「Uの世界になにも魅力を感じない」竜とそばかすの姫 いつか見た虫さんの映画レビュー(感想・評価)
Uの世界になにも魅力を感じない
ストーリーについては賛否両論あって、いろんな方の意見が合ってなるほどな~って思ってました
自分が気になったのはUの世界に魅力を感じなかった点とデバイスの整合性のなさです
冒頭の世界観見せるためのUは、なるほどな~こんな世界で、アバターでなんかしてんのかなって感じで面白そうだったけど
結局、最後まで一列に並んで進んでいるかベルに群がるモブたち、歌を聴く以外にあの世界で何ができるのか意味不明
竜が有名になったという武道大会の描写もなんのもない
Uの世界で攻撃されると実際の痛覚にダメージを受けるんでしょうか、そういう説明ないけど、だとしたらみんなごっこ遊びで痛がったりしてるんでしょうか?逆に本当に痛覚を感じるとしたらそんな危険なシステム国や業界が認証しますかね?耳にイヤホン刺してるだけで、そこまで感覚持っていかれたらいろんな犯罪の元になりませんか?
竜の城はどやって作ったんですかね?自分でコツコツつくっていったのかたまたま見つけたのか、なぜ他から隠ぺいされていたのか?竜とクリオネを守る妖精みたいのが関係してるっぽいけど、よくわからない、美女と野獣のマネ以外でほぼ意味が無いギミック
アバター事に家が持てるとか、こういうことができますとか何の描写もないから竜の城だけ??ってなりました。
演出上仕方ないことかもしれませんが、ベルが尋問受けてたり閉じ込められたりするけど、都合悪くなったらログアウトすればいいだけですよね、ログアウトできない権限とか持てたらビームの何倍もやばい
細田監督はオンラインゲームとかバーチャルの一切やった事なく、なんとなくSNSを具現化したんでしょうか、ウォーゲーム、サマーウォーズのネットの方が魅力的だった気がします。
最初のナレーションにあった「現実ではやり直せなくても、Uの世界ならやりなおせる」 って全然 話の締めともかかってなくて、いつもの細田監督っぽくないなぁと残念に思いました
否定的な意見も多く見られましたが、すずたちの青春コメディのパートは割と好きでした。