「モテモテな青い稲妻」コスモボール COSMOBALL Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
モテモテな青い稲妻
接触したものを全て破壊する電波弾を使う悪の科学者チェルノにより月が破壊されて20年の世界で、テレポート能力が目覚めてコスモボールの選手となった男の話。
オープニングの紙芝居で20年来の設定が説明されるけれど、何だか面倒臭かったり説明不足で良くわからない中物語がスタート。
テレポート能力を持つ人物だけが、コスモボールというサッカーの様な競技の選手になれること、地球人でテレポート出来るのは3人だけで他の星代表より参加人数が少ないこと、チェルノがやばいヤツで活性化していないけれど原型遺伝子を持つ主人公を狙っていることはわかり、FF的な世界感の地球を舞台に、主人公が目覚めて行くまでの様子をみせる前半。
なかなか面白いのだけど、いかんせん何だか良くわからないところがあってねぇ…。
主人公がアスリートになり、主人公が説明を受ける体でコスモボールの目的や、何が起きているのかがわかり、ここから一気に面白さが加速。
基本的にはアスリートはみんな同じ能力だけど、最早スーパーヒーローじゃないですか!
全てとは言わないけれど、最初からもうちょいコスモボールの真実を教えてくれれば良かったのに…。
ちょい軽いノリもあるSFファンタジーで、荒いところもあるけれど、ど派手で激しいアクションもあり、とても楽しかった。
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