「予告の上手な使い方」明日の食卓 メルさんの映画レビュー(感想・評価)
予告の上手な使い方
予告で「1人の石橋ユウ君が殺された」ということをものすごく強調していたので、おそらくほとんどの人は「3人のうちの誰が子供を殺してしまうのか」に焦点を置いて観ると思います。そして、そういう見方をすると、誰が殺してもおかしくないのではないか、ということに気づくんです。
予告の段階から視聴者を誘導している映画ってすごく斬新だと思ったし、巧かった。
3人のお母さんたちの演技もそれぞれとても良かったし、子供の怪演もすごい。
私はいまお母さんと子供のちょうど中間ぐらいの年齢だから、シーンによってどちらの目線からも観ることができたけれど、いつか自分が母親になってから観たらまた違った怖さがあるのかなぁ。
コメントする