竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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現代の闇とネットの可能性と、ヒトの優しさ
脚本が悪いとかで酷評多いですね (汗
私は細田監督らしくて好きですよ。
たしかに展開は強引な部分も多いですが(特に終盤かなぁ)、リアルとバーチャル、ネット社会の秩序、陰口文化、水難事故、虐待、、、、、そしてそしてヒトの優しさが身に沁みる。
私は好きですよ。すずちゃん頑張れってなってほっこりしました。
歌っとるシーンは昔のアニメだと口の動きが合わなかったり、曲がちょっと、だったりでしたが、ほぼ違和感なしでした。
テーマは良いけど、もったいないっていうのは確かにそうなのかもなぁ。。。もっと皆に傑作と言われる作品になって欲しかったな。
でもサマーウォーズも結局田舎から世界を救うっていう、ぶっ飛んだ展開だけどいい映画じゃないですか 笑
歌と映像美でハマって観た人勝ちな映画
公開初日に新宿バルト9のど真ん中の席で観られた。
細田守監督作品の特徴なのかも知れないが、全体の物語の作りにフィクションとしての非日常感や陶酔性が混ざっていても、なんとか日常意識に戻って来られる範囲の穏当さに抑えられていて、極端に深い狂気やいびつな綻びを感じさせないさじ加減になっている。
若い女性観客らが上映後口々に、
「久しぶりにアニメの映画観て、めっちゃ感動した」
「ね〜、めっちゃ良かったね〜」
と囁き合っているのが印象的だった。そうかあ。こういうのが女の子に効くロマンティック・ファンタジーなのか、と妙に納得。
疑いようもなくハイクオリティーな作品なので、自分的にも相当感動したが、秀逸だったのは映像美と歌、という印象。
ストーリーは総じて予定調和的な健全さの範囲で収まっていて、「女の子の夢と学園ドラマ、ホームドラマを、程よい落とし所で全部叶えます」的なドラマだったなあ、と言うのを真っ先に感じたのも事実だ。
まあ、だから、逆を言えば、歌と映像美で2時間10分引っ張っていく映画で、ストーリーはオマケ感が強い。ストーリーも「美女と野獣」をトレースして、ちょっと未来の高知県の田舎に暮らす高校生の暮らしを舞台としているなど、かなり特徴的ではあるが、細部にこだわると、一つ一つのファクターが十分には掘り下げられ切らずに煮え切らない感じがして、モヤモヤ不完全燃焼な感想を持つだろう。
でもおそらくは、感性で観て、そのまま酔っちゃえばいい映画として作られている気もする。
歌と映像美だけで引っ張っていく加減が凄いし、そこに素直にハマっちゃえば「ああ、良かった」という感じで終わるだろうし、 若い女の子が観たら、最高に感動した映画、という印象で長らく記憶に残るのではないか。
観たらぐったり疲れてしまうくらい凝ったストーリーを期待する人向きではないだろうが、この日常感をほんのちょっとファンタスティックにアップデートした加減で描くロマンティックな物語が、案外今風なのかも知れない。
感動するほどの歌唱力と映像美
映像が素晴らしく綺麗。とても見やすく美しいネット空間が描かれている。
そして途中途中で流れる歌が素晴らしく良かった。
残念に感じたところは、なぜ主人公が竜にあれだけ惹かれたのか(気になったのか)ほとんど触れられていないところ。
それが気になってしまい、中盤から主人公に共感が薄れていってしまった‥
そして、話の無理矢理感は否めない。
だが、それを吹き消すほどに最後の歌が圧巻で自然と感動していた。
歌の力ってすごいんだなと心から感じられた。
現実とネット空間、竜と主人公、母親と主人公、父親と父親・・・
それぞれの繋がりや関係性、対比が描かれていて分かるととても面白かった。
ところどころで今までに見たことあるようなアニメのシーンがよぎったのはわたしだけですかね‥?
一を聞いて十分かる人向けの作品
行間を読むのが好きな人、張られた伏線を覚えていられる人向けです。私は好きです。
私が一番好きな映画、「サマーウォーズ」が金ロで放送されていたのを蹴ってまで公開日に見に行きましたが、最大の敵は自分自身とはよく言ったものです。
「サマーウォーズが面白すぎた」、これに尽きると思います。
好きですが、好きなんですが、サマーウォーズを星5として比較してしまうとこれくらいかと思います。
早くサウンドトラック出て欲しい
「楽曲が良い」だけで不満点の全てを払拭した作品
面白かった。
ツッコミどころはある!しかし
なんといっても最初の『U』って言う曲最高でしたねぇ!
ワクワクさせられました!映画後は曲をすぐダウンロードしましたよ!
いやー!実に勿体ないって言うところはみんなのキャラクターを生かしきれてないんだよなぁー。
忍もっと活躍してもよかったのに指示だけして終わるって、、、、もっと、主人公と両思いなら活躍してほしかったよぉー!
みんなも思っただろうけどなぜ美女と野獣にしたんだろう?あれは野獣の設定ならわかるけど竜だからね笑
て、文句ばっか言ってるのになぜ星四つなんだ?ってみんな思うよねぇ!
それはなんといっても作画と映像と音楽と声優人達の頑張りに星4つですよ!
キャラクターもよくあんなに沢山思いつくなぁって思いました!
内容はきっと世の中の現状は今こうなってるって事を伝えたかったんだろうけどねぇー。
ツッコミ要素は沢山あるけど、、これだけはいっとく、、、新海誠よりわたしは細田守派だ笑
よかったけど、飛ばし読みしてる感じ。
歌声は文句無しに素晴らしかったし、ストーリーも好きですが、人物の心の機微とその動機などもっと丁寧に描いて欲しかった。
小説を飛ばし読みしてる感じ。
観てる側が共感したり理解できる細かいエピソードがあまりなく、当事者になりきれず傍観者のままエンディング。熱くなりきれなかったなー。
歌の尺をもう少し削ってでも、内面を丁寧に描いてほしかった。そしたら号泣だったかも。
ちらほら書かれてる脚本が…ってそういうことなのかなぁと思った次第です。
(サマーウォーズ+美女と野獣)÷2=新たな名作
雰囲気映画かな
賛否が分かれる作品かも……。
酷評も多いけど、個人的には感動作でした
台詞の面白味のなさと多少の粗に慣れてしまえば…
スタートは
「サマーウォーズ」そっくり。
同じ世界観で、別の人物が主人公、という感じ。
それはまあ、いい。
「鈴」が、幼い時に母をなくしてから
それまで夢中だった歌を歌えなくなった、
でもふとしたことからバーチャル世界に入ってみたら、
その世界では歌えた。
それどころか、
めっちゃバズった
という「つかみ」はOK。
その後の展開も、
ご都合主義的な感じはあるものの
そもそもネットのご都合主義な世界だから
まあOK。
歌は、
個性的だとは思うけれど、
そして美しくもあるけれど、
バズるほどのものか、といえば疑問符。
そして、謎の「竜」の正体が、
ミステリなら反則。
でも本格ミステリという訳じゃないから、
これもOK。
だがしかし、
悪役が薄っぺら過ぎるのは
OKとは言えないなぁ。
とはいえ全体的には、
粗はあるものの、
阻害するほどのものではなかったので、
「酷評」するようなものじゃない
と思ったのであります。
ただ、
台詞に面白味がないのは、
もはや細田脚本はそういうもの
という諦めがついたというか慣れたというか。
あと、
サマーウォーズ以降、
クジラはデフォルトなのね。
――理由などない。ただそこにいる。
そして、竜もまた
デフォルトになっていくのでありましょうか。
魅力も多いけど気になる点もチラホラと
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