「日本人が制作する日本の面白いものが全てつまっている」キャラクター 🎍ふたこ🎍さんの映画レビュー(感想・評価)
日本人が制作する日本の面白いものが全てつまっている
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邦画って今までどうもよくも悪くも想像の域から出ず、安定感があると思っているんですが。この作品はよい意味で裏切られました。
■面白いと思う日本のカルチャー
・漫画(アニメカルチャー含む)
・漫画家の豪邸
・漫画家の編集
・ジャパニーズホラー
・サスペンス劇場
・刑事
・社畜
・神奈川県警の不祥事
・勧善懲悪
・信仰数強
・家族愛
・蛍光色
これらが全部入って「つめこみすぎじゃない?」って思うんですが、それが見事にまとまっていて面白い。
■登場人物
メインの5人のカッコよさはもちろん、漫画家の編集が有能。
立場が変わっての手のひらかえし。
やめさせない連載。
主人公が無頓着そうなのに、家の中がキレイ…っていうのが、奥さんの設定が活きているなって思った(あと、昨今の作品にありがちな「豪邸・金持ち設定なのにそう見えない」という、切なさも感じなくて最高でした/でも、金持ち設定のマンションにコンセルジュいないの?)
奥さんの腹の子供は序盤で「双子かな…?」とわかってしまったのでそれが残念
■その他
予想を上回ってくるので常にドキドキしっぱなしでした。
よい映画を見ました
映画上映後、周りの客が呆然として立ち上がれず身動きとれずに
「帰れない」
という経験もはじめてでした。笑
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