劇場公開日 2021年2月19日

潔白のレビュー・感想・評価

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3.5結局は上手な「隠れ蓑」だったのか?

2023年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

お母さんの認知症は。だったとしたら、相当な知恵者だったとは言えないでしょうか。お母さんは。
お母さんの弁護人であった娘も、最後はそこに逃げ込んで「落ち」を付けたようです。いかにも「信賞必罰」という東洋法的な結論だなぁと思います。評論子は。
「真に罰せられるべき者が、最後には必ず罰せられる」という意味では、正義といえば、正義なのですけれども。
『砂上の法廷』のような手続的正義の観点からは「?」のような結論だったのではないでしょうか。楽しめる法廷サスペンスものであったほか、『砂上の…』と同じく、「cinema de 刑事訴訟法」としては、これも好個の一本だったと思います。評論子は。

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talkie

3.5名張事件を思い出した

2022年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 3月3日、名古屋高裁は名張毒ぶどう酒事件における新証拠を認めず、再審請求を却下したという。てっきり冤罪事件を覆す方向に進む映画だと思っていたら、かなり違った展開になった印象。

 父親に虐待されていたため、父の葬儀にも出席しなかったアン・ジョンインだったが、そこで農薬入りマッコリによる殺人事件が起こり、母親が拘束されたため、他の事件の公判を先輩にまかせて、実家の大川市に向かう。母の単独犯?それとも自閉症を患っている弟ジョンスも関与しているのか?認知症を患っていた母に面会して、潔白を証明しようと躍起になる弁護士ジョンイン。調査するうちにカジノ建設によって儲けている者がいることがわかり・・・

 母との面会は涙なしでは見られない。義父の虐待から守れなかった後悔の念。そして真相、過去の殺人etc.しかし、こんな結末で本当にいいのか?なんだか復讐の代行みたいで後味は悪いけど、モノクロ映像である冒頭や貯水池に遺灰をまくシーンが印象に残り、家族のそれぞれの思いが伝わってきました。

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kossy

3.5農薬入りマッコリ

2021年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(シン・ヘソン)はDVに嫌気が差し、ソウルに出て、弁護士となり評判も高い。
実家の父が亡くなり、葬儀で母(ペ・ジョンオク)の出したマッコリに毒が入っており死者が出る。
母の裁判で弁護士を務める主人公は、事件の裏に大きな陰謀が隠されているのではと考える。
しっかりと構成された骨太な法廷映画。

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いやよセブン

3.0途中までは

2021年11月24日
iPhoneアプリから投稿

面白い。最後の判決には納得出来ず。
この主演女優も線が細過ぎ。最近売れてますよね。

弟の存在も気に入らない、父親の死も気に入らない。

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ken

3.5サスペンスと母娘のバランスが見どころ?

2021年8月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ドラマでコミカルな、でも愛されキャラを演じてる印象のみだったシン・ヘソンが主演ということで鑑賞。できる弁護士の印象に置き換わるまで時間を要してしまいました(笑)
結末に少し驚き。母娘の関係が見所かな。

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Misty

3.0感動してもよいのか?

2021年7月23日
スマートフォンから投稿

主人公が虐待受けたり、母親が認知症で、弟が自閉症、組織ぐるみの陰謀など、主人公を取り巻く環境が可哀想なものとして描かれており、途中まで巨悪に挑む主人公を応援していました。
ところが、ラストの展開で「お口あんぐり」状態になってしまいました。
もちろん親を想う子の気持ちは分かりますけど、最後に主人公のやったことは、人としても弁護士としても、かなり道を踏み外す行為だと思いました。
最後、湖に佇む親子のシーンも、素直に感動は出来ませんでした。

最後に行き着くまでの展開は面白かったので、評価は3.0です。

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北摂の影

3.5法廷劇に見せかけた母娘の感動モノ

2021年2月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

父親の葬儀の席で農薬入りのマッコリが振る舞われ集団殺人が行われた。弁護士の娘が逮捕された母親を弁護するサスペンス。
認知症の母と自閉症の弟。家族で事件のことをちゃんと覚えていて証言できる人間がいない。しかも母親は弟をかばうために自分がやったと自白している始末。
さぁ、どうやって無罪を勝ち取るのか?と思っていたら想像以上の結末が待っていた。なるほど、それで冒頭のシーンが絡んでくるってことか。なかなかすごい展開だ。でもそれでいいのか?と少し思ってしまう。
法廷劇に見せかけて、実は母娘の感動モノの色合いが濃い。やはり韓国のサスペンスは安心して観ていられる映画が多い。
それにしても市長役の俳優は本当に悪い顔してる。日本であんなに悪い顔してる俳優思い浮かばない。地味なんだけど、舞台づくりには欠かせない要素だ。

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kenshuchu

2.5死人に口なし

2021年2月20日
Androidアプリから投稿

悲しい

単純

難しい

父親の葬儀で農薬入りのマッコリによる殺人事件が起き、容疑者となった母親を助ける為に、疎遠だったやり手弁護士である娘が奔走する話。

子供の頃から父親に疎外されると共に暴力を振るわれていた主人公。
容疑者である母親は認知症を患い主人公のことを認識出来ない程だし、弟は知的障害を持ち、死んだ父親も町の嫌われ者で村八分だったというどん底設定。

開始早々に毒入りマッコリで3人死亡、2人重体となり、展開していくけれど、かなり早い段階で怪しいやり取りもみせられて展開していく。

そんな中で真実や如何に?となっていくけれど、主人公が切れ者というよりも、回りがあまりにもポンコツな過ぎたるは及ばざるが如しの連続だったり、ご都合主義を通り越し、最早コントの様な母親の認知症の症状、と何だかとても安っぽさを感じ、泣かせどころにもグッと来ず。

ただ、過去の出来事に波及しつつみえてくる、ドロドロとしたものに真実にと、怒りと悲しさとやり切れなさとが混じり合い、プロットそのものは非情に面白く、違う演出でみたいと感じた。

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Bacchus

3.53.2ぐらい

2021年2月20日
PCから投稿

場所を選ばす女性を普通にバンバン殴るのね、嫌だわ〜。

眠りはしないが、途中からB級感が…なんだか無理矢理納得させられた感がある。ズサンな捜査しないで、普通に捜査して犯人見つけて、その上で自分たちの悪事を隠した方が良かったんじゃない?

ラストは、え〜そうゆう落ち?!悪くはなかったけど。

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Oyster Boy

4.5この結末で良かったのかどうか。

2021年2月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

題名通りな見応え十分な作品でした。
母も娘もかなし。が、母の冤罪を証明しようとして奔走する弁護士娘、そして過去のしがらみが続く田舎仲間の悪党たちとのやりとりはなかなかスリリング。結末も驚きだけど…。面白かった。

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peanuts