劇場公開日 2021年6月11日

「ホラー映画より怖かった」キャラクター ayakanさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ホラー映画より怖かった

2021年6月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

漫画家のアシスタントをしている
主人公の山城 圭吾(菅田将暉さん)は、
ある夜、SEKAI NO OWARIのボーカル
Fukaseさん演じる殺人鬼、
両角の殺害現場を目撃します。

山城は、その殺人鬼をキャラクターとした
サスペンス漫画「34」で漫画家デビューすることに。
「34」は大ヒット。
両角は「34」の中で描かれてる一家殺人の模倣を始めます。
やがて、両角は山城の前に姿を現すことに・・・

本作は、山城(菅田さん)と両角(Fukaseさん)の掛け合いも
大きな見どころですが、殺人事件の捜査を行う、
清田(小栗旬さん)、真壁(中村獅童さん)も
紳士的な刑事として脇を固めています。
特に、小栗旬さん演じる清田の優しさと、
高畑充希さん演じる山城の妻(夏美)の優しさは、
緊張感あるストーリーの中で、“ほっと”できる時間でした。

また、菅田将暉さん、小栗旬さん、
高畑充希さん、中村獅童さんなど、
キャラの立つ俳優陣が演じておられますので、
映画の世界に入り込んでしまいました。
Fukaseさんも初演技とのことですが、
負けていませんでした。

本編には、多数の残虐なシーンとストーリー、
俳優陣がいい感じに融合していますので、
ホラー映画よりも恐怖を感じました。
(一瞬、ドキッとするシーンもありましたしね。)

いやぁ、なかなか見ごたえのある映画でした。

ayakan