スカイ・シャークのレビュー・感想・評価
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空飛ぶサメが可愛かった
予想を遥かに下回るチープさで最高でした😂
家族や恋人と見れない映画ランキングを付けるとしたら、かなり上位の方に食い込むのでは?というレベルで微エロが盛り込まれています。
(親と大笑いしながら見ていましたが、正直私は気まずかったです)
エンドロール後もオマケ映像あり。
あ!これはあの時の!と変な感動を覚えてしまったのは私だけでしょうか…
ナチス+ゾンビ+サメ=バカ
いやナチスゾンビはいまやある種定番ネタなのか。『コリーニ事件』の余韻も冷めやらぬうちにこれ、というカオスなドイツいやチョイス。
冒頭あれだけ見せといて、中盤のあまりのグダグダ感なんなの。
なんだろうこれ?と困惑する場面も多々あるものの、終盤はまた張り切り出すのがもう、「好きなとこしか一生懸命やりたくないでござる」という心の叫び(幻聴)が聞こえてくる。
ほんと取り扱いに困る。
B級要素全部盛り
サメ・ゾンビ・ナチスというB級映画要素の全部盛り+お色気というサービス満点な映画だけど、それぞれの要素はまったく活かされてない。
空を飛ぶサメに乗ったナチスゾンビが航空機を襲う冒頭のシーンが最大の山場で、あとは無駄に長い上に不必要な説明はてんこ盛りだけど、必要な説明や描写は圧倒的に足りないっていう、B級映画にありがちな出オチ展開。
ただ、ナチスゾンビや空飛ぶサメのビジュアルデザインは無駄にカッコいい。
リヒター博士は水戸黄門
面白かったです。
ドイツ人のお馬鹿さんに花束贈呈。
Sky Frog は劇中劇だと思いますけど、B級映画で今度、是非とも見てみたい。
リヒター博士は自分で撒いた種は自分で摘み取ります。
娘の長女の強いこと。
ドイツは自由だなぁ。
サメ映画とスプラッター映画の両方を満喫。
なかなかよかったです。
ナチスの科学力はァァァ世界一ィィィ!
空飛ぶサメとゾンビ兵で世界を掌握しようとする現代に残存していたナチス第三帝国と、70年前にこの開発に携わった115歳の博士&娘達の話。
スカイフロッグに始まり神父とシスターの寸劇にレーダーの魚影?にと、安~い空気全開のオープニングから、バンクーバー発フランクフルト行きの旅客機が空飛ぶサメを操るゾンビ軍団に襲われことが起こっていくけれど、最初の一山がピーク!?
チョイエロ含むコミカルな描写に血飛沫ブッシャーとか最高だったんだけどなあ。
なんならわざわざサメを使う意味も???まあ、そこはおバカ設定だから良いけどね。
後出し設定がドンドン出て来て、そのたびいちいち説明会台詞と映像を長々と差し込んできてテンポが狂うし、テンションは高いけど実は案外マジメで空回り。
もっとおバカで振り切って突っ走れば良かったのにという感じ。
そして、どうでも良いけど、続編作る機気満々ですねw
ピシアの無人戦闘艦!?
第二次世界大戦中にある科学者によって作られた恐るべきゾンビ集団が甦り、空飛ぶサメ兵器で皆を◯しまくる物語。
ゾンビ+空飛ぶサメって、面白くならないわけがないと期待していたが自分には合わなかったかな。。
終始、テンポが良いんだか悪いんだかよくわからない展開。もっとド派手に闘いまくる作品かと思いきや、戦闘らしい戦闘は思いの外少なく・・・ダラダラと各国の会議シーンが繰り返される。
ラストになり漸く面白くなってきたかと思いきや・・・え、もう終わり?てかコイツは味方なの!?
すみません、説明シーン(?)をちゃんと聞いてなかったです。
コメディ的な側面も、序盤こそ会場からもクスクス聞こえてきたが・・・最後のアレなんかは寧ろ失笑して退出してる人がちらほらと。
バトルというよりは、派手なスプラッター描写が好きな人にはオススメかも。
想像以上に突き抜けた面白さ。ドイツから生まれたおバカ・サメ映画の極北!
なにがどうしてこんなことになったのか、よくわからないままに一大ジャンルを形成するにいたった「サメ映画」の豊穣なる世界。
その最終兵器が、遠くドイツの地から(ひさびさに)登場した!
思えば、ハーシェル・ゴードン・ルイスから始まったZ級ゴア・ムーヴィーの血塗られた歴史が、イタリアのルチオ・フルチを経由して、いつしかドイツの地で『ネクロマンティック』としてあだ花を咲かせるにいたったことを考えれば、この手のジャンルでドイツをバカにしてはゆめゆめならないのである。
空飛ぶメカシャーク! イルカに乗る少年のようにまたがるゾンビ兵!!
そのヴィジュアル・インパクトは圧倒的だ。
どこにサメである意味があるんだよと思われるかもしれないが、
見ればわかる。これは間違いなく「サメ」の映画だ。
雲「海」をぬって、背びれを見せながら迫りくるスカイ・シャークの群れ。
まさに、これぞ「ジョーズ」映画の醍醐味ではないか!
巨大なジェット機を、スカイシャークの群れが小刻みにむさぼり尽くし、ついには四散爆裂させるようすは、まるでマッコウクジラを襲うシャチの群れのようだ。
ここでの「空」は、まさにスカイシャークにとっての「海」なのだ。
それをトリトンばりに乗りこなすゾンビ軍団は、ただサメに乗っているだけの存在ではない。
勇敢なクジラ漁師のように、彼らはモリを打ち、ジェット機に乗り移り、内部から乗客を八つ裂きにし、皆殺しにする。おおお!「空挺ドラゴンズ」のようじゃないか!
獲物となる無垢なる乗客たちのこまやかな描き方もすばらしい。
その多数の命が、圧倒的な残虐性とコミカルなまでの殺し技の妙によって、一瞬のうちに刈り取られてゆく爽快さは、なににたとえられようか!?
とにかく、低予算とはとても思えないヴィジョナリーの真の豊かさと、ツボを心得た笑えるスプラッタ描写、トム・サヴィーニ御大による本気の特殊効果、くっだらない設定を真顔で大風呂敷ひろげてく厚顔さ、すべてが素晴らしい。
正直なことをいえば、出来としてはSFX・脚本・演技・演出のすべてが本当にゴミのようなZ級映画であるロジャー・コーマン一派の本家「サメ映画」と比べたら、マジで50倍くらいはちゃんとしている。
どちらかといえば、はした金のためにバカ映画を撮り続けているイタリアやアメリカの無能監督たちとはちがって(従来のサメ映画とは、その愛のなさと投げやりさこそを愉しむものである)、マーク・フェーセ監督は、「おバカ映画」「サメ映画」「スプラッタ映画」「Z級SF」が好きで好きで、そのおバカさをハイクオリティに再現しようとしている「トラッシュ好きのインテリ」タイプである。その意味では、タランティーノやロドリゲスの一派に近いタイプだといえるだろう。
そういや、ところどころに日本への目配せが入ってるのもタラちゃんっぽいかも(外国映画でこんなに美しく「タカハシ」が発音されるのを初めてきいたw)。
ただし、このべた褒めの批評は、冒頭の20分と、終盤の30分に「だけ」向けられたものであることにくれぐれも注意してほしい。
はっきりいって、中盤のかなりの時間、映画は停滞する。
ぶっちゃけ、ほぼゴミ、といっていい。
面白くもなんともない各国の首脳のやりとりの様子やマッド・サイエンティストの回想をえんえん見せられることになり、きわめて苦痛である。
そもそもナラティヴが崩壊していて、今何の話をしているのかすら、よくわからない。
要するに、「ジャンル映画」のコアの部分に関しては、間違いなく優秀な監督さんだが、
通常の映画を撮る部分に関しては、はなはだ無能か、もしくはちゃんと撮ること自体にほぼ関心がないのではないかと(笑)。
そのぶん、サメが活躍するシーンだけは、パリ幻想派の如き映像美といい、ふっきれたゴア描写といい、切れのいいアクションといい、本当に文句なしの傑作なのだ。
なにせ、でてくるのはただのホオジロサメだけじゃない。種類にまでヴァリエーションがある!
もちろん、大ボスにはメガロドンも控えてる。
ジャンル・フリークなら、誰だって否応なく胸を熱く高鳴らし、腹を抱えて笑うはずだ(ただ、頭がいいくせにバカをやるタランティーノみたいなのがマジムカつく、ほんとに狂っててゴミしか作れない本物のゴミ映画しか美学的に認めないってタイプの人にとっては許せない映画だと思う。ある意味とても「これみよがし」な映画だから)。
終盤展開される「対スカイシャーク&ゾンビ軍団の秘策」も、やってること自体はバカもバカもバカすぎてただひたすらバカとしかいいようのないものだが、ナチもアメ公もベトナムもフェミもへったくれもねーぜ、まとめてかかってこいみたいなスタンスは実に凛々しく、すがすがしい。
総体的な映画の出来云々は、本作においてはまったく本質的な問題ではないので、「ゾンビがサメに乗って、空から襲ってくる」って設定をいくつかのシーンで十分に生かし、かつ描ききっているというその一点において、間違いなくすぐれた映画だと言い切っておきたい。
なお、エンドクレジットの背景に出てくるメタリック・アートのようなCGも、受肉兵器のようなミニチュアも、造形的に本当に素晴らしいセンス。流れる(監督自身の?)音楽もクールだ。
あと、全部終わったあとに、作中に登場する映画をモチーフとした手の込んだお遊びがありますので、くれぐれもさっさと席を立たれませんように。
勢いだけで突っ走りました。
くびちょんぱに顔面破壊、内臓ちぎりだしとゴア描写満載だけど全く痛そうに見えないのはなぜ…?ノリの良い音楽と空飛ぶサメ、そしてナチス。それだけど勢い良く突っ走ってました。各国会議が中だるみなだらだら展開て残念。ま、いっか、こういう映画だから。
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