「とんでもない奴をトレースした漫画家の末路」キャラクター スモーキー石井さんの映画レビュー(感想・評価)
とんでもない奴をトレースした漫画家の末路
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予告でも謳われている通り、リアリティのある悪役をかけずにうだつの上がらない漫画家の山城がとある殺人現場に遭遇したことで、「ダガー」という魅力的なキャラクターを誕生させ、売れっ子漫画家となるが、描かれた作品の後を追うように4人家族を狙った殺人事件が次々と起こる。
とにかく結末が気になりすぎた作品だったが、
鑑賞後はどこか釈然としない感が否めない。
この作品の肝となる登場人物は2人だ。
1人は「ダガー」のモデルとなった殺人鬼の両角。
もう1人は誰とでも距離を縮めることが得意な刑事の清田。
このふたりは物語が進んでいくほどにそれぞれが役割を全うすべく主人公に深く関わって行くのだが、そこの善悪の対立的描写が印象的だった。
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