「脚本×、映像や歌は◎」竜とそばかすの姫 ぴのこさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本×、映像や歌は◎
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正直に言えば謎が残る脚本かなーと。
色々詰め込みすぎて回収しきれていない脚本だと思います。
以下謎に思った点、もやもやした点
●中洲に取り残された子供の親は何やってたのか?他の大人は?中洲の子供の親が足を怪我している描写などがあれば納得できるが、鈴の母親を絶対に殺したいから殺しました。っていう無理矢理脚本。
●犬なんで前足ないん?(個人的疑問)
●慌てると鈴はバタバタバタバタ大袈裟。母の死に傷ついて父親に対して素っ気ないのは分かる。年頃ですしね。でもバタバタするのは見ていて不自然。
●しのぶくん奪い合い争いで鈴が学校で叩かれてオンラインゲームのように鎮火させる描写、多分竜に対する反対意見との規模の大きさの対比に必要だったんだろうけど、あんなに長々と必要だった?
●同級生の恋愛描写が長い。そこ省いて竜とクリオネ兄弟のその後を描いて欲しかったわ。
●いくら言葉の暴力だとはいえ、兄弟を虐待してる父親の元に高校生の女の子一人で向かわせるおばさん達がヤバい。
●鈴は結局何しに行ったん??抱き合ってただただおでこくっつけに行ったんか??兄弟を保護してもらうところに同席する描写が有れば納得できた。
総じて、無駄な場面が多すぎる気がしました。タイトル、「竜とそばかすの姫」ですよね??なんか最後「竜」の部分を省いてる感が否めませんでした。おおかみ子供の雨と雪も「雪」の部分が省かれていたように感じたけど、それと同じ後味の悪さ…。
歌と映像は最高です!
ストーリーに突っ込まず、Bellの舞台ライブだと思って観れば良い映画だと思います。
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