劇場公開日 2021年6月11日

「なんかいろいろ」キャラクター 大粒 まろんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0なんかいろいろ

2021年11月27日
iPhoneアプリから投稿

演者さんはみんな良かった。構成はしっかりしてるのにね。肉付けと詰めの甘さが目立つ。

血みどろ映画は好きでは無いので、どーしても厳しくなります。が、ほんといろいろ甘い。

殺し方が美しく無い。動悸設定が甘い。いろいろ辻褄が合わない。殺人鬼の描写が薄くて笑えさえしない。サイコパスなの?連続殺人鬼なだけなの?妬み嫉み?ミステリーでもない、サスペンス?ほどでもない、オカルトでもない、ファンタジー?でもない、パニックムービーでもないし、、、笑いもない。生い立ちの描き方、捜査のしかた、刑事の人柄の描き方の薄さ。人物描写が弱すぎる。

兎に角全体的に中途半端。演者さんに頼りすぎ。

血みどろで殺すならせめて笑えるか、じゃなきゃ美しく無いとね。スマートで無い時点でレクター博士に怒られろ。

漫画家さんて命削って書いてるから、こんな甘い作品書いてるように見えるのはどーだろう。

しかも、こんな風でしょって感じで映画化されたらたまったもんじゃないんじゃ無いだろうか。と、思う。

大粒 まろん