TUBE チューブ 死の脱出のレビュー・感想・評価
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ホラーでもミステリーですら無いメタモルフォーゼなのだ‼️❓
匍匐前進推奨映画
「未体験ゾーンの映画たち」のシリーズ作品を劇場で観たのは初めてでした。客層が中々の猛者たちでした。
簡単に言ってしまえば狭いところ大好きな自分はずっとハラハラドキドキしながら観ていました。激狭CUBE、激狭クワイエットプレイスのような雰囲気もとても好きでした。トラップも既視感はありましたが豊富でしたし、腐乱死体をグチャグチャ掻き分けて進んで行ったり、トゲに皮膚が裂かれたり、踵が切断されたりととにかく痛い描写満載でした(グロさは控えめでしたが)。
最終的にはなんだか飛躍して壮大な光景になってしまい、全体的に説明不足な感じは否めませんでしたが適度に楽しめる作品でした。
鑑賞日 2/14
鑑賞時間 19:00〜20:31
座席 D-14
"人生とは斯(か)くも過酷なり…"な映画
水責め、火責め、有刺鉄線責め、ギロチン責め…僕のお気に入りは、腐乱死体責め!笑
ホラー好きは見逃し厳禁ムービーです!笑
脱出経路はSF(スーファミ)コマンドの如し
謎の危険なチューブの迷路に閉じ込められた女性の脱出劇を描いた作品。
本来は昨年の未体験ゾーンでやるハズだった作品ですね。
ファ〇キンコロナの被害作がこんなところにも。
前半はありがちな、退屈なシチュエーションモノの展開。窮屈な雰囲気は伝わってくるんだけど。
しかし、緑のグツグツ液体の場面あたり、いきなり勇敢になりだしてからは徐々に見応えが‼
「なるほど」って、急に冷静になりだしたなw嫌いじゃない。
展開は似たようなモノが続くんだけど、何故だろう、いつの間にか不思議と面白く観ている自分に気づく。ハラハラするし、トラップをクリアするごとに心の中でヨッシャ‼と思ってしまうほど(笑)
でもあそこ、明らかに2人分のスペースありましたよねw
最後の分かれ目のつくりはグッド。ここでこれを出してくるか。しかもそっちが間違いだというのが、何かのメッセージに感じられてアツい‼
色々と謎は残りますね。ラストも解釈の仕方が色々ありそうだし。粘膜部屋(⁉)で何か懐いてきてたヤツとか何だったの?セーブポイントっぽい所のヤツもよくわからんし。
まぁ、何事もSFってことですかね。
序盤は退屈な作品になるだろうな~と思ってたけど、程なくしてスリルや絶望感に包まれた、普通に面白いレベルの作品ではあった。
希望を見つけた人間ってのは強いですね。
そして、何故か昔やっていたスーファミゲームのスーパー武道伝が無性にやりたくなった。
人生ゲームみたい
不条理というより、これほどヒロインに対して容赦のない作品も珍しい。常に緊迫した状況で疲労と苦痛に苛まれる中、残った体力を振り絞って脱出を図るリサ。子供の年齢から察するに30代後半くらいと思われる年齢設定もいい。元気いっぱいの20代でもなく、体力の衰えを感じ始める40代後半でもなく、瞬発力や柔軟性を発揮できるだけのスタミナが残っている年齢だ。
最初に目覚めたのは道路に真横に寝そべっている状態だ。次にチューブの分岐点の中で目覚める。演じた女優さんは、かなりでかくて見栄えがする。しかしでかいだけにチューブが狭くて動きづらそうだ。逆にそれが狙いで、でかい女優さんを選んだのかもしれない。
目覚めたときには状況は不明だった。チューブがなぜ存在するのか、誰が作ったのかも不明である。光る大きな腕輪にはタイマーが付いているが、意味はわからない。とにかく行ける方向に進む。分岐点を超えるとトラップが襲ってくる。ひとつ間違えば死んでしまうようなトラップばかりだ。
ときにはホッとする場面もある。眠って夢を見る。現実に引き戻される。いや、これが本当に現実なのか。ヒントを見つけたような気もするが、それが正しいのかわからない。そもそもこの状況に正しいも何もない。突然落下する。見覚えのある分岐点だ。
進んだら罠や罰則、時にはボーナスがあって、更に進むと、振り出しに戻ったりする。まるで人生ゲームみたいだ。あれ?、ということはこれは、もしかして、人生?
SFといえばSF
もはやジャンル映画となっているcube系シチュエーションホラー。なんだけど、閉じ込められているのはほぼ1人。時間もつのかな?
cubeと違ってビルのエアーダクトのようなtube状の迷路に閉じ込められる。10分ごとに
火攻め、水攻めの仕掛けのほか、色々なトラップがあるんだけど、主人公一人っていうのは、どうしても単調になるね。
地獄の亡者のようなヤツや妙な医療ロボットが登場したあたりから、あちらのオチが見えてきてイヤな予感がする。だが、ここからスリリングで痛点を刺激するシーンが続き、ストーリーもテンポアップして面白くなってくるんだよね。ギロチン系の仕掛けはわかっていてドキドキする。
SFといえばSFだけど、あのラストにけっこう納得してしまった。
結末がねー。
上上下下左右左右BA
ダクトの様な狭い通路で様々なギミックに遭遇するスリラー。
娘を亡くし自暴自棄の女が道で寝転んでいたところを通りかかった車に拾われ、気が付くと、謎の腕輪にボディスーツという姿で狭い部屋に居て、と始まって行く。
部屋の一面にある扉が開きその先にはダクトが…取りあえず、場所の座標を示す素数は書かれてないけど、CUBEならぬTUBEですね。
チューブそのものに沢山のギミックが仕込まれており、そこを進んで行く展開だけど、同じギミックを繰り返すのは頂けないなぁ…と思っていたら、何ですかこの都合が良いのは!
理解してやる気になるところだって、それまでにそんな選択肢ありましたっけ?
スリリングさは一応あって、そこそこ楽しめたけれど、最後の最後で、はぁ!?ゲームみたいな全てぶっ壊すオチでがっかりした。
みんなの解釈が違い過ぎて観覧後オフ会したい映画。
母国版のポスターはそこそこ映画のワンシーンなのに
“過剰な演出”が上手い日本版ポスターのイメージで観ると
「なんと!排水パイプに女性が詰まった話じゃないの?」
って勘違いする。(しねーよ)
なんてのはオーバーだとしても
想像以上にいろんな事が起きるし
あっちこっちの世界に観る者を跳ばしてくれる。
そして、意味不明なまま、物語は進むが、
途中で起きる事がちゃんとハラハラするので
意味不明が嫌ではなく
意味不明を楽しむように展開してゆく。
そして、想像外&想像内のラスト。
でも多分、観た人の解釈が全く違うだろう。
無駄にフラグを回収する訳でもなく
置きっぱなしにする訳でもない。
「なんか、面白かった」
っていう感想すらどうとでも取れる映画でした(^ω^)
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