「キャラクター達の狂演」キャラクター アップルさんの映画レビュー(感想・評価)
キャラクター達の狂演
最近では珍しい完全オリジナルストーリー。
漫画原作ではなく、漫画が物語のキーワードとなる妙。
日本を代表する俳優陣の中に入っても引けを取らないFukaseの演技、独特の雰囲気。
脚本の良さを引き立てる影の功労者、照明の使い方がとても良かった。
万年アシスタントのアパートから漫画が大ヒットして豪華なマンション暮らしとなる山城の変化、住まいもキャラクターのひとつとなっているようだった。
主となる登場人物が物語の途中でいなくなってしまったり、手描きの漫画がデジタルになり、最後は手描きに戻り犯人と対戦するというという展開も新鮮に感じられる作品だった。
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