劇場公開日 2021年2月12日

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「どうしてもマーヴェルとダブってしまう」コスモボール COSMOBALL kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0どうしてもマーヴェルとダブってしまう

2021年2月18日
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鑑賞方法:映画館

50年後の地球で流行っているコスモボールというスポーツに参加することになった青年の物語。
破壊者チェルノとの戦いで地球が荒廃しているという設定。コスモボールもテレポーテーションの能力がある者だけが選手になれる。よくわからないまま物語が進んで、いつの間にか地球を破壊しようと復活したチェルノを止める戦士の話になってしまった。
チェルノとその娘がサノスを思い起こさせたり、コスモボール選手たちのユニフォーム装着がヴェノムっぽかったり、ハリウッドのヒーローもの(特にマーヴェル)を「オマージュ」している感じだった。でも、白い毛むくじゃらのモンスターに暴れさせるとか古いようでちょっと新しいヴィランなのかも。あんなのかわいいとしか思えない造形だろ。
脚本的にも疑問点は多い。コスモボールの成り立ちであったり、結局選手の数やチーム数少なくね?とか、主人公が女性に弱い優柔不断なだけだったりとか、色々と突っ込みたくなる。でも、CGは頑張ってたし、個人的には結構楽しんだ。コスチュームも微妙にダサいし、少年時代にあんなヒーローものあったような既視感があって懐かしくもあった。ロシア映画も悪くない。

kenshuchu