「掴みは面白かったのに、タイトルに囚われすぎた駄作」キャラクター 松本一輝さんの映画レビュー(感想・評価)
掴みは面白かったのに、タイトルに囚われすぎた駄作
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タイトルのキャラクターに囚われすぎてて、いまいち何を伝えたいのかが理解できなかった。
この手の作品は、予告とか、掴みは面白いのだが、着地点がいまいちで面白くない作品が多い。
最後を曖昧にして誤魔化しているようにしか思えなかった。
そこにタイトルであるキャラクターとかけて、作品の内容を深めようとしていたが、上手くいってなかった気がする。
映画はエンタメだけども、エンタメとしても破綻してた。
途中までは良かったのだけど後半全く楽しめなかった。
俳優陣の演技も微妙な感じ。
小栗旬が死んだ辺りで色々破綻しすぎてて、マジで小栗旬で持ちこたえていた作品だなと…
菅田将暉とFukaseの演技はかなり良かった!が他が酷すぎた。
そしてこの内容で2時間越えは長すぎる。苦痛でしかない。
個人的な意見だか、男性と女性によっても受け取り方がだいぶ違ったイメージでした。一緒に見に行った女性や、見たと言っていた女性は面白かったと言っていましたが、逆に周りで本作を見た男性はつまらなかったと言ってました。
有名な作品だとフィンチャーのセブンのように、ダークな内容かつ、タイトルも最後に回収するという感じなのですが、本作はダーク(グロいだけ)でいまいちタイトル回収もできず、曖昧に終わらすという最悪な展開でした。劣化版セブンやんと思っちゃいました…
よくこれで配給会社も制作陣もGOサイン出せたなと言う感じ。
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