映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園のレビュー・感想・評価
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それぞれの要素が活きた作品
クレヨンしんちゃんで友情・青春・ミステリーの要素をうまく活かした作品です。
前半の風間くんが見せる困惑や苛立ち。
彼の真意が見えてくるあたりからちょっぴり切なくなります。
ギャグ要素を含みつつもミステリーの部分はしっかりしています。
「ギャグ漫画の定番」と「ミステリーの定石」を押さえておけば犯人をキチンと推理できる構成です。
青春は友情!
全作劇場で観てるからには、もはやライフワークになってしまった。全28作?涙したのもあり、爆笑したのもあり、あまりの酷さに激怒したのもあり。前作「ほぼ4人の勇者」がかなり良かっただけに今回少し残念かな。ゲストキャラがプロ声優中心だったのが救い。次回作に期待、それしかありますまい。
おもしろい!
甥っ子をつれていきました
とにかく甥っ子は大喜び(笑)
退屈だろうなーと覚悟していきましたがこれがもうおもしろい!!
クレヨンしんちゃん馬鹿にできない(笑)
しんちゃんって頭のいい子なんですねぇ
あとぼうちゃん?がすっごくいいキャラ!
どうやら毎年映画になってるようなので甥っ子をつれて来年も行こうと思いました
気楽に見たい、楽しい気持ちになりたい、そんな大人の方にもおすすめ!
追記:いろいろ調べたところ園児達メインor家族メインの映画があるようです
甥っ子は園児メインじゃないとやだって言ってます
今回は園児でした
家族メインの方もレンタルしてみてみます
それもふまえてまた追記します
AIは愛を知らない
映画館でクレヨンしんちゃんを見るのは今回で2回目。1回目は前作の「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ4人の勇者」です。
前作がめちゃくちゃ面白かったこともあり、今回はあまり期待していない。初の試みであるミステリーなのでより不安。前作を超えることは無いだろうと思っていたが、全体評価は脅威の★4.3。ここまで来ると逆に怖くなってしまう...笑
完全に杞憂でした。
驚くほど、めちゃくちゃ面白かったです。
まさかの前作越え。ホント、最っ高でした!!!
私立天カス学園に一週間体験入学することになったかすかべ防衛隊の5人。その学園ではオツムンというAIが即時に判断したエリートポイントで階級が変わり、体験入学にポイントを貯めると入学することが出来る。
いつにも増して笑いたっぷり。
しんちゃんのギャグセンスが光っており、「これ子供分からないだろ!」というボケもいくつか。おしりで事件を解ケツ!って、おしり探偵じゃない?笑 わざとなのか偶然なのか不覚にも笑ってしまいました笑
本作の新キャラも大活躍。
約100分という短い尺の間でかなりのキャラ付けで、ラストシーンに素晴らしいスパイスを与えている。もちろん、かすかべ防衛隊の5人も余すことなく使っているし、今回は特にボーちゃんがかっこよく普段見られない姿に笑わされたし、感動させられた。ネネちゃんもマサオくんもいい味出してる。
本格"風"ミステリーと予告で入っているが、風ではなく本格ミステリーだった。これを最初から予想することは出来ない!事件解ケツの中で驚かされることもあり、最後まで誰だか検討がつかない。本当によく出来た脚本。見事な伏線回収で非常に面白かった。
音楽もまたいい。
ケツメイシのオープニングはいつもの粘土しんちゃんと共に世界観に入り込みやすいし、そこからのいつものしんちゃんは安定していて映画クレヨンしんちゃん初心者にとっては優しい作りになっている。
マカロニえんぴつのエンディングは「ああ、いい映画だったなぁ」ととてもいい余韻をもたらすしてくれる。
そんなエンディングの前のラストシーン。
前作も良かったが本作もまたほろりと泣けるし、セリフ一言一言がグッときてかなり響いた。今回もまた特に良かったのがみさえとひろし。普段見せない姿を見せたり、相変わらずのカッコイイセリフに思わずいいなぁと呟いてしまった。
オツムンの無情さがどことなく今の世の中に近しいものを感じるなと思った。疑問を持つカザマくんにこれが正しいの正当化させる。このキャラクターの性格や意義こそが本作で伝えたかったことなんだろうなと思った。
ただ、前半が少々退屈。
もっとド派手な演出や面白可笑しさが欲しかった。前作は初っ端からアクセル全開(二つの意味で)だったので、どうしても今回が味気なく感じてしまう。
それでも最高の映画でした。
こんなにも毎年のように笑いと感動を与えてくれるクレヨンしんちゃん。一生続けて欲しいし、一生追いかけたいなと思いました。しんちゃん最高!!!!
クレヨンしんちゃん映画、まだまだ健在!
これこそクレヨンしんちゃんの映画です。
ノリでつっぱしって、その場でくだらないことをやり、いつのまにか話が壮大になっていて、
なのになぜかしょうもない解決策が出てきて、アツく盛り上がり、もろもろすっとばしておバカな話が収束していく。
さらに下ネタのバーゲンセール。
子供はバカなところだけ見てゲラゲラ笑えていますし、なのに大人はメッセージ性に気づいて心がジーンと来るという。
クレしんはこれでいいんです。これがいいんです。
今作はクレしん映画の中でも名作の部類に入るし、なんならランキング上位に来る良い出来です。
今回はマサオ君やボーちゃんの扱いが良いので、随所でワクワクできました。
ネネちゃんは良い立ち位置なのですが話に絡んでいないな感。
謎解き要素については、、、わりとホンキで謎解きしようと思っていたのですが、
クレヨンしんちゃんのノリなのにミステリーのつもりで挑んではいけませんね。
と、言いつつ、随所に「ミステリー好きならわかるだろ?」みたいなギミックが仕込まれていて、
ほほう、ちゃんとミステリー好きもいじっているじゃないですか、とニヤニヤできました。
クレヨンしんちゃんは過去の偉大なラインナップのせいで壮大な感動のイメージがつきまとってしまうのですが、
いつもと同じ、カスカベのおバカな五歳児が大暴れする魅力的コメディ話です。
そして終わってみればきっちり満足させてくれます。
お子様と行くのであれば今年の夏休み映画クレしんで決まりかと!!
【余談】
私の心が汚れているからでしょう。「謎メキ!天カス」が卑猥な方向に読み違えませんか?
おバカ、青春、ミステリー。すべてにおいて隙のない傑作
カスカベ防衛隊がエリート小学校に入学して楽しくやるお話。スタンドバイミーが好きな人にぜひ。
最近の映画クレヨンしんちゃんは大変面白い。しんのすけのおバカな行動をベースにトラブルを起こしたり、逆に解決したりと、大人と子供両方が楽しめるものになっている。
今作の天カス学園もそうだ。登場人物のネーミングセンスは昔ながらのしょうもないダジャレで、本作の敵役である吸血鬼も血ではなくおケツを吸うので吸ケツ鬼と呼ばれて恐れられている。序盤から畳みかけるしょうもない設定に気も緩んでしまう。
しかし本作の魅力は何といってもミステリーと青春。前編はクレしん流怪奇小説とでも呼ぼうか。江戸川乱歩の少年探偵団シリーズっぽいからだ。吸ケツ鬼が現れ、人を襲い、少年探偵団がそれを解決する。子供にとってはワクワクものだし、きっちりしんのすけのおバカも光るところもまた良い。
そして吸ケツ鬼事件が解決してからはアツい青春ものが始まる。いや、解決してからではなく解決のタイミングそのものが青春。これぞ学園アニメとでも喝采を送りたくなるような展開の数々。
また、しんのすけたちが汗まみれになって走る姿に、オトナ帝国を思い出した。オトナ帝国が大人による子供時代への懐古を描いたのと対象に、この作品では子供による将来への不安を描いて見せた。しんのすけたちも大人になるのか、とちょっと寂しくなったり。
前半笑って楽しめて、後半ちょっとほろりとくる。傑作です。
泣けた!3回は泣いた!やっぱ面白い
しんちゃん好き過ぎる♥
最初っから泣けた
みさえがしんちゃん抱きしめるシーン
あーあ泣ける
映画クレヨンしんちゃん
泣かせてくるなー
私が涙もろいだけかな?
感情移入し過ぎた
風間くんの友情シーン(お手紙シーン)なんとなく、薄々わかってたけど泣けるわ。
謎解きも、コイツ怪しいな
って思う人居たけど違ったし
ネタバレしないけど
以外な展開で腑にも落ちた。
ぼーちゃん可愛かったなー♥
クレヨンしんちゃんアニメがはじまった最初からずっと観てるし声優変わった時も違和感あったけど今は慣れて、臼井さんはもう居ないけどブレずにずっと話が続いてるのもホントに凄いし愛されてるし私もこれからも大好きなアニメです。
心が癒やされたな
観てよかった。
夏の暑いコロナ渦でやっと上映された映画
これからも私は映画館で映画を見ます。
待ちに待ったかいあり。
今作、自分的には今まででいちばん笑えて泣けた。
スタートの親子別れで少しうるっとし、友情、努力ネタに共感。いつまでも固い友情をと思っても人生そのままなんてない、その通り。頑張っている姿がいちばん、その通り。そんなこんなで最後のレースで激盛り上がり。頑張れ!っと心の中で叫んでしまった。
しんちゃんと風間くんの関係性が柱の物語!
今回のテーマは青春!青春.朱夏.白秋.玄冬の人生に最も影響すると言われている色々な時期(旬)をどういう表現にするかを楽しめた作品。序盤から空気感に雰囲気やキャラの五感が繊細に表現されていて奥深い作品に仕上がっていて楽しめる。監督と脚本家の年齢が同じであるので世代オマージュがふんだんに使われて大人も楽しく観ていられる反面、若年層には難しく感じられるのではないかと思われる。物語の中でクリエイター達の伝えたい事が、それぞれの心に響く楽しい娯楽映画でクリエイターの意識の統一感が分かるシリーズでも秀逸な出来。自分にとって青春とは一体なにか・・未だ解らない。
“永遠の5歳児”いよいよ成長?風間くんのキモチに号泣
青春は後悔とコンプレックス!あなたの青春は?青春はミステリー!あなたは、ボクは一体なんのエリートだろう?ムダこそ人生!人生カスになるまで楽しもう。なんでも効率ばっかりな忙しない現代人が忘れがちなムダを愛する気持ち。ガンバっていたら周りに笑われたっていい。ムダでも応援するんだ。
風間くんにまさか泣かされるとは!オトナになるってこと --- 例えば『スタンド・バイ・ミー』や『トイ・ストーリー2』、いずれ来る子ども時代の友だちとの別れ。その予感。自然と遠くなって、いつの間にか連絡もしなくなって。そんな深くて普遍的なテーマを真摯な気持ちで扱っている。青春には出会いと別れがつきもの。ここには恋も友情も汗も、青春の1ページが色々とまるまる入ってて、だから好きになっちゃう。メチャクチャきもちくて笑顔こぼれるけど、ちょっぴり切ない。そんなかんじ。
OP(粘土アニメ!映画しんちゃんだ〜)もEDもあたりまえかもしれないけどしっかりと作品に寄り添った歌詞だった。つーか、走ってるしんちゃん、いや、"しんのすけ"見てたらオトナ帝国見たくなったから今日見ようっと。それをみさえとひろしが応援してるってのもまた…。ファイヤー!
↓以下ネタバレ↓
手紙からのマラソンの後半終盤のながれ、もう何がなんだかよく分からなかったけど、とにかく涙腺崩壊してました。マスク水没。
サスガくんは東京リベンジャーズのキサキ(稀咲)?
今までのしんちゃんでベストに入るかも
風間くんの小学校体験入学に一緒に行くことになったしんちゃんたちが、ケツを噛まれてバカになる人が続発する事件に出くわす話。
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青春とミステリーの要素が上手く混ざって話が進行してくのがとても良かった。まず、風間くんが襲われるところから始まるサスペンス特有の構成に、名探偵が閃く時にする動作(ガリレオだったら計算式大量に書くとか)もちゃんとあったり、ダイイングメッセージ、複数の容疑者、意外とちゃんとミステリーの文法。
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で、ミステリー特有のミスリードもあって、里依紗ちゃんの声のキャラのネイルがアレと似てるのに注目です。
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さらにそこに、かすかべ防衛隊それぞれの青春のストーリーも進行して、マサオくんは昭和感の漂う番長のところに入ってグレたり、しんちゃんと風間くんは喧嘩しちゃったり、ボーちゃんは恋愛したり。特に私は恋愛をするのがネネちゃんじゃなくてボーちゃんなのが今っぽくて良かったなって思う。
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そうやってそれぞれの青春を描いた先に、それぞれの青春とは?という答えがあって必ずしもそれが楽しくてキラキラしてないのが良い。
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エリートVS半エリートという構図が親が見せたくないアニメ第1位だったクレヨンしんちゃんという、半エリートの象徴のようなしんちゃんを大肯定する映画だった気がする。
待ってましたとも!!!
これを見なきゃ春を迎えられない。毎年そんな思いで過ごしてました。早く観たかった!!
相変わらずの登場人物のネーミングセンス最高。ニヤニヤしちゃう。オープニングの風間くんから始まる感じ、しんちゃんとの友情を感じられてシリアスで最高。期待が膨らむ。
、、、、が、、やはり、仲間が敵っぽくなるのは嫌だなぁ。かすかべ防衛隊vs敵の様子がやはり気持ちいい。
そして、野原一家の活躍ももっと見たかった!!
クレヨンしんちゃん映画大好きだから、毎年期待してしまうんだよ、ごめんよしんちゃん。
エリート目指すだけが、青春じゃね〜んだよ!
今までのクレヨンしんちゃん映画でこんなに友達の大切さを認識させられる事があっただろうか??
いや、絶対にない!
エリートコースを目指したいが今の友達関係も失いたくないから、しんちゃん達もエリートにさせようとする風間くんと、別々の道を歩もうが友情は変わらないと主張するしんちゃん!
私が断言しよう!!職業や身分が違っても春日部防衛隊のキズナは永遠に不滅だ!!ファイヤ〜!!
青春なんて無駄ばかり。これでいいのだ!
クレしん映画常連の高橋渉さんの監督作品。面白かったです。
まず言っておきますが今作は家族愛を前面に出している作品ではありません。オトナ帝国が絶賛されてから家族愛を描くべきみたいな雰囲気になっていた感じもあるので新しい風を入れてくれるのは嬉しいです。勿論家族愛シーンが全くないわけじゃないですけどね。
さて、今回の話のポイントである吸ケツ鬼事件の謎解きですが子供にも分かり易く、それなりに伏線もはられてるファミリー向けのミステリーに仕上がっていました。ひみつ道具博物館以上、紺青の拳よりギリ分かり易い感じです。
そしてテーマも面白くて、自己愛や効率化がテーマになっており、何事も手っ取り早く楽ができるみたいな言葉が好まれる今だからこそ見ていただきたいものになっています。最後の方のチシオちゃんの言葉には涙が出てきました。
次に個人的に驚いたところなんですが吸血鬼の登場演出や造形が意外とホラーでしたね。序盤の風間くんが吸ケツ鬼に持ち上げられる際の2人の周りをカメラがぐるっと回るところや背後では吸ケツ鬼が天井からぶら下がっているシーンなどゾクッと来るシーンもありました。
良いクレしん映画です。是非ご覧ください。
今の小さい子ジャイアント馬場やロバート・デニーロ分かるのかな?
もう最高!!
クレしん劇場版の中には、実際ひどい作品もちらほらある。今回はどうだ!?と期待と不安を胸に、公開初日に鑑賞。。。
結果!!!
もう大傑作!!夜の回だったのに、劇場の子どもたちも始終元気に大笑い!その横で大人の私は始終号泣。といっても泣けるシーンは非常に上品でさらっとしてるから、「全然お涙頂戴」じゃない。それでも泣けるってことは、どんだけ脚本と演出が優れているかってことよ!
みさえとひろしの登場時間は多分合わせてもせいぜい5分くらいしかないんだけど、そこに子育ての極意が詰まっている!子供がやろうとしていることをある程度理解したらあとは、その子がやりたい!と言うことを「わかった!がんばれ!」と言って背中を見守ること。子供を丸ごと信頼すること。大人から見て全然合理的じゃなくて無駄なことに思えることも、その子にとっては全部必要なんだと理解すること。(大人ってすぐ、○○が正解だよ!と横から口を挟んじゃうけど、失敗も子供にとっては意味があるんだ!)子育てしてる大人よ…マジで見て!!
ストーリーのジャンルが、スクールモノ、ミステリー、スポ根モノと、どんどん変わっていくのだけど、それらを「青春」というキーワードが貫いているから、とてもまとまりがある。150分だなんて信じられないくらい、個々の脇役がキッチリ際立っていて、最後にどんどん回収されていく様にまた号泣!ほんと、うまいよ、脚本!
そして!!!クレヨンしんちゃんの新しい声優さん!!!最後まで前の声優さんかと勘違いしてたくらいに「しんちゃん」でした!ストーリーがちゃんとしてるから、声優さんの声の演技にもちゃんと感情が乗っていて、素晴らしい演技だった!
作画も今どきこんなに手書きで頑張るの?ってくらいすごい!!
もう言いたいことはたくさんあるけど、とにかく皆に見てほしい!!コロナで更に興行収入落ちちゃうのかもだけど、今邦画でこんなにちゃんとした映画は珍しいから!!電通的な「なんでも説明する、お涙頂戴の映画」で溢れてしまったいま、本当に評価されてほしい映画だった。関わったすべての人にありがとう!と言いたい。
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