「漫画の潜在的能力」キャラクター 重さんの映画レビュー(感想・評価)
漫画の潜在的能力
菅田将暉扮する漫画家を目指している山城圭吾は、夜も寝ずに最後と決めた作品に取り組んで出版社に持ち込んだが、絵は上手いがキャラクターがないと言われたこともあり漫画から足を洗うと宣言した。山城はいい奴だから悪人が描けない様だ。ある夜、家のスケッチに出かけたところ一家4人の惨殺死体のある家に入ってしまった。
しかし、漫画のために目撃証言隠すかな。あとでヤバくなるよね。特に犯人そっくりに描いてしまったらまずいんじゃない。警察の捜査対象にもなるだろうし、夜も眠れなくなるよな。
菅田将暉、高畑充希、小栗旬、中村獅童に Fukase とそうそうたる多様な役者を揃えた作品だけど、よくこんな気持ちの悪いホラー作品に仕立てたもんだ。漫画の潜在的能力を見せつけた様な出来だ。菅田将暉の演技力も真に迫って凄かったね。
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