半径1メートルの君 上を向いて歩こうのレビュー・感想・評価
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8つの短編集
吉本が作った8つの短編集。基本2人の会話で作られていて、劇型漫才のような作品。
「真夜中」3点
一発屋芸人とそのマネージャーがバーで飲む会話。
マネージャーが褒めまくるのが面白かったかな。
「まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどい」3.5点
カフェの女性オーナーと服屋の男性オーナーのまわりくどい恋の駆け引きの話。
なるほど、と納得。白石聖が可愛い。
「戦湯-SENTO-」2.5点
銭湯に入ってきた無神経な常連客と一見客の会話。一見客のラップに対してノリの無い会話で返す常連客。
個人的にはイマイチ。
「やさしい人」3.5点
事故で植物人間の女性が、実は動けないだけで耳も聞こえ意識もしっかりしてる。最後は・・・よくあるラスト。倉科カナが可愛かった。
「バックヤードにて」3点
スーパーで万引きした女とそれを見つけた店員の話。
時空トラベルの話にになるとは・・・。水川あさみが良かった。
「とある家のこと」3点
親が亡くなり姉妹2人っきりになって家を片付けてる時の会話。ストーリーは先が読めてイマイチかな。松井玲奈が良かった。
「同度のカノン」3点
精神疾患で入院した男と見舞いに来た友人の話。なんか変な会話だと思ってたら実は・・・とネタバレが始まり・・・という話。なるほど、よく考えてるな、とは思ったが面白くは感じなかった。カノンの曲は2度目の方が遥かに良かった。
「本日は、お日柄もよく」3.5点
山登りをしてる年配の男性とストーカーと言われてる息子のような青年の話。
これもなるほどなとは思ったが、面白いかと言えばそうでも無いかも。
写真だけの出演だった娘コハル役の岡本尚子が可愛かった。
全て10分程度にまとめられてて、短いがストーリーもあり全体的には楽しかった。
捻り過ぎてバレバレです(´・ω・`)
少々のエキストラがいる場合もあるけれど、基本登場人物2人のやり取りで紡ぐドラマをみせる各話に繋がりの無い1話約10分×8本のオムニバス。
①真夜中
売れない芸人ともうすぐ退社するマネージャーのやさぐれと説教の話で、ちょっと優しい可もなく不可もなくな笑いの無い漫才かな。
②回りくどい二人の~
カフェのオーナーと洋服屋オーナーの駆け引きをみせる話で、始まって早々解るベタな設定に常に先が読める展開で、まあそうでしょうねという感じ。
③戦湯~SENTO~
とある銭湯にやって来た男がマナーのなってない常連にキレる話で、ストーリー展開自体は大して面白くないけれど、アイデアとノリがとても面白く「ウマイ」という印象。個人的準優勝。
④やさしい人
事故で植物状態だけど、実は意識がハッキリしていて全てを把握している女性の優しさの話で、内容的にはコテコテバレバレで面白味は感じず、倉科カナの演技に尽きる作品かな。
⑤バックヤードにて
スーパーで万引きをした女と捕まえた店員のやり取りの話で、話がコロコロコロコロ。流石ヨーロッパ企画な先の読めない展開を陽気にみせていて面白かった。個人的No.1。
⑥とある家族のこと
親が亡くなり家族が二人だけになった姉妹の話で、亡き母の日記から話が広がって行くけれど、ちょっと説明的だし、これまた一歩先とオチが読める展開で、あまり面白味を感じなかった。
⑦同度のカノン
精神疾患と言われて入院した男とお見舞いの友人のダベりの話で、会話に違和感が…そしてネタバレ展開のパートになってハマる様は、やっぱりそうだよねというだけで、狙いはわかるけれど、面白いのというのとは違うかな。
⑧本日は、お日柄もよく
年配のハイカーと、ストーカーと称される若者の気遣いマウントの話で、かなり早い段階てわどういうことが解ってしまい、ただただまどろっこしい会話劇だった。
全体的に可もなく不可もなく、そして狙い過ぎな印象で、「面白かった」と思えたのは2作だけ。
ということでヒマ潰しの域を出なかったかな。
また観に行きたい作品でした。
まめちゃん見たさで足を運びました。
まめちゃんが出ていたお話は、切なさと前向きさがたくさん詰まっていて、とても感動しました。
他のお話も、どれも10分とは思えない満足感で、派手さはないものの、今まさにどこかで起きていそうな良いリアル感があって、観終わったあと、普段お世話になっている人に感謝の気持ちを伝えたくなりました。
ファンタジーチックなものもあって、観ていて飽きなかったです。
とにかくスクリーンのまめちゃんがかっこよすぎて幸せでした。
面白かった!
「真夜中」星4.5
一発屋芸人とそのマネージャーがバーで飲む会話劇
脚本の又吉らしさ全開。聞いてておもしろかった
「戦湯-SENTO-」星5.0
セリフも演出品川ワールド全開。秋山がラップに対して普通にセリフで返してきたとき笑ってしまった。
「まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどい」星4.0
ジャルジャル好きな人ははまる。最高。
「バックヤードにて」星3.5
設定とかは良かった。おもしろかった。ただ設定が明かされた瞬間がピークな気がした。
「やさしい人」星3.5
はぁなるほどなぁって思った。倉科カナさん最高。
個人的には最後いい話にして欲しくなかった。
「とある家のこと」星4.5
まさかの少しうるっとくる系。正直1番期待値を上回ってきたのはこれ。しずちゃんの演技良かった。
「同度のカノン」星3.0
粗品さんが好きそうな世界観やなぁって思った。ただ個人的にはあんまりハマらんやった。
「本日はお日柄もよく」星3.0
本編最後の話。脚本の裏切りはたくさんあった。
なんかそれだけって感じがした。
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