりはしない。あくまで待っている。最後、駅で娘の帰りを待っていたように、自分自身で乗り越えるのを待っているんやぁ!!暑い男やでぇ。(たぶん)
この作品はなんなのか。
主人公は物語を通してなにが変わったのか。
こうやって映画を捉えがちだけど
細田守作品はあんまりこれに当てはまらない気がする。
主人公がぶつかる壁、頑張る主人公、周りは見守り、少しだけ背中をおす。そして主人公はよろしくお願いしますをする。
嫌いじゃねぇぜ!むしろ好き❤️
まあ、とにかく。駄作は言い過ぎちゃう?
エンディングで駄作やって思ったけどさ、
脚本が薄かったら、考察すればいいじゃない?
次回作、期待してます。細田守監督(クジラ科)
面白かった?よかった?って感じの映画
あの未来のミライからの次作
あの細田守作品が帰ったきた!って思いで見ました
サマーウォーズと似てる世界観でも今度は仮想世界におもきを置いての物語なので差別化できてて、見て面白かったです
絵も繊細で美しく、演出も仮想世界ならではのもので
見惚れるほどてした
だけど脚本だけが、あれ?って感じでした
序盤のテンポ、終盤の仮想世界の50億人の前に素顔を晒す展開と素朴な少女がそれに向かって立ってる絵は震えました。
それで竜とクリオネの正体の少年らを助けに行き、立ち向かう姿は感動しました。
だけどそれまでの展開や序盤、中盤の内容がどうしても引っかかり、、、
強いて言うなら3点あります
1.竜のアザがマントの模様って気づくきにくい
だってアザと言われた身体できるものと思いますし
竜のはアザにしたらやたらカラフルです
2.美女と野獣をオマージュしてるのはわかるんですけど、城でのダンスシーンはオマージュしすぎな感が、、、
合唱団のおばさんの話みたいに、笑った演出の方が合ってる気がします
3.ラストの少年らを助けに東京に行くシーン、なぜ1人で行かせた?!って思いました。
すずが一人で立ち向かうシーンを出したいのはわかりますけど、カミシンとかルカちゃん、しのぶ君の4人とかで行って、手分けして少年らを探す時にすずが見つけた展開にすれば良いじゃ?!と強く思いました
あと個人的にですが人間関係が薄かった気がします。
もっとカミシンとかルカちゃん、合唱団のおばさん達の絡みが少なく、物足りない感がすごいです
総じて言うなら面白かったけど物足りない映画でした
多分、そのうち忘れてしまい、金曜ロードショーでやってても、もう一度みることはない映画だと思います
時をかける少女やサマーウォーズみたいに忘れられず
また見たい、何度見ても面白い!って思わせる
細田守作品はもうないのかなと思うと正直、悲しいです、、、
それがおおかみこどもから徐々になくなった気がします
監督業が多忙なら脚本を誰か別に譲って欲しいです、、、
時かけ、サマーウォーズを超える作品を待ってます
ふあ と いと
歌 いい!
あとは、、
、、ごちゃごちゃ、、ちぐはぐ してるかな、、
ファンタジーだと思えば
観れます。
クライマックスはちょっとジーンてきた。
最初、竜はお父さんやと思ってた(>_<)💦
歌
公開2日目
朝一で、鑑賞してきました。
細田守監督作品では、サマーウォーズが大好きで
何度もDVD等で鑑賞していますが次の作品の
おおかみこどもの雨と雪がとても合わなくてそれ以来
細田守監督の作品は見てません。
今回、鑑賞する気になったのはサマーウォーズの
雰囲気があったから仮想空間がキーだったので
サマーウォーズのような気持ちの良い展開が体験できたら
と言う思いでした。
予備知識は、ほとんどなしで大規模な仮想空間が世界、
佐藤健さんが竜役、歌姫と主人公は同じ人て、ぐらいでした。
で、鑑賞後!
うん、強引的進める展開でしたが良かった
ですよ。
歌がいい
透明感あふれる優しい歌
サントラ買うかなあ。
で、物語
序盤から引き込まれる展開、冴えない女子高生が仮想空間で注目される歌姫になる事、お母さんの事故の事。
これは、胸が締め付けられる程悲しかった。
そんなそんな中、竜と出会う
この竜の正体、はじめは幼なじみのしのぶくん、はたまた、お父さんとかだったらすげーなあと思って見てましたがどうやら違うなあと。
途中、竜の城でのダンスは美女と野獣まんま
パクリ 感想できっと言われるので変えても
よかったのでは。
ベルがすずに戻って歌を歌うシーンで最後の方にベルに
戻るのは何故?て感じだった。
しかし、竜を助けるためにすずを東京へ一人で行かせるのはどうよ。せめておばさん誰か付いていけば良かったんでは。
しのぶくん、おばさん達に遅れて駄目よ。
お父さんとのLINE、何か違和感あったなあ。
会話自体は、良いんだけどお父さんが君はを連発
するのはなんだかなあと思った。
でも、駅でお父さんとの再会シーン夕飯どうする?うん。ただいま、オカエリはヨカタ。
あと、竜と弟さんのその後は気になるし、
あのあとすずは、その日に帰ったのか?
時間が合わないような。
物語に色々無理はあるけど、それを感じさせない映像の美しさと歌のパワーがありました。
出演者の声もまあ大丈夫な部類です。
主人公のすず役の中村佳穂さん、サマーウォーズの夏木先輩の声とだぶるのは、私だけだろうか。
歌は最高、ストーリーは普通に良い
歌が聴きたくてストーリーはそこまで期待せずに行きましたが、思いのほか良かったです。
重厚なストーリーではないけれど、ひとりの少女の成長記録として見るとまっすぐな青春映画だと思いました。
歌は文句なしの星5つです。
良いんだが、要素毎で気になる
映像は、非常きめ細やかで綺麗
3Dの動きもこれまで見てきた中でもかなり力が入っていた
だが、だからこそ気になるシナリオの要素が目立つ
例えば忍くんは何時、鈴ちゃんを好きになったのか?
きっかけが分からない
次におばさま方、塞ぎ込みな鈴ちゃんの家に行く描写などが無いから、何の人脈なのか、ラスト付近の母親の写真からしか分からないし、なおさら鈴ちゃんを放置している様な錯覚もあり、手放しには良いキャラと認め難い
他にも竜に惹かれた理由も後半のカットで映しているが、やや弱いのではないか?
恵君の父親が引いた理由も察しは付くが、もう少し描写があっても良い気がする
といった、シナリオ面では映像と真逆で薄い密度の部分が特に目立つ
それさえ無ければ高密度な映像と、部分的に作り込まれたキャラクター達が、この映画を昇華しただろうからこそ、本当に惜しい
という訳で、3.5としました
サマーウォーズの先の世界観
「サマーウォーズ」の世界観をすすめていて、仮想現実の世界は「美女と野獣」という感じの話
さすがにちゃんと感動したなあ。現実パートが細田守らしい丁寧さがいきていた。
最初に違和感しかなかったディズニー的なアバターと現実世界の落差もアニメでは踏み込んだ後半の内容を考えるとありかも。
ディズニー的なポスターに釣られて子供連れて行く作品ではない、ファミリー映画ではないなあ
しかし‥2時間くらいのアニメでキャラクターデザインが統一されてないの見づらい気もする
オススメしたいけど、するべきか悩む作品
結論から言うと、映像と音楽を楽しみたい方は映画館へ行くべき。
ストーリーやキャラクターを楽しみたい方は少し考えてといったところです。
映像と音楽は背筋がゾワっとするほど 迫力と感動があり、CGとアニメーション その境界がとても滑らかで、素敵な世界観を演出してました。
中でもサマーウォーズの出だしを彷彿とさせる冒頭のシーンは何度も見たくなるほどです。
また、主人公役の中村佳穂さんの歌声には心をグッと掴むような魅力を感じました。
声優陣は本職でなく、多くが歌手や俳優の方ですが 聞きやすくて良い演技でした。
(YOASOBIの幾田りらさんがやっていたと知った時は驚くと同時に新たな才能を垣間見ることができました。)
だからこそ 映画館(その中でもIMAXなど)で、その映像と音楽を楽しんで欲しいと思います。
一方で ストーリーは散漫としていて、何となくはわかるが、主軸がパッとしない印象でした。
細田守監督の作品は「ぼくらのウォーゲーム」から拝見してますが、「バケモノの子」の頃から脚本家が変わった影響で、ストーリーがしっくりこないことが増えました。
今作は特に顕著で サマーウォーズの設定を軸に、SAOと美女と野獣、アナ雪やショーマンのようなミュージカル的要素、それに社会問題の提起を足して8で割ったような薄っぺらな感じでした。
重ねて キャラクター個々は良いのに その掘り下げが浅く、なぜそう思う? その経緯は?と感情移入がしにくいところも惜しかったです。
全体を通してやりたいことが多すぎると思いました。
2時間では足りないですね。
これがオススメするべきか悩む点です。
特にサマーウォーズのようなワクワク感を望む人や、話の先や裏を察するのが苦手な方は終始?となるかも…
長々と語りましたが 個人的には3年後?の次回作のストーリーに期待してます。
Squall
細田守作品は劇場では「バケモノの子」以来6年ぶりです。「未来のミライ」はなんとなく見る気が起きず、テレビにて鑑賞。
夕方に見ましたが、6割は埋まってるかなって感じです。初日ですし、明日からの動員に期待です。
それはさておき感想ですが、はっきり言って微妙でした。メインストーリー的に主人公すずがどうやって成長していくかのはずなのですが、突然殻を破って成長するので、展開に追いついていけないことが多かったです。
現代でのSNS扱いの「U」。これも機能しているかというとかなり微妙です。TikTokだったり、Twitterだったりの機能を盛りだくさんにしたって感じなのですが、「U」では歌うシーンや竜との攻防が多く描かれるので、SNSとしての見映えは無いように感じました。竜とベルが踊るシーンは美女と野獣のシーンもろそれでした。ディズニー的な作品を目指そうとしたのは良い試みだと思うんですが、細田守監督らしさを全開に出してほしかったってのが本音です。
竜を探すためのU大検索のシーンも、うまい具合に竜の正体まで辿り着くので驚きです。その上、竜の現住所までうまいこと見つけるのでさらに驚きです。しかもここで"虐待"という映画一本使って扱うような重いテーマをサラッとぶち込んできたので、物語がぐらぐらし始めました。そこから連続で、忍くんが顔を晒せ(雑)と言うので、幼馴染にそんなこと言う?と思ってしまいました。ヒロちゃんが必死に止めていましたが、実際それが正解だったと思います。忍くんリスキーな選択肢を速攻で選ぶ狂人。
更にそこから、すず1人で竜の元へ向かうというぶっ飛び展開が待ち受けていました。誰かしらついて行けばまだ疑問も薄かったのですが、高知〜多摩川?夜行バスも使ってるから、半日近くはかかっています。生配信の様子を見る限り、どこかへ監禁させられていてもおかしくないのに、割と普通に竜と竜の弟が道端に現れるので、ここは笑ってしまいました。そこからDV親父がノコっと出てくるのですが、素手で皮膚を剥ぐってどんな握力してんだ笑と思ってしまい、その割にはすずの眼光でブルブル震えるってそんなご都合主義ある?と思ってしまいました。そこから竜が好きだとか言いますが、そんなシーンあったかな?と。
そこからささっと地元に帰ってきますが、突然の父親との和解も描かれなさすぎてなんとも…前作の反動で親子のことは描かなかったのかな…
だいぶ文句を言いましたが、もちろん素晴らしい部分もありました。まず音楽が素晴らしかったです。millennium paradeとBelle(中村佳穂さん)の「U」がとてもアップテンポでかっこいい曲に仕上がっていました。この作品へのワクワク感を最大にまで膨張させてくれました。他にも中村佳穂さんが歌唱されている曲も音や声の厚みが美しく、常に鳥肌立ちっぱなしでした。映像面も素晴らしく、自然の美しさ、「U」の世界の造形の豊かさ、キャラの表情など、スタジオ地図の底力を感じさせられました。あとSNSでの炎上や凍結の表現の仕方もかなり好きです。声優陣も良かったです。
ただスケールがとても大きいはずなのに、作品全体がこじんまりとしてしまったように思えます。難しい作品でした。次回作に期待。
鑑賞日 7/16
鑑賞時間 15:50〜18:05
座席 G-25
小説版の方が良かった〜(´;ω;`)
あらかじめ小説の方を読んでから映画を見ました。この物語を映像で観たいと思ったもんだから映画に行ったけど、テンポが速くて少しついていけなかった。
すずの家族背景は小説版の方が分かりやすくて、母がどれだけ優しくてすずのことを思っていたことか。
映画だけだとあっさりし過ぎた感があるのでもっと尺をとってほしい。子すずと母の別れがあまり悲しく感じ取れなかった…。
そして、すずが[U]でベルとして歌うまでの過程、苦悩ももっと小説版のように描写して欲しかった…。あのままじゃすずがただのコミュ障で変な子に見えてしまう気がした。
あと演出!アニメーションは素晴らしいけど、所々変というかダサい?と思うことがあった。ベルとミニくじらが踊るシーンとかは色彩調整ミスってないか?
重要なシーンであるはずのベルと竜のダンスシーンなんかは踊る途中で変に上に浮いていくもんだから鼻で笑ってしまった!!
でも小説を読んで映像を見たから全体の流れは好きだし最後の終わり方も良かった。
Asのキャラデザも個性豊かで面白かった。個性豊かすぎて普通の可愛いAsはあんまいなかった気がするけど。
未来のミライのように声優に違和感を持つこともなかった。キャスティングは結構良かった。
所々ツッコミ所はあるけど結構感動しましたよ小説だとね。やっぱり2時間だと足りません。
おねショタ(未遂)いいぞ…忍すずもいいぞ…
ロジックを諦めて、ただファンタジーを楽しみましょう!
留学生なんですけど、見終わった瞬間、また細かい理解していないところがあるけど、感想をレビューしてみた。
まず、視覚と聴覚の面からすれば、ただただとても美しい、私自分時々幻想になる画面を本当に大きいスクリンに映し出される興奮感がかんじました。歌ってる迫力がありながら、繊細な気持ちを伝わる雰囲気をとても気に入ってはまりました。ベルの顔はずっと気に入って、後で気づいたら、この顔が実はディズニー系の映画の技術で作られたプリンセス達と似ていますね。
歌と曲は綺麗なので、すぐにcdを買いに行く衝突になりました。
残念なのはやはりシナリオですね、主人公の現実とファンタジーを両方繋いて描くつもりかもしれんが、うまく行かなかった。両方を世界を無理やり繋いて行くような気がずっと感じていた。
特に気になってわからない部分としては、Uの世界のいろいろの設定はあんまり述べて無くて、その原因のせいかもしれませんが、いろんなバトル場面とシナリオを進行して行く場面の感情移入は少し難しいですね。
後現実で最後竜の身分とその結末をする方法をもう少し頑張ればいいのに、とても残念な気持ちです...
映画自体は、バーチャル世界を導入し、やっとSF系のストーリーを展開するかなと思って、案外純粋なロマンチックな話になって、嫌ではないですけど、所々にロジックを諦めすぎて、バランスを把握し無くなった。こんなに美しい画面と歌がなければ、星3までをつけなくなった。
惜しい、ただ惜しい。原作があるのは原因なのか監督の特徴を発揮できなかったかなあ...どのみち、画面と歌だけでチケットを無駄にすることではないと思います。むしろ、この映画、映画館でしか楽しみできないかもしれませんね。
全626件中、241~260件目を表示






