劇場公開日 2021年6月11日

「意外と良かった」キャラクター 映画鑑賞1000作さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5意外と良かった

2021年7月11日
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菅田将暉は今、本当売れっ子。本作開演前の今後の公開予告の殆どに菅田が出てる。なんだこれはwと笑うしか無い。そんな菅田と映画初出演フカセとの話題のタッグ作。脇には小栗旬と豪華。しかもオリジナル脚本。正直、話題のみでドッチラケ作品かと思ってたが、これが意外と面白かった。
殺害後に始まるスタッフクレジット、不気味な音楽と共に映し出される映像。これ、ブラピ主演作セブンの時のクレジット映像に似てる。パッパッと意味ありキモ道具や写真等がこまめに映し出され、こりゃただごとじゃ無いな感。とにかく、小栗旬が何故脇なのかや含めて、ストーリー展開が結構凝ってて予想しづらく楽しめた。
フカセに関しては、セリフ回しや表情作りが下手過ぎて、序盤は大丈夫か?と思ったが、その不安定さがキモいサイコパスさを増させ徐々にハマっていった。まあ、こういう役が似合うのかな?w
菅田の演技は、やっぱ安定で良いね。色んな役が出来る役者だとあらためて痛感。それにより、小栗旬の大根さが目立つ目立つw
個人的にはこういうサイコパス物は、もっと残酷さを振り切って欲しかったし、ラストはもっとエグい大ドンデンを期待してたからね、このくらいの評価となりました。

映画鑑賞1000作