劇場公開日 2021年2月19日

「死人に口なし」潔白 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5死人に口なし

2021年2月20日
Androidアプリから投稿

悲しい

単純

難しい

父親の葬儀で農薬入りのマッコリによる殺人事件が起き、容疑者となった母親を助ける為に、疎遠だったやり手弁護士である娘が奔走する話。

子供の頃から父親に疎外されると共に暴力を振るわれていた主人公。
容疑者である母親は認知症を患い主人公のことを認識出来ない程だし、弟は知的障害を持ち、死んだ父親も町の嫌われ者で村八分だったというどん底設定。

開始早々に毒入りマッコリで3人死亡、2人重体となり、展開していくけれど、かなり早い段階で怪しいやり取りもみせられて展開していく。

そんな中で真実や如何に?となっていくけれど、主人公が切れ者というよりも、回りがあまりにもポンコツな過ぎたるは及ばざるが如しの連続だったり、ご都合主義を通り越し、最早コントの様な母親の認知症の症状、と何だかとても安っぽさを感じ、泣かせどころにもグッと来ず。

ただ、過去の出来事に波及しつつみえてくる、ドロドロとしたものに真実にと、怒りと悲しさとやり切れなさとが混じり合い、プロットそのものは非情に面白く、違う演出でみたいと感じた。

Bacchus