「娘を溺愛するあまり、無駄な努力に神経をすり減らす主人公に大いに共感します」劇場編集版 かくしごと ひめごとはなんですか よねさんの映画レビュー(感想・評価)
娘を溺愛するあまり、無駄な努力に神経をすり減らす主人公に大いに共感します
後藤可久士は下品な下ネタ満載の作品が人気の漫画家。彼は小学4年生になる娘、姫を溺愛していて自分の仕事を彼女に知られるのを極端に恐れているために様々なトラブルを自ら招くことになる。
仕事が娘にバレないように無駄に奔走するドタバタが、可久士を支える個性的なアシスタント達や姫の同級生達の活躍で生き生きと描かれていてとにかく微笑ましいですが、それより何よりそんなお父さんの苦労を何も知らない姫のキュートさが本作の核。娘を持つお父さんなら可久士のキテレツな行動に大いに共感すると思います。それゆえ劇場版で追加されたと思しき後日譚の切なさがしっとりと胸に沁みます。後付けになりますがテレビ版も追って観てみたいと思います。
コメントする