「アイデアは良い」スプートニク CAINさんの映画レビュー(感想・評価)
アイデアは良い
前半はわりと楽しめた
エイリアンが宇宙飛行士と共生しているのとかは斬新に感じたし(小説だと「たったひとつの冴えたやりかた」とかあるけど)
なんとか分離しようと試みる流れも悪くなかった
しかし後半、
大佐がエイリアンの餌に囚人を使っていることが判明してからはグダグダ
え?このエイリアンを兵器にしたいだって?
大佐は頭がおかしい
こんなエイリアン制御するぐらいなら、よっぽど核を撃ち込んだ方が早いし安全
リドリー・スコットのエイリアンならわかるよ
宇宙という隔離された中で使うには有効だから
だけど、地球上でエイリアンを兵器に使う発想はどう考えても頭が悪い
さらにヒロインが暴走
半ば無理やり同僚医者の善意を利用するだけして、脱出
同僚医者を大佐が殺すが、これも無意味な行動
いまさら殺しても大佐の罪が増えるだけ(やはり大佐は頭がお悪い)
ヒロインの計画性が無さすぎて、周りの人に迷惑かけまくりで速攻バレて、薬でエイリアンを強制分離
エイリアンそのままにして脱出(おいおい)
凶悪犯が殺されるのは許せないけど
命令に従っていただけの兵士が殺されるのはOKなヒロイン
何がしたいの?
大佐、せっかく捕まえたエイリアンを、宇宙飛行士から遠くで離したもんだから、エイリアンに殺されて全滅(最後まで頭悪い・・・大佐にしちゃだめな人)
宇宙飛行士が操ってたのかよくわからんが、唐突に出てきた太陽に弱いはず設定はどこへ?
宇宙飛行士にヒロインがなんとかなると気休めを言っていたが、どう考えても根拠無さすぎて、宇宙飛行士自殺で幕
エイリアンのせいでヒロイン以外ほぼ全滅(もしかしてオマージュ? いやいやいや)
ちょくちょく映っていた、少年は実は如実トリックで・・・うん、だからどうした?
全然驚きも何もないぞ
感動する要素はまったくないのに、無理やり感動路線で終了
ポスターに書いてあった、サバイバルアクションはどこにいった?
これは酷い映画