劇場公開日 2021年6月11日

「怖いけど面白かった。オススメ」キャラクター Yojiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0怖いけど面白かった。オススメ

2021年6月14日
iPhoneアプリから投稿

ビッグコミックスピリッツの元編集長の長崎尚志オリジナル脚本を「帝一の國」の永井聡監督で映画化。
主役を菅田将暉、無差別殺人鬼をバンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseの二人が絶妙で見事な演技を見せてくれます。
さらに殺人事件を追う刑事に小栗旬と中村獅童、漫画家の妻に高畑充希と適材適所の配役が見事でした。
漫画家の才能の無さを痛感して苦悩している菅田将暉と狂気の殺人鬼Fukaseの迫真の演技合戦は見応えがありそれだけでも見る価値あり。
微妙な設定も登場人物たちの魅力で説得力があり最後まで時間を忘れて引き付けられました。
松田洋治演じる狂気の謎の男も物語に恐怖を添えます。ストーリーも後半二転三転し衝撃のラストまで楽しめました。
多くの方にお勧めしたい最近の邦画ベストです。EDクレジットのラストの効果音も最後まで逃さず聞いてください。

Yoji