「すべてはfukase」キャラクター せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
すべてはfukase
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絵の才能はあるけどストーリーの面白みにかける漫画家志望の男が猟奇的殺人事件の発見者になったことでその事件を題材に漫画を描いていく話。
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20世紀少年とかの漫画原作者の人が脚本を描いてるので、いかにも漫画原作のようなfukaseが演じる両角のビジュアルと完全にイッちゃってるやつ感が良い。そりゃこんな漫画に出てくるようなビジュアルの犯人見ちゃったら描くしかない。
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話はキャラのない普通の主人公山城が強烈なキャラの猟奇的殺人鬼に会ってしまってそれが徐々に自分の中に入り込んでいくというのはわかるけど、その主人公が菅田将暉だと、狙ってるのか狙ってないのかわからんが、どうしても「キャラのないキャラ」に見えてしまった。逆に1番キャラがないのが中村獅童演じる刑事だった気がするわ。
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殺人中のシーンは、ほぼないけど充分そこからどんなことが起きたか想像出来る悲惨な事件現場のビジュアルがとても良し。さらに劇中漫画もちゃんと面白そうで良し。
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ただ、やっぱり邦画の説明多い問題警察やらせてください(笑)私山城の家族の秘密、わざわざfukaseに喋らせなくて良いと思う。あれぐらい空気感で読み取れるでしょう。読み取れないやつは空気読めないアホなんだからそこは置いといて良いと思うんだけどなぁ。
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