「ストーリーに突っ込んでしまった」キャラクター ふっくるんさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーに突っ込んでしまった
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サイコパス然とした深瀬さん。
私の好みとしては、
人間の延長上にちらりと見えるサイコ感が欲しかったかもです。
わかりやすさと直接的な表現で、
ドラマ感が強い映画だったかなと個人的には思いました。
始まりと終わりに出てくる四角い窓の外からのショットが印象的で、
一躍大金持ちとなった菅田さんが原点へ戻ってきたと言う意味を私は感じました。
しかし、、
辺見さんは捕まっていなくて、
ラストの誰かが見ている感じのカットも怖い…。
菅田さんは、はじめから、見た目的な特徴から劇場の山崎賢人さん感がとてもしました。
ネタバレ!しますが、
私的には、ラスト、菅田さんのあの表情+振り下ろした包丁→ぐさり→暗転…
でよかったかなぁと。
なぜなら、菅田さんのあの目がすごく迫力があったからです。そしてその後の展開が急すぎて。だから上記で終わってよかったと感じました、
すると、
誰もが人殺しになりうる。
そのような意味合いが込められるのかなと思いました。
菅田さんの繊細な演技に感服です。
また、辺見さん登場シーンは、さすが、
世にも奇妙な物語を作成しているところだと思うほど、ぞっとさせられました。
しかしながらストーリーになんでやねんとツッコミどころが…。
深瀬さん、昼間に犯行に及んで、その血で汚い服のまま夜に帰宅してる?
なぜ捕まらない?
警察の描き方雑くないか?
最後、妻のいるところに駆け込む時、なぜ警察がいない!
深瀬さん、どうして菅田くんのいる場所がわかる!
なんて、自分のそう言うところに突っ込んじゃうくせが作動してしまったぁ!
と言う感じでした。
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