1秒先の彼女のレビュー・感想・評価
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とっても楽しいファンタジーラブコメ。
滅多に観ない台湾映画。楽しそうな設定のラブコメだ。
普通の人よりちょっと早く生きている女子と、ちょっと遅く生きてる男子。2人は子供の頃出会っていた。で、時間のずれる2人の恋愛はどんなだろう?って思うよね。あら、予想大はずれ。
前半は女子の話。たまたま出会った男とトントン拍子に付き合うことになり、バレンタインデーにデートの約束をする。楽しみにしていた彼女が朝目覚めると、バレンタインデーは昨日だった。何故か日焼けしてるし、覚えの無い写真が存在してるし、ヤモリに話しかけられるし、訳が分からない。
ちなみにバレンタインデーって七夕の日だってさ。年に1回会えるんだとさ。
後半は男子の話。ずっと片想いだった彼は、バスの運転手をしながら彼女の近くで生活していた。で、彼の話が種明かし。カメラを止めるなと似たような流れだ。突然時間が止まってしまった事を利用して、彼女を海に連れて行く。それもバスで他の客ごとね。動かない彼女や、他の客達、かなり笑えます。
何故時間が止まるのか、失踪中の彼女のお父さんが教えてくれました。へぇ〜、そうなんだぁ、って感じ。
ツッコミどころ満載で、とても楽しい作り込み。カップルで観ると盛り上がりそうだわ。
監督おかえり!
チェン・ユーシュン監督
熱帯魚
ラブゴーゴー
昔をチョイと思い出す。
鑑賞中、ずっと楽しかった。
最高です。
お帰りなさいと監督に言いたい。
ストレス無くなった💖
こんな彼の時間旅行なら、おまけがない人生でも許せるな✨
見たことない不思議な恋愛映画でした
面白かったです。
ストーリーの展開というか、話の切り替わりが独特で。
ごめんなさい、観た人にしかわからない説明ですね。
内容は、ごくごく地味な主人公だし映し出される生活や景色もおしゃれではないんです。日常的。
ファンタジー要素(非現実的)な部分があり、それがもうものすごいエキストラたちの熱演(って言っても激しくない、正に静の演技!)、大掛かりなロケだなぁと言うすごいシーンなんです。
郵便局員という設定もこのストーリーの鍵です。
手紙、フィルムカメラ、ラジオ…少しレトロ。
レトロとファンタジーというと大林監督作品ですが、雰囲気は近いところがあるかな。
最初と最後で女の子の可愛さが違う。最初はそうでもないんですがだんだんと可愛く見えてくるのも不思議。
最後驚きます、すごい悲劇的なんですから、ドキッとします(厳密には最後の一歩手前ですが)。
観て欲しい、面白いですから。
あとエンドロールの名前、漢字は各キャストスタッフの直筆なのかなぁ。
答え
108本目。
韓国映画と思ってたら、中国?台北って事は台湾か、失敗したと思ったけど何があるか分からん。
何だこの世界観、面白いじゃん、でどうなる、この流れは答えが出るのか?時計を見たら、げっ、後1時間もある。
心が折れたと思ったら、雷に撃たれた位の衝撃とか色々例えがあるけど、そんな感じで答え合わせが始まる。
素敵な話で、いやでも何故?と思うだろう所もあるけれど、それを考えるのは野暮かな。
時が止まるのではなく、利息の発想に感服した
時間を早く使うっている彼女。
時間をゆっくりと使う彼氏。
どちらが良いとか悪いとかの話ではなく、
誰にでも平等に使えると思っていた時間の観念。
実は一人一人違うという事を認識させられた。
観ると幸せになる映画
時間が止まるというのはベタ中のベタですが、それでもなぜか泣けるのは映画としてしっかりしているからだと思います。
せっかちでいつも写真では目をつぶってしまうという小ネタから目を開けている写真があるという謎に繋げるとか映画としてうまいと感じました。
『祝宴シェフ』はコテコテのコメディ映画だったけど、今回は少し初期に戻ったような感じがしました。
映像的なところでいえば、バスで海に行くシーンは『熱帯魚』を思い出しました。(実際にロケ地は近い場所らしい)
時間が止まる理屈とかところどころよくわからなかったけど、そんな些細なことはどうでもよく観終わったあとに幸せになる映画でした。
見た後は、自分が好きになります
これはやばい。ラストでシャオチーが涙を流すと同時に自分の頬にも涙がボロボロと流れ出す。ラスト前のアクシデントが憎いくらいに効果的で、完全に監督の術中にハマってしまった。
アラサーのシャオチーは、目を覚ましたらバッチリ日焼けしていて記憶がない。しかも初めての彼氏と参加する予定だったバレンタインデー(七夕?)のイベントが終わってしまっている。これって、どこかで見たことがあるぞ。
『ハングオーバー』と同じく、記憶喪失前までのパートと種明かしパートに分かれている。前半の伏線の貼り方が絶妙で、モザイクDJのラジオ番組とかお父さんの失踪とか、後半での回収された時の気持ちいいこと。
思わず笑ってしまうコメディあり、ド直球の純愛あり、それを包み込んでしまうファンタジーSFで、見た後に自分が好きになること間違いなし。
1秒先の彼女
と1秒遅れの。二人の世界の帳尻を合わせる為の世界での出来事。それが今まで彼女と出来なかった彼の気持ちを表す行動が可愛らしい。ヒロインのリーさんは凄く美人では無いけど、愛嬌があって可愛らしいですね。
こんなに美しい映画シーンを見たことがあるだろうか。完全に時間の止ま...
こんなに美しい映画シーンを見たことがあるだろうか。完全に時間の止まった世界。彼は、いつも世界に乗り遅れてたから、夢みたいな体験だったと思う。彼の喜びの表情にも現れていた。それは彼女に対する思いと同じ。
実物の俳優を使ったという、世界が止まったシーンのリアルさはすごかった。バスが向かう海辺への一本の細い州のシーンは、夢のように美しかった。
監督の世界への遅れの思いが投影されているのではないか。
そして、美しい写真の数々。
海辺でのポーズも素敵だ。
オタクの世界。
映像や写真は、直接相手に触れず、間接的に対象を追いかける点で、オタク的振る舞いだ。
彼女の子ども時代の明るさと今は通底しているのに、今はイタク見える社会。
詐欺師の彼とさえ、彼女のデートシーンは本当に明るい。
この監督の映画は初めて見たのだけど、テンポがとても良く、明るさに満ち、人生の肯定感に溢れている。アメリなんかよりずっといい。アメリみたいに閉じてない。
両親をなくした幼い彼を支え続けた彼女。幼い頃のシーンも夢のように美しい。子どもならではの無邪気な遊び心が溢れている。そして、彼を海辺の郵便局で待ち続けた彼女。その年月についてはなんの説明もなく、DJの感想と、おばあちゃんとのやり取りが現れるだけだ。でも、豆花を持って現れた彼の前で涙が止まらなくなる彼女。ちょうど遅れるようにしてやはり泣く彼。なんて美しいラブシーンだろう。
とても素敵な作品だったー!
もはやあれは犯罪行為だけとファンタジー度が高めのラブコメ作品(笑)
郵便局で働くシャオチーとバスの運転手グアタイがメイン。
皆より1テンポ早いシャオチーと1テンポ遅いグアタイと言う設定。
出だしは、あらすじと違った展開が不思議だったけと、中盤からのナルホド感が良い。
「この映画は2度始まる」的な作品で上手い構成。
作品のテンポも良くとても観やすかった印象。
リー・ペイユーさん演じるアラサーのシャオチーの演技がとても良い。
最初はそうでもなかったけど、話が進むにつれ綺麗に見えて来た感じ。
彼女の出ている作品をもっと観たくなる。
眼ばたきを一切しない演技には脱帽(笑)
消えたバレンタインデーの謎解き映画なんだけど、その理由も良く考えられていてナルホド感が良かった。
後半の海の中の道をバスが走るシーンがエモい。
素敵な映像も良かった。
ラストの1分がこの映画の全てを語っていて泣ける。
バスの運転手、グアタイがとても良い人で良かったです( ´∀`)
辻褄があわないような…
前半は一日の謎に引っ張られ興味深い展開。
後半、視点が代わると一気に残念な感じ。
それに、一日が消えた理由が結局それ?!
彼の行動がストーカーじみてるのもマイナス。
惜しい一本。
決して美人ではないけど女優さんがキュートなので★一つ追加。
私ら日本人、こーゆー話に弱いですからーー!
インドバブルが弾け。韓国ものには飽きてしまい。タイからは新作が届かず。アジアは、どーなってまんねん、大丈夫か?などと心配な日々を送ってるトコロに台湾ですよ。久し振りなんです、個人的には。「軍中楽園」以来ですから、どんだけ台湾便がふんづまってたんだよ?って事ですかね。広島ローカルの問題もあるけど。
何にしてもですよ。台湾作品となると、ハードル無茶高い訳ですよ。クスクスできて、ジンワリ泣けて、胸がキューッとなって。で、美人さんとキュートな女優さんゾロゾロ、的な。
もうね。はっきり言うと、期待外れです。面白いですけどね。クスクス出来ますけどね。でも、でも、でも。何かが違う、て言うか、足りない。
それがですよーー。
ファンタジー要素の謎解きが始まってからが、ヤバ過ぎるでしょうが?これは何どすか?狙ったギャップどすか?何なん、もー全く!
ウー・グアタイのネタバレ。「あー、これはフラグやなぁ」からの、即実行。え。やっぱり?イヤ、俺たちが大好きな台湾ファンタジーが、このままで終わらすはずが無い。最後、どうにかしてくれるはずや。
の期待通りに。
帳尻を合わせてくれた、海辺の街の郵便局。
タオルは要らないけど、ハンカチは必須ってことで。
良かった。
やっぱり、台湾ファンタジー、大好き!
結局、登場人物達に感情移入しちゃうんですよね、最後w
台湾の映画が馴染めなかった
予告を見て面白いかも?と思って鑑賞。前半が退屈で後半のSF展開まで時間がかかった。もう少しコンパクトにしても十分楽しめただろうに。最近90分尺の映画が増えているからだろうか。原付やバスで走る風景が綺麗なのが印象に残りましたが、ストーリーとしては個人的になじめませんでした
前半と後半の対比がおもしろい
地元映画館で珍しく台湾映画が公開されたので、たまには趣きを変えてと鑑賞してきました。ちょっと不思議でファンタスティックなラブストーリーで、ほっこりできる作品でした。
何事も人よりワンテンポ早く行動してしまう、郵便局勤めの女性が、偶然出会った男性に惹かれ、彼と一緒に七夕バレンタインを過ごすことを楽しみにしていたのに、気がつけば七夕バレンタイン翌日になっており、しかも前日の記憶が一切ない。なぜ1日分の記憶が丸ごとなくなってしまったのか。その秘密は…というストーリー。
主演は、名前も知らない女優さんですが、どこにでもいる素敵な恋愛を夢見るOLを、等身大でいきいきと演じていて、観ていて心地よかったです。決して万人からチヤホヤされる美人ではありませんが、彼女の人柄がわかるにつれて、だんだんかわいく見えてくるから不思議です。そんな彼女が、前半をテンポよくぐいぐい引っ張り、気づけば観客は彼女の恋愛を応援しています。
そして後半、意外な人物にスポットが当たり、テンポは一気にスローダウン。しかし、物語はここからが本番です。消えた一日の謎がしだいに明らかになります。この前半と後半の対比が実にお見事です。アップテンポとスローテンポ、都会と田舎、明と暗、謎と解といった感じで、内容的にも絵的にも真逆となるような構成がなされています。
前半は楽しく笑い、後半は切なく涙し、ラストはほっこり心温まる、そんなラブストーリーを堪能させてもらいました。ただ、後半で描かれる切ない恋心は、純朴なものだとわかっていても、その行動にはストーカーや変態と紙一重のヤバさを感じ、ちょっと引いてる自分がいました。まあ、かろうじて踏みとどまっていたので、ギリセーフということにしておきます。
甘ったるいダサさもあるけれど、着想に妙があり、よくできている恋愛ファンタジー映画
80年代後半から90年代前半にかけて、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)やエドワード・ヤンといった台湾ニューウェブの監督作品を何度もよく観たし、その中に今でも生涯ベスト級の作品があるのだけれど、その二代巨頭とは少しテイストの違う若手監督だった、陳玉勲(チェン・ユーシュン)の作品「熱帯魚」もなかなか魅力的だった。だけれど、彼の作品は独特の甘ったるいダサさを少し感じさせるところもあった。映画監督も一時は辞めてはいたらしいけれど、その後、長編二作を撮り、この独特で奇妙な恋愛映画を発表したわけだ。着想に妙があり、また主演の女優さんがコメディの主演として優れておりチャーミングなので、甘ったるさもファンタジー映画としか見事に昇華されている。「熱帯魚」同様、台湾の地方(嘉義県)の海の景色もなかなかいい。郵便局で働く30歳近くの女性が、ダンスの講師に突然声をかけられて、夏のバレンタインデー(台湾では七夕と2月14日の二回のバレンタインデー、情人節がある)を過ごすことを約束する。ところが、その一日が訪れずに消失してしまうのだ。デートの待ち合わせ場所に行くと、その日はバレンタインデーの翌日だった。彼女は何故か日焼けしている。その謎解きのプロットが非常によくできていて面白い。意外な方向に話が転じていく。台湾ならびに中国の映画は、アート系映画に比べると、エンタメ系がちょっと見劣りするように思えるのだけれど、この作品は本当によく練られていて、見ていて非常に楽しかった。
台北につられて
訪問したところが共有できるかと期待したが残念ながら何となくの場所はあったものの確信には至らず
ただ台湾らしい無秩序感と非現実部分も程よく、謎解き要素を含めて傑作というより良作
日本でリメイクしても多分映画館では観ない
ほのぼのとした恋愛映画
始めに淡々と物語が進み、途中から裏の真実を描いていく話し。
ほのぼのとした、休暇のような恋愛もの。
何も考えず楽に観れる。
最後はあったかい。感動します。
劇場内は随所で笑いが出てました。
大人の女性、ご夫婦にお勧めの恋愛映画です。
全143件中、121~140件目を表示