「【人間として、生きるという事は、食べる、笑う、歌う、歩く、そして、尊厳ある死を迎える事で完結する。】」けったいな町医者 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【人間として、生きるという事は、食べる、笑う、歌う、歩く、そして、尊厳ある死を迎える事で完結する。】
ー 前日、「痛くない死に方」を鑑賞し、人生の終末期の迎え方について、イロイロと考えされされた。そして、主役の河田(柄本佑)の先輩の長尾医師(奧田瑛二)のモデルである、長尾和宏在宅診療医師の姿を追ったドキュメンタリー映画を観る事にした。ー
■感想
・長尾和宏さんの、”人間力”とでもいうのか、とにかく明るく、パワフルで、弱音を吐かず、担当する在宅病者たちの家を、”外車”で回る日々を、追っている。
ー 尼崎と言う土地柄、”外車”の方が都合が良いそうである・・。-
・映画の長尾医師は、穏やかで、どこか達観したような人物として描かれていたので、実在の長尾さんとのギャップが凄かった・・。
ー この方、いつ寝ているのだろう・・。-
・長尾和宏さんは、大阪大の医学部卒。多分、そのまま大学病院に勤務していたのであろう。だが、阪神大震災を機に、在宅医への道を選ぶ。
ー この、人生転換の事については、詳しくは語られない。もう少し、ここを描いて欲しかったなあ・・。-
・長尾和宏さんは、決して”白衣”を着ない。そして、患者に対しては、常に体に触れながら、大きな声で話しかける。
次々に入る、在宅病者を診ている家族、親類縁者から電話が入るが、長尾さんは、嫌な顔一つせずに、駆け付ける・・。
・長尾和宏さんは、極力薬を使わない。点滴も打たない。救急車で大病院に運びこまれたら、”スパゲッティ(体中に管を通される事・・)状態になるから・・”と語る。
<今作は、是非「痛くない死に方」と合わせて鑑賞されると良いと思います。
映画は、やや綺麗に作られている感があるが(けれど、とても良い映画である。)このドキュメンタリー作品は、尼崎に住む普通の人々がパワフルな医師の信念により、在宅死を迎える過程が、キチンと描かれているからである。>
<2021年3月7日 刈谷日劇にて鑑賞>
おはようございます。
いいえ〜、こちはこそ。
お互い、運動は継続しましょう。
僕は、今、ジムの有酸素系マシンで消費したカロリーに応じて、医療従事者に寄付が出来ると云うキャンペーンに参加してて、もう少しで1万円になります。20キロカロリーあたり10円です。3月17日までの1ヶ月間のトライアルで、結構頑張ってます。自分で言うのもなんなんですが😁