「自分が誰かにとって唯一無二の存在でありたい」ストックホルム・ペンシルベニア Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
自分が誰かにとって唯一無二の存在でありたい
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そこで初めて自分自身を肯定的に捉えることができる。承認欲求なんでしょうか。
パートナーにしろ子供にしろそういう相手がいればある程度満たされるのでしょうが、誰もいなかったり、いても自分の思ったようにしてくれないと次は相手を捕え支配して意のままに動かしたくなるのかもしれません。本当はそんなことしなくても相手が、自分が相手を想うのと同じくらい、相手も自分のことを想ってくれれば良いのだけれど。母マーシーは夫の行動が自分に寄り添っていないと怒ります。夫はベストを尽くしてきたつもりです。事実より大事なのはお互いの認識なのかもしれません。
一方、レイアは母マーシーに支配されることに段々慣れていってるように見えます。精神的に首根っこを押さえつけられてたり、物理的に脱出できなかったりすると支配されることもある意味楽なので相手の意のまま、思考停止状態になってしまうのでしょうか。最後死んじゃったらやだなと思ってたけど、まさかの結末でどびっくりでした。
にしてもシアーシャローナンちゃんかわいいな。
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