「一言で言うとおもしろい」キャラクター Normanさんの映画レビュー(感想・評価)
一言で言うとおもしろい
おもしろいです。
まるで本当に漫画を実写化したようです。
ストーリーも登場人物も、すべてしっかりとしたキャラクター。
全部よかったです、菅田将暉さんの演技力、小栗旬さんの演技力はもちろんですが、セカイノオワリのボーカルを務めるフカセさんの演技に、驚きました。
目つきや動き言動、所々もアドリブと言うのを見ましたが、うまいです。
なにも邪魔せず作品に入り込んでいけます。
ただ声質がいいので少し声優さんのような聞き心地のときがあるのが、気になりましたがそれは演技力等でカバーできるくらいのものでした。
今までたくさんの漫画が世にある中で、漫画を題材にしてそうやって殺人が起きたことはなかったのか?とすごく映画が終わった後気になりました。
そして最後【だれなんだ】との問いに2人の顔が映りましたね。
どこにお互いが自分を入れていったのか、最後の最後も鳥肌で終わる形でした。
小栗旬さんが滅多刺しで亡くなったのには驚きでしたが、あの犯人はどう言う意図だったのか。
どう操られていたのか。
急に刺されるから、ホラー映画ばりの大声をだして驚いてしまいました。
あれはびっくりするし、見せ方がうますぎます。
あの宗教で育ち、4人の幸せを恨み、殺し。
見つけて4人だ、さっ殺そみたいな映り方をしてましたがそんな殺し方をして、犯人が見つけ出せないことあるのかな?ってなりました。
計画班ならわかりますが、あんな窓から見つけて、いいね!ころそ!でなにも掴めないんかと。
そこだけが、ん?となりましたが、この広い世界で、そんな簡単なものではないですよね。
ラストの漫画も実際の自分のストーリーをかき、自分に犯人が接近するようしむいた作品を連鎖しました。
うまいですね、最後は逆になって殺人犯の顔になってしまってました。
打たれてもなお、漫画通り。
最初から最後までしっかり面白く見れました。
最初の家に入るシーンとかもドキドキでした。
殺人とか、サイコパスとか、そういった作品を作ってる人って一体どうやって、どう考えて、どうして作れるのだろうって思ってしまうくらいの作品でした。
今まで見てないストーリーの映画で面白かったです。
最後の方で殺人犯同士がファンのファンみたいなくだりも、おどろきます。
俳優さんたちの演技が上手い人だけだったのも見入りやすかったポイントでした!
見てよかったです。