「【良い生き方の延長線上】」けったいな町医者 ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【良い生き方の延長線上】
「痛くない死に方」公開一週間前の限定公開とのこと。
在宅医療専門医の長尾さんの舞台挨拶もありました。
良い死に方は、良い生き方の延長線上にあるような気がした。
多剤服用や、全身麻酔による手術、長期に及ぶ入院など自分の母親のことを考えると、長尾さんのおっしゃっていることは、今更ながら納得がいくことばかりだ。
多剤服用で意識が朦朧とし、認知症と勘違いさせられるようなケースもあるのだとドキュメンタリー番組で扱われていたのを思い出した。
パーキンソン病の初期症状だと安易に診断されてしまって、実はレビー小体型認知症で、初期対応が誤ったということを聞いたことあがある。
経験があって権威もあるお医者さんでも判断の難しいこともきっと多いのだ。
父は進行の早い癌が見つかって、3ヶ月後には他界したが、緩和ケアの病院で穏やかに逝ったように思う。
本人は、希望した治療と、それがダメだったら延命措置はしないでほしいと云うことなど、いくつか僕に言伝をしていた。
癌の発見から3ヶ月という早さを、医療従事者である僕の妹は、実は良かったと思うと言っていた。
その意味を今は理解できるように思う。
人には色んな運命があるのだ。
ところで、長尾さんは、歩くだけで不調の9割は改善すると紹介されていたが、僕の母親も父が亡くなって外に出歩かなくなったり、腰痛の悪化で更に運動不足になって不調が増えたような気がする。
母親のことは、ちょっと頑固で如何ともし難いことが多すぎるが、自分は今続けているトレーニングを欠かさないようにしようと思う。
昔、パーソナルトレーニングジムに通っていた時、トレッドミルでの歩き方のトレーニングを割としっかり教えてもらった。
力や意識の入れるポイント、骨盤を正しい位置に置いて歩くと、背骨がそこに自然とのり、更に肩甲骨が自然な位置に、リラックスした状態で移動して、頭も同様に良い位置どりになる。
テレビで、猫背を治すには…みたいな簡易トレーニングがよく紹介されているが、あれは対処療法みたいなもんで、根本的な改善にはならないと思う。
なぜなら、人は動くからだ。
動きの中で、矯正していかないと、なかなか改善は難しいと思うからだ。
おかげで、僕は猫背ではなくなったし、肩こりも腰痛も全くない。
そのジムは、事情があってなくなってしまったが、僕は、コロナ禍のなか、一般のジムで今でも続けている、そのトレーニングは十分で、体調はすこぶる好調だ。
そして、食事は、高タンパクな粗食を心掛けている。
週末は自転車で一日、20キロ弱移動することもある。
この映画も映画館まで片道5キロ以上の距離をチャリで来た。
皆さん、将来の医療費削減のために、少ない医療従事者資源の有効活用のために、運動をしましょう。
それに頭の回転が早くなるような気がするし、判断力や、PC打つ速度も格段に上がってる気がする。
今晩は。
”有酸素系マシンで消費したカロリーに応じて、医療従事者に寄付が出来ると云うキャンペーン”・・”
都会ではイロイロ、皆が知恵を出されているのですね・・。
私は、とにかく毎日、工場を回る中で、職制に対し、調子が悪そうな作業者を、朝礼で見抜け!としか言えません・・。
皆、真面目なんですよ。自分が休むと迷惑が掛かるからと言って・・。
また、映画と関係ないことを書いてしまいました。
けれど、健康って、自己責任だよなあ、とも思った2作の映画ではありました。
今晩は
いつぞやは、ありがとうございました。
ワンコさんがご存じの通り最近、今まで以上に怒りやすくなった気がするので、先週チャリンコ(こちらでは、ケッタと言います。)を冬に乗っていなかったので、メンテンナンスに出しました・・。
で、意気揚々と気持ちの良い朝の矢作川沿いの堤防道路を走りましたら何と平地では20キロを出すのがやっと・・。
足腰には自信があったのですが、ガラガラと自信が崩れ落ちました。
日々、工場を歩いているので、大丈夫だろう・・、と思っていたのですが・・。
ああ、又映画と余り関係ない事を書いてしまいました。
けれど、矢張り何十年後になるか分かりませんが、医療に頼らずに生きるには日ごろの自助努力が大切だよなあ、とワンコさんのレビューを拝読し、再認識しました。
では、又。